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モーターパラグライダー

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先日。モーターパラグライダーのクランクサイドベアリングを交換しました。
 
ベアリングを外したら、捨てる前に恒例のエアーで高速回転・・・
やりました。
畑に突っ込んで止まりました。
 
 
持ってる手にはめっちゃジャイロ効果を感じます。
 
車のデフのサイドベアリングとか、もっとでっかいベアリングでやったらどうなるんやろーな?
 
さらに大きい水力発電所の発電タービン用のベアリングとかでやったらどうなるんやろ?家がなぎ倒されていくのやろか?
だとしたら男塾の1話で使えるな・・・
分解ができたので次はクランクのメンテナンス。
クランクサイドベアリングは通常、圧入になっています。
 
うちは特殊工具を持っているので難なく外せるのですが、
イメージ 1
 
クランクサイドの片方は6304(普通のやつ)、もう片方は4304 ATN9(舶来もん)。
なので4304ATN9の方に特工が入りません。
 
考えた挙句、
 
イメージ 2
 
ベアリングに鉄の輪っぱを溶接してプ―ラ―をかける所を作り取ることに。
この輪っぱ、その辺にあった鉄の棒を使ったのですがクロモリの調質かもしくは焼き入れ焼き戻しやったらしく、旋盤で削る時めっっさ堅かった。変なとこで苦労してしまった。
 
 
取れました。
で、組む時は普通に組んで完成。
 
イメージ 3
 
けど結局、溶接ではエンジンのパワーに耐えれず、結局クラックが再発しましたとの連絡が。
再度分解し、溶接するもまたも再発。
深くまで開先を取って盛ればもう少し強度は稼げますが、ベアリングの収まる部分の真円が狂いまくってしまいます。
 
もうこれ以上はしょうがないかなとの判断。
結局ケース交換にて対応することにされたそうです。
ヒビは溶接で修理するのですが、ヒビの中にオイルがしみ込んでいます。
溶接する時にはそれが蒸発してきて沸いてしまい、溶接できなくなってしまいます。
なのでバーナで炙り、油っ気を飛ばします。
けど時間があれば電気コンロで長時間やった方が綺麗に飛びます。

イメージ 1

開先も取ります。

そして何回も沸きつつも削っては盛り、削っては盛り何とか溶接完了。
石鹸水で確かめたところ漏れはなさそうでした。

イメージ 2

次はフライスにセットしてオイルシールの穴をボーリング。
オイルシールの穴には内側からもビードを盛ったのでボーリングヘッドで穴を開け直しました。
イメージ 3

次はクランクシャフトのベアリング交換です。

イメージ 1
 
持主さんは中古で買ったそうなんですが、調子はいいのになんかオイルでびちゃびちゃになるそうで、原因を探ったところ、クランクケースにヒビを発見したそうです。
 
で、溶接で埋めれまへんかとの事です。
できると思いますが、100%の成功は保証できないとお答えした所、それでもいいのでやってくださいとの事。
やることにしました。
 
まず、プーリーをばらしていくとスターターギア(セルモーター噛む所)のネジ穴が2つドリルで揉まれて無くなっていました。
 
けどこれで正常にエンジンかっているのでまあ残りのネジで強度はあるのでしょう。
下手にいじったら逆に悪化させてしまうかも知れないのでこのままにしておくのかどうか悩む所。
ほじくられまくって完全にネジ山が無くなっているのでこのままタップ立て直すのは不可。
 
イメージ 2
 
プロペラのプーリーベアリングを取ってみると、
 
イメージ 3
 
なんか磯臭い、たぶん海で飛んでて何かの拍子に水没してウォーターハンマー食らったんでしょう。
 
バラしついでにベアリングとオイルシールは全部交換してくださいとの事だったので発注しました。
プーリーベアリング
クランクサイドベアリング
クランクサイドオイルシール
これだけ注文しておきました。
このエンジンは舶来もんだったのでベアリングはすべてSKF製(ウィキぺディア)でしたが同じ品番で国産品を注文。
唯一クランクサイドの片方だけが複列ベアリングで4304 ATN9 っていう聞いたこともない番手でした。
国内メーカーに規格がありませんでしたが、調べたらSKF製があったので注文。
舶来もんにしか規格ない奴があるんやと感心。
初めて知りました。
 
オイルシールはNOKにラインナップが無く、ちょっと焦りましたが武蔵オイルシールにあったので注文。
材質はガソリンと熱に耐えなければならないのでフッ素ゴムです。
SKFはオイルシールも作っているのでもしかしたらオイルシールもSKFに規格があったのかも。
 
結局モノタロウで全部揃いました。
 
 
結構派手にヒビ入ってます。
イメージ 4
 
イメージ 5
イメージ 1

プロペラの軸受は偏芯シャフトでベルトの張りを調整する方式、プーラーでベアリングを抜いて新品に交換、圧入だったのでちゃんとC3のクリアランスのベアリングが使ってあった。

イメージ 2

フレームの方はあつボンが担当、ごっつ曲がっていたので剛性の要所を切断。
そうすると弱くなるのでドツきまわして修正。

イメージ 3

A7N01のパイプで切断した部分を再度新たに製作してこの日は終了。(写真なし)

で、あつボンが田植えでいなかったので私が溶接する事に。
溶接するところの塗装が取れなかったのでネオリバーで剥離。

イメージ 4

で、TIGで溶接。したけど写真なし。

イメージ 5

一方、プロペラはたっつあんが修理、中で何かがカラカラいってたので割れた隙間を弾力で広げて振って中の破片を除去。
その後ポリエステル樹脂で接着。パテ盛り。

次の週、溶接終わったやつをあつボンが塗装。
イメージ 6

塗った次の日に組立て、エンジンマウントのブッシュもヒビが入っていたので、調べまくってイマオコーポレーションの製品と分かり、発注、交換。

イメージ 7

ガソリンホースの取り回し等が分からなくなったので納品時、イットクさんに見てもらうことに。

イメージ 8

で納品当日、イットクさんとともにかなり長時間作業しご迷惑をお掛けしながら、完成。
この時点でガソリンホースの劣化に気付き、交換もしました。

イメージ 9



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