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タイヤも嵌めたし、ブレーキシューも組立出来たし、ホイールベアリングも組立出来た。
ブレーキパネルとホイールを組もうとしたところ、入らへんやん!
ちょっとシューが分厚い模様。
リアは入ったが、フロントは入らない。
仕方が無いので、固定する簡単な冶具を作り、旋盤で切削しました。
固定は本体のみ。
シューはフリー、リターンスプリングによって閉じているのみです。
遠心力で遠心クラッチみたいにシューが開いたら怖いので低回転で削りました。
チョンと当たってから4mm切り込んだところでブレーキドラムに入るようになりました。
けどそれでも全周削れてはいません。
結構摩耗初期の時は一部分しか当たっていないみたいです。
削ったことによって真円度が矯正されて良く効くようになったと思います。
それと気づいたんですが、
CL72シューは片方が穴ですが、今日びのシューは片方が半円です。
↓これはSR400
CL72は穴とピンで融通なく固定されているので初期なじみが終わるまで全面接触しません。
SRのシューはフローティング性があるので、ある程度のズレは吸収され早い段階から全面接触になっていると思います。
結果、制動力の安定性は今日びのシューの方が優れていると思います。
片方がピン穴だと、初期なじみ中は4輪だと勝手にハンドルが切れてしまいそうですね。
スピードメーターケーブルやブレーキワイヤーはリプロ品で新品が出た。
やっと組立て出来た。
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CL72 ホンダ
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スプロケを交換したのでベアリングの交換です。
ここにも現代のバイクと違う点が。
普通バイクのホイールベアリングは左右両方ドン突きなのですが、これは片方フリーです。
最近、ホイールベアリングを抜くときは溶接して抜いてます。
スピードメーターギアも洗浄してグリスアップして組み付け。
ここのオイルシールは汎用品が使えました。
こんな感じでOH完了。
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リアスプロケットが減ってもうてラチェットのギアみたいになってしまっているので交換です。
乗り物の緩んだらやばいところには緩み止め措置が施してあります。
これの場合はロックワッシャー。
そのロックワッシャーを起こし、ナットを外します。しかし、なぜにこんなに削れているのか。
外しました。ワイヤーロックの穴が開けてあります。
これを使ってワイヤロックをすればロックワッシャーを使わずとも緩み止め出来ますね。
ちょっとだけ軽量化も出来る。SR400もロックワッシャー式なのでこの穴開けたろうかな?
けど加工工数とかを考えると3種の薄いUナットの方がいいかもしれないけど。
ナットは新品に換えようと思いましたが、無理でした。サイズが汎用サイズじゃないです。
ワイヤーロックの穴をあけるためにちょっとネジに対し大きいナットサイズなのでしょうか。そういやSRのナットもそうだ。M8なのに対角17mmだ。
仕方が無いのでひとつひとつタップで穴を修正し、外形の削れて盛り上がったところはやすりで修正。
めっちゃ時間かかる。
スタッドボルトの方はダイスで修正しました。
その最中気がついたのですが、チェーンが外れた跡がある!
ということはナットの傷もチェーン外れた時の傷跡なのか?!
うおー、激しいな。
チャリ機ではよくあることですが、バイクでは見たこと無いです。
大惨事だったでしょうね。チェーンだるだるで走ってた模様。
通常の何倍も工数かかって作業完了。
スプロケットは純正の新品が入手できました。
しかし、このチェーンサイズは530なので、純正部品が入手できなくなった場合、工業用の汎用品のブランクを加工すれば製作出来なくはないです。
ウチは椿本チェインのブランクを使います。ちょっとバイク用に比べ、「ローラーの径」と「スプロケットの谷の径」のクリアランスが少ないですが今のところ問題無く使用できています。
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タイヤが届いたので交換しました。
旧カチカチのプラスチック化したタイヤを外し、リムの内部をチェック。
そこそこ錆びてたのでサンドペーパーで磨き、POR15を筆塗り。
リムバンドも交換。ダンロップの品番151511。
そしてホイールベアリングを溶接して外す。
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リアスプロケが結構な摩耗具合なので、スプロケットとチェーンをセットで交換します。
さて、チェーンを換えるだけなのに横のカバーを丸ごと外します。
なんでこんなごっついねや。
開けた瞬間
ポローン!球が出てきました。
回収に成功。無くさなくて良かった。
これはクラッチのロッドの球です。
そして。カバーの中を見てみると
何という土の量!史上最高です。
なんぼ程蓄えとるねや。
カバーの方も土だらけ、キックのリターンスプリングはぜんまいバネ、ハーレーみたいです。
これは丸ごと灯油にドボン浸けて洗います。
チェーンをグラインダーで切ってると、何とクリップ発見。
今日び530のチェーンはほぼ絶対カシメですが、これはクリップ式です。
土を掻きだしたところ。↓なんぼ程出てくるねん。
史上最も土の出てきたバイクとして、荒木エフマシンの歴史に名を残すこととなりました。
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