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<福島原発事故>「炉心溶融基準知っていた」東電幹部認める

毎日新聞 4月11日(月)21時8分配信
 
 東京電力が福島第1原発事故時、核燃料が溶け落ちる炉心溶融(メルトダウン)を判断する社内マニュアルの基準に気付いていなかったとする問題で、東電原子力・立地本部の岡村祐一本部長代理は11日の記者会見で、事故前から基準は知っていたことを明らかにした。東電幹部で基準の把握を認めたのは初めて。

 基準では「炉心損傷割合が5%超」で炉心溶融と定義。岡村氏は「基準は社内で20年ほど業務をしている中で知った」と話した。事故当時は水処理関連施設などの復旧業務に就き、「(炉心溶融を)判断する立場ではなかった」と話した。

 基準の有無が問題視されていることに気づいたのは「記者会見担当になった昨年8月以降」と説明。一方、東電は今年2月、「2月まで5年間、誰も基準に気付かなかった」と公表。説明が食い違っている。

 この基準に従えば、事故から3日後には炉心溶融を判断できたが、東電がシミュレーションした結果、認めたのは2カ月後だった。東電は第三者検証委員会を設置して経緯を調べている。事故時のマニュアルの扱いや「発見」の経緯が焦点となっている。【渡辺諒】




おいおい、『幹部』が『メルトダウン』に関して、殆ど無知だったということですか?
では、『メルトスルー』なんていうワードさえ知らないのでは?

もしかして『原子炉に火を入れる』という表現をそのままだと思い込んでいるのでは?
『原発と火力発電の違い』も判らないのでは?

そもそも、『燃料棒』を作るまでの過程や費用なども知らないのでは?

ところで、アナタは『素粒子の大きさ』を知っているのですか?


古代ギリシャでは、

『火・空気(もしくは風)・水・土』の4つを『4大元素』として考えられていたそうです。
現代では『火』は『プラズマ』であり、『空気、水、土』などは『分子や原子』で出来ていると判っています。

そして、『分子』は『原子』が結合したものです。
ですから、『原子(アトム)』がモノの最小単位だと思われていたんですね。

『アトム』とうのは『これ以上分割できないもの』というような意味だそうです。

ところが、科学がどんどん進み『原子』も『原子核と電子』で出来ていると判ってきたのです。
更に『原子核』は『陽子と中性子』で出来ているのも判ってきました。
そして、『中性子』は『陽子と電子が合体したもの』であることもね。

で、その『陽子や中性子』が何で出来ているのか?を考えたのです。
これらは『クォーク』と呼ばれる『素粒子』で出来ていると考えられています。

つまり、『原子核』というのは『分割することが可能である』ということなんですね。
同時に『原子核を合体させることも可能だ』と判ってきたのです。

ただ、その際に不思議なことが起こります。

例えば『原発の燃料』である『ウラン235』ですが、これは『原子番号』が『235』ですから、『陽子が235個ありますよ』ということです。
これに『中性子』をぶつけてやると大体『2つに分かれる』のです。
(3分の1と3分の2に分かれるパターンが多いようですが)

色々な分かれ方があるのですが良く聞く物質の一つに『セシウム137』というのがありますよね。
片一方がこれになった場合、もう一つの『ペア』で出来る物質は『ルビジウム95』と決まっています。

ここで、『何かちょっと変じゃない?』と気が付いた方はかなり鋭いですね。
そうです『陽子の数』が合わないんです。

『ウラン235』が分解されて『セシウム137』と『ルビジウム95』だったら、『陽子が3個』足りませんよね。
235−137−95=3

この『居なくなった3個の陽子』は一体どうなったのでしょう?
これは『中性子2個』として、飛び出し、それが次の『核分裂反応』を起こしたりします。
他の『ウラン235』に衝突するんですね。

しかし、それでもまだ『1個の陽子』は行方不明です。
実はこれが『エネルギーに変換する』のです。
要するに『熱』となって取り出せるんですね。



この熱でお湯を沸かして水蒸気を作り、タービンを回して発電するのです。
この部分は火力発電所と全く同じです。


『原子炉に火を入れる』というのは最初に『中性子』を人工的に銃で打ち出して、燃料のウラン235に『核分裂を起こさせること』です。

『火力発電所』では燃料である原油などに文字通り『火をつける』のですが、『原発』の場合は『火をつける』のではありません。
『中性子銃』で『中性子』を打ち出し、『ウラン235』に『核分裂反応』を起こさせるのです。

上に書いたモデルでは『核分裂』によって飛び出した『中性子』が次の『ウラン235』に衝突して、どんどん反応が進むと表現しました。
最初は『1つ』の『ウラン235』が『核分裂』を起こすのですが、それによって、多くの場合、『2つくらいの中性子』が飛び出し、次は『2つ以上のウラン235』が『核分裂』を起こします。

これでどんどん反応が進み、巨大なエネルギーが取り出せるということです。
ただし、何処までも反応が進むと『エネルギー量が大き過ぎる』という状況になってしまいます。

これを『超臨界』と呼びますが、その際に発生する熱は非常に大きいので、原子炉自体を破壊してしまいます。
それでは困るので、様々な方法で『反応が進み過ぎないように』設計されているのです。

勿論、『ウラン235』から出てきた中性子が少な過ぎたり、次の『ウラン235』に上手く当たらなかったりすると『反応が足りない状況』になってしまいます。
これでは思うほどの熱を取り出せませんよね。

要するに『中性子のスピード』が問題で、速すぎたり、遅すぎたりしないような構造がちゃんと出来ています。
そして、『丁度いい核分裂反応』つまり、『臨界運転』が出来るように設計されているのです。


『超臨界』になる原因で一番多いのは『原子炉が熱を持ちすぎた場合』です。
要するに『冷却』が出来なくなると『超臨界』を起こして、原子炉は破壊されてしまいます。

『福島第一原発』の場合は『地震』により、自動的に『制御棒』が降りましたので『超臨界』は避けることが出来ました。
しかし、『放射性物質』というのは『不安定』ですので、『中性子をぶつける』というようなことをしなくても『勝手に崩壊する』のです。

この『放射性崩壊』でも、どんどん熱と放射線が出て来てしまいます。
これも『冷却』が出来なければ、『燃料棒が溶けて落ちてしまう』のです。

これを『炉心溶融(メルトダウン)』と呼びます。
熔けた燃料は『炉心の底』に溜まってしまいます。

勿論、その状況でも『冷却』が出来なければ、どんどん熱が溜まり、最終的には『メルトスルー』、つまり『格納容器』の外に燃料などが漏れ出すという状況が起こるのです。

東電は5年経った今でも認めていませんが、まず、この『メルトスルー』まで起こっていると思われます。
つまり、放射性物質が環境中に大量に出てしまっている可能性が極めて高いのです。


そもそも『幹部がメルトダウンの判断基準を全く知らない』などということはあり得ません。
そんな風に言っているのは『メルトスルー』を認めないための布石であろうと考えるのがもっとも自然です。
(事故の初期には『メルトダウン』も認めていませんでしたよね。)

一般の方で『メルトダウン』と『メルトスルー』の違いを正確に知っている人はそれほど多くはないようです。
しかし、もし、本当に『メルトスルーが起こっている』とすれば、『環境中に放出されてしまった放射性物質の総量』が桁違いに多いということです。


これは『量子論』の分野になるので、非常に理解は困難ですし、我々の常識とは大きく異なる現象が起こります。
よく聞くワードに『半減期』というのがありますが、これは不思議なことに『放射性物質の総量に大きく依存する』のです。

極めて大雑把にですが、ご説明しましょう。

『半減期』というのは『放射線を出す能力』つまり『放射能』がどういう風に減少していくかの基準です。
仮に『半減期が100日』という放射性物質があったとしましょう。
これの放射能は『100日』という『1単位』で『半減』するのです。

ただし、『全ての放射性物質の放射能が半分になる』のではありません。
仮に『100個』だった場合は、『50個』が別の物質に変化しますが、残りの『50個』は最初と全く変わりません。
まぁ、それでも『100個』が『50個』になるのですから、トータルでは『放射能は半分になる』とは言えます。

では、『100個』の場合にどうなるかを計算してみましょう。
(面倒なので少数点以下は切り捨てますね。)

『100→50→25→12→6→3→1→0』となるわけです。
この場合は『7サイクル』で安定するのです。

『半減期が100日』とすれば、『700日』ということです。

では、『総量』が『1000個』だったらどうでしょう?
『1000→500→250→125→62→31→15→7→3→1→0』
という風に『10サイクル』必要です。

つまり、『1000日』掛かるという事です。

ではこれが『1京』とかだったら、一体どれくらいの時間が必要なのでしょう?


このように『環境中に出てしまった放射性物質の総量』によって『安定化するまでの時間が大きく異なる』のです。
これが『量子論』の不思議な点で、我々の常識とは大きく異なります。

そういう性質は『モノの大きさ』に大きく依存しているようなのです。
『素粒子』と聞くとまるで『粒』のように感じますが、『素粒子』は『粒』でもあり、同時に『波』でもあるという性質を持っているのです。

その理由は未だに判っていませんが、、、、、

そういう性質を持っているのは『非常に小さな』サイズでしか起こりません。
分子サイズなどでは殆ど『量子の性質』は観察されませんが、その境目がどの大きさにあるのかさえも判っていないのです。

ともあれ、『油が燃える』というような『化学反応』とは全くサイズからして異なり、性質も大きく違います。

火力発電所などでも事故が起これば、様々な被害が想定されます。
しかし、原子力発電所の事故による被害というのは全く異なるプロセスで起こりますので、現状ではそれを完全に防止する手段は見つかっていません。

『放射性物質は放射線を出します』が、これを『止める手立て』を我々は知らないのです。


結局、東電は『メルトスルー』を絶対に認めたくないのです。
ワタクシはまず間違いなく、熔けた『燃料』つまり、『放射性物質』が地下水などの環境中に大量に出てしまっていると思います。

アメリカの調査団などの意見では『4京ベクレル以上』と言われているのですからね。

政府や東電の『意見』は異なり、非常に少ない見積もりを発表しています。
(日を追うに連れて、徐々に増えていますが、、、、、)

結局は我々庶民の『原子力』というか、『放射性物質』などの知識が余りにも不足してるのです。

特に基本である『量子論』などは大学のかなり専門的な分野でしか教えません。
そういう学部であっても『入試』では『量子論に関する問題』などは出る筈もありません。

それはどんな進学校でも教えませんからね。
高校で教えないことが『入試』に出る筈もありませんから。

その結果、理数系の大学、学部を受験する学生さんでも『量子論』に関してはほぼ無知と言えます。
(ごく一部に個人的に勉強している人はいるかもしれませんが、、、、、)


そういう『庶民の無知』というか、そもそも文科省が教えもしないのですが、そこに突け込んで『安全です』と言い続けているのです。
アナタはそれを信じますか?


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