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ひとつ前の記事でKSR110とKSR1、2のステムは同じと書きましたが、やっぱし違ってた。
ハンドルロックがかかる位置が違う。
KSR2はもちろんハンドルストッパーが当たっている位置でハンドルロックがかかるが、
KSR2の車体にKSR110のステムを付けると、ハンドルストッパーに当たるちょっと手前の位置(3mmぐらい手前)でハンドルロックがかかる。
だからハンドルストッパーの「チボ」の角度・・・すなわちハンドルの切れ角がKSR110の方が広いのか、もしくはステムシャフトに掘ってあるハンドルロックの溝の位置が違うのかどっちかです。
販売するときはKSR1、2に組んだらハンドルロックの位置がハンドルストッパーに当たる3ミリぐらい手前になることを説明したうえで販売するか、KSR110専用品として売るかどちらかにしないといけないようです。
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カワサキKSR
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鈴鹿ミニモトに参戦しているカワサキKSR110
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***後日追記***詳しく調べたら全くの同一寸法ではないことが分かりました。
なんやかんやでずっと止まっていたけど、もうええ加減早く発売したい。
で、状況はと言うと。
モノはもう出来ている。
以前、ステムシャフトはノーマルやったけど装着できるか確認してお客さんに納品したことがある。装着上問題はない。
あと残る作業は、
1、量産用冶具の製作
2、外注部品は外注先に見積もりを出す
3、A7075のステムシャフトにはまだハンドルロックの溝を掘っていないので掘る。
4、KSR110 とKSR1、2のステムの部品番号は違うけど何が違うのか?ハンドルロックに影響は?
5、JANコード割り振って、説明書作って商品写真撮って取引先各社に発売の連絡。
で、こないだ3はやった。ハンドルロックがかかることは確認した。
4は、今KSR2の車体は持っているけどKSR110の車体は全部売ったので持っていないので、KSR110のステムだけヤフオクで落とすことにした。
けど、忘れてて落ちひんかったのでフロント丸ごと買うことになってもうた・・・もう他にはKSR110用のステムは出てなかったのです。
で、届いたのがこれ。
あとタイヤとブレーキも全部付き。
で分解して比較してみると。
寸法は全部一緒。
KSR2の車体にKSR110のステムを組んでもちゃんとハンドルロック使えます。
どこがちゃうんかと言うとステムの固定方法。
KSR1、2は溶接であるのに対し、KSR110はスプリングピン止め(多分圧入併用)。と言うことはKSR110はスプリングピンを取ればステムシャフトがすんなり抜けるのでいろんなもんに流用出来るのかな?
確かめたのはこのKSR2↓御苦労さん。春からたっつあんが乗るそうで今ちょこちょこ修理しています。フォークもOHしてかなりびしっと仕上げています。
ということで一瞬で役目を終えたKSR110のフロント。
せっかく買ったので更に何かパーツ開発でもしてみるか。
あと今日、外注品の見積もりは投げたのであとは量産冶具の製作のみ。これはたっつあんにやってもらおう。
3月から就職決まったそうなんでそれまでになんぼか進めてもらおう。
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弊社ではKSR110用の軽量クランクを売っています。
純正品を加工して製作しています。
レースで何回も試したのでかなりの自信作です。
今回は弊社の仕様よりも重いクランクを製作してほしいのとの依頼を受け、ちょっと重いクランクを製作致しました。
依頼主様は高回転が多少犠牲になっても、振動を減らす方向に持っていきたいとのことでした。
クランクシャフトは精密なのでちょっと気を使う作業です。
これを担当するのもあつボン。
分解。
外周削り込み
冶具を使ってカット。
コンロッドを磨いてサンドブラスト、芯出し、溶接。
クランクサイドベアリングにはロックタイトを塗布し組み込み。
何故かKSR110はここの嵌め合いが緩み、ベアリングが空回りしてクランク軸が削れて痩せてしまう事例が多いので接着して対策です。
完成、出荷致しました。
クランク芯出し、ワンオフパーツ製作は
メール↓
またはこちら↓
までどうぞ。お問い合わせください。
この車両の次の製作予定は何件か見積もり依頼いただいていますが、まだそこそこ空いています。
1年に何台も作れるものではないのでお早めにどうぞ。
FRPはマスター(原型)からの製作も行っております。製作例
また研究者や企業向けの装置等も製作しておりますのでそちらも上記メールにお問い合わせください。
機械装置、制御装置も製作しております。 |
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TZM250Fを製作した時に編み出した技、
燃料計の無い車種に燃料計の取り付け。
今回はKSR2にやります。
取り付けるメーターはこれ。武川製です。
メーター本体は難なく取り付け完了。
手間がかかるのがセンサーの取り付け。
センサーはこれです。浮きがガソリンの中に浮かんでて、その位置で残量を検知する仕組み。各メーカー機構は大体一緒です。今回は運よく程度の良い中古タンクを用意できたのでリーズナブルに用意することが出来ました。
まずガソリンを抜いて蓋をあけたままでしばらく置いておき、中を乾燥。 センサーを取り付ける部分を切開します。
他車種のタンクから切り取ったセンサーの土台部分。
これをタンクに溶接します。
取り付けができました。
溶接するので当然その部分の塗装は剥がしています。
だから裏側だけ塗装。
組んでしまえばほとんど見えなくなるけど凄く裏側がきれいになりました。
もちろんウレタン塗装。
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KSR110用ブン回るクランク
製作しました。
コンロッドも研磨しています。
ウエイトは最適な重さにカットし、ナイフエッジを付けます。
これが加工前
これが加工後
そして芯だし組み立て後クランクピンとクランクウェブをTIG溶接します。
これでムキムキです。武川製スーパーヘッドの併用で13000rpm回りました。
クランクのオーバーホールは、いろいろな車種をちょくちょくやってますので、クランクのオーバーホールをお考えの方は、info@arakifmachine.co.jpまでメールでご相談ください。 |


