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アウリの舌癒着症手術

もうすぐ生後半年になるアウリ。
生後2ヶ月で舌癒着症の手術を済ませました。

TBを読んでいただくと分かるのですが、ポンタは生後3ヶ月で手術をしました。
その時は舌癒着症って初めて聞くことでよくわからない部分もあって、
でも生後4ヶ月になる前に手術しなくちゃ(生後4ヶ月以降は全身麻酔が必要と
なるため)との気持ちで急いでいて、あっという間に済ませてしまったという感じでした。

ポンタの手術前後に色々情報を集め、舌癒着症は優性遺伝する形質であることを
知っていたので、アウリ妊娠中からまた手術が必要になるかなと考えていました。
実際に産まれてみると、アウリはポンタと違い、理由が分からない泣きがほとんどなく、
身体の反り(舌癒着症では気道を確保するために反りを強くする子供がよく見られます)や
大理石紋様、チアノーゼもなし、平均以下ではあるものの母乳のみで体重も増え、
何より舌が持ち上がってる!(ポンタは舌が全く持ち上がりませんでした)という状態で、
これなら手術は必要ないかなあっていう気持ちもありました。
でも、手術の効果はポンタでよくわかっているし、一見重篤な症状がなくても
呼吸を楽にした方がいいのかという気持ちもあり、まずは一度診察を受けてみることに
しました。
ちなみに、保育園の園長先生は生後1ヶ月のアウリを見て、「少しだけ舌が短い
(=癒着してるかも)かな」と言い、泣いた時に鼻の下がほんの少し黒ずむのを
即座に発見して「ほんの少しチアノーゼが出てますね。気にするほどじゃないけれど、
念のため診察してもらったら?」と言っていました。

ポンタの手術から1年半ぶりの、例の病院へ。
相変わらず患者さんでごった返しています。赤ちゃんもたくさん。
愉快な先生も健在でした。
舌の状態を見て、気道の具合を観察して、先生が一言。
「3-3ね。気道は閉じてるぞ」
そして、傍らにいたポンタを見て
「この子も手術したろう。いい顔してるからすぐわかるぞ」
???本当に顔見て分かるんでしょうか?
で、診察はおしまい。3-3というのは、最初の数字が癒着の状態、
後の数字が癒着の程度を示します。癒着の程度は3が一番強いのです。
あらあら、アウリも癒着してるのか。ちなみにポンタは0-3でした。
状態は違っても、強く癒着してるのは同じなんだ。
気道もかなり狭くなっていることが画像でよくわかりました。
その後、看護士さんから診断内容と手術について説明を受けました。
ポンタとウリタも同席したのですが、看護士さんが私たちを見て
「うん、(ポンタの時に会っているから)お母さんの顔は覚えてるわ」
と言ったので、びっくりしました。

元々、ウリタも私もアウリに手術を受けさせる意向を持っていたので、
あっさりと手術することに決まりました。
予想外だったのは、手術まで1ヶ月以上待たされることになってしまったこと。
診察は生後1ヶ月の健診終了後から受付なので、11月生まれのアウリの診察は12月。
年末年始は手術がお休みだったので、年明けの最初の手術日まで待つことになって
しまったのです。
早く手術を済ませたいと思っていたので、ちょっとがっかりでした。

2回目となると、段取りがよく分かっているので、親の気持ちはずいぶん楽ちんです。
ポンタの時と同じように、十数人の赤ちゃんが数分おきに次々と手術室に運ばれ、
アウリの手術もあっという間に終わってしまいました。
ポンタの時は、血行が悪くて冷たかった身体が、手術後ぽかぽかになって感激でしたが、
アウリは元々ぽかぽかしていたので、手術の効果はあまり実感できないかも、と
思っていたのですが・・・。
手術室から戻って来たアウリを抱っこすると、どうもおさまりが悪い。
体がむちゃくちゃ柔らかくてふにゃふにゃ。
どうやって抱っこしても、すぐに手からすり抜けてしまう。何だこれは?って思いました。
術後、私がアウリを抱っこして耳鼻科の診察台に座るのですが、先生が
「おぅ、体が柔らかくなったなあ。いいぞいいぞ。フーニャフニャフニャ・・・」
と機嫌良く歌いだす始末(『崖の上のポニョ』のメロディーです)。
どうやら、呼吸が楽になることで全身の緊張がほぐれ、体が柔らかくなったと
いうことらしいです。ポンタの時は手術の時点でかなり筋肉が固まってしまっていたので、
ここまでの変化は感じられませんでした。
ポンタはこんなにならなかったぞ、と思いつつ、スライムのように掴みどころのないアウリを
抱いて帰宅しました。

その足で、ポンタの保育園へお迎えに。
アウリが手術を受けるため、お迎え時間が遅いことを話してあったので、
保育士さんに声をかけられました。
「手術どうでした?」
「なんだか、ふにゃふにゃになっちゃって。先生は喜んでたけど、大丈夫なんですかね、これ」
「どれどれ、ちょっと抱っこさせてね〜」
アウリを抱っこした保育士さん。私たちが最も信頼している
保育士さんのひとり、Kさんです。
「あー、やわらかーい。すごく柔らかい! これすごくいい! うちの子は2人とも
ここまで緊張が解けなかったよ。こんなに柔らかくなっていい、いいよ! すごい、大成功ね〜」
「こんな柔らかくていいんですか?」
Kさんの説明によると、赤ちゃんの筋肉は十分に柔らかい方がいいんだそうです。
しっかりと緊張が解けて柔らかい状態からスタートして首が据わり、
腰がしっかりして、ハイハイして・・・と体がしっかりしていくと、極めてバランスの良い
筋肉のつき方になるのだとか。
「これは楽しみよ〜。良かったね、大成功だね」
へえ、そんなものですかい、と思いつつ帰宅しました。

その夜、アウリがニコニコと笑い始めました。
それまでも笑顔を見せることはあったのですが、なんていうか全然笑いの度合いが違うのです。
誰かが目を合わせるともう、ずっとうふふふふふふふと笑いっぱなし。
何もかも笑えちゃうんです、僕、って感じの笑いです。
今に至るまで、本当によく笑う子になりました。まだ人見知りがないので、
知らない人にも積極的に笑いかけています。とても機嫌が良くて、幸せそうに笑っています。
病院の先生によると、舌癒着症は第一にコミュニケーション障害なんだそうです。
呼吸が苦しい→生きていることが苦しいことで、その苦しさがコミュニケーションに
影響することが最も問題と考えてらっしゃいます。
アウリは呼吸が楽になることで、身の回りの出来事を十分に楽しめるようになったと
いうことらしいです。

母乳も、手術前より少し、吸いが強くなったように感じられました。
元々しっかり飲んでいたようで、劇的な変化ではなかったです。
術後の感染予防の抗生物質。これはポンタと同様に腸内細菌がやられてしまったようで、
すぐに中止しました。

術後1週間の検診、1ヶ月の検診も無事終了。
「よく笑うなあ。身体もすごく柔らかくていいぞぉ。(手術の)傷も全く問題なく治ってる。
再癒着もなし。大成功だ」
と言わました。閉じていた気道が大きく開いているのも画像ではっきり分かりました。
最後に
「どうだお母さん、手術して可愛くなっただろう」
と言った先生。これ、決まり文句らしいです。
手術しなくても、子供は可愛いものなんですが・・・まあ成功ってことでよかった。
ポンタの時はここまで大成功と言われなかったし、今回一緒に手術した赤ちゃんの中でも
ひとりだけベタ褒めされたので、多分すごくいい結果になったのだと思っています。

やっぱり舌の手術はすごいなと思ったのでした。

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