荒木エフマシン技報

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デンスバーの丸棒よりスリーブを削り出し。
外径63φ 内径58φを目指します。


ウチが持っている中で一番ぶっといドリルで穴をあける。

イメージ 1

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鉄鋳物を削ると、粉が出てきて稲刈りの時みたいに鼻くそ真っ黒になります。
鋳物の成分は非常に炭素が多い。たしか理由は溶かして流し込む時の流動性を確保するためやったと思います。
よって型に流し込んだあと冷える時、炭素のまわりに焼きが入り、硬くなります。
その硬い粒は、鋳物の内部に割と均一に分布しています。

イメージ 6

削って切り粉になると砂状になります。
これが工作機械の摺動部に入ると硬いのでじゃりじゃりになり、めっちゃ摩耗する。
中古機械を買うときは鉄鋳物をやっていた奴は避けた方がいいです。
アルミ鋳物やアルミをやっていた奴がお勧めです。
この炭素の硬い粒のおかげで、シリンダーの内壁表面には摩耗速度の違いよる微細な凹凸ができ、油だまりを形成しているそうですが。

イメージ 3

ドリルが終わったら、次はボーリングバーで広げます。この時点で57φにします。

イメージ 4


そしてスリーブが出来たところの写真は無く、
ロックタイトとシール材を塗ってスリーブをシリンダーブロックに入れます。
そのあと、NCでボーリング。
旋盤の段階で仕上げていても良かったのですが、圧入の縮み代があるのでスリーブを入れてからボーリングします。

イメージ 5

これはスリーブの中心座標を探しているところ。

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ないものは作ってしまえ!の精神が素晴らしいです。

完成が楽しみです。

2015/3/15(日) 午前 10:20 [ GTS ] 返信する

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ありがとうございます!

2015/3/15(日) 午前 10:42 [ 荒木エフマシン ] 返信する

中華150ccボアアップキットって実際は139ccくらいしかないんですよね?
ybr125愛好者のブログでインプレを見たんですが一応使えるみたいでした。ですが圧縮が上がってセルがかかりづらいとの事。
ボアアップキット自作するなんて、ブログ見てて面白いです。毎回チェックしてます。

しかしヤフオク見るとybr125のエンジンって安いですね。

2015/3/15(日) 午前 10:42 [ hanamaru_seven ] 返信する

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本ブログ見ていただいてありがとうございます。

そうですね、中華のキットは57φなので137.73ccですね。
ストロークは54mmです。
このピストンでは圧縮は割と低くなりました。(測っては無いですが)
セルが重たいと言うことはありませんでした。
YBRのエンジンはバランサーも付いてて作りはしっかりしています。YBR自体が新興国に広く販売しているバイクですので個体数はそこそこ多く、安いみたいですね。
ノーマルでは乗りやすさに重点が置かれているようで、バイク愛好家が好むようなパワーの谷はあまりありません。

2015/3/15(日) 午後 8:24 [ 荒木エフマシン ] 返信する

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