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あなたが「コバナノコウモリソウ」を探しに中島台を訪れたのは、ジリジリとした夏の暑さが残るひと月前のことでした。
赤川の橋を渡った階段周辺で写真を撮り、導水路のあたりでは、あなたが写真で見せてくれた、葉の形が三角形に近い個体を見つけ少しテンションが上がりました。そして「花の大きさや形から、葉の形とは関係なくみんなコバナノコウモリソウ(チョウカイコウモリ)かもしれない。あとで資料を送ります」ということで、わくわくしながらその封書を待つことになりました。
あなた(千葉のI氏)からの手紙が届いたのは、それから三週間後のことでした。そして残念なことに中島台で見たのは「オオカニコウモリ」らしい結論であると書いてありました。コバナノコウモリソウとオオカニコウモリは植物体の大部分が見分けがつかないほど似ていて、小さな花の先が5っに割れているか8っに割れているかで違うみたいでした。
あなた(千葉のI氏)から送っていただいた資料などを参考にして、私のほうもコウモリソウ属その他についても少し調べてみました。
学名にチョウカイと入っているのになぜ和名はコバナノコウモリソウなのか、コバナノコウモリソウの標本基準地はどこか、といったことも気になったのですが、最も重要なコバナノコウモリソウがどこにあるか?については、かなり信頼できる資料にいきあたりました。
2011年に山形県から出された「鳥海山における希少野生生物保全調査報告書」のなかに、植物目録があってそこに「コバナノコウモリソウ」が載っている。そして幾つかの調査箇所があるなかの一つ「幸次郎沢、月山沢」で確認されているみたいでした。鳥海山の六合目?、標高だと1100とか1200メートル?あたりか。
鳥海山にはこれからも登ることがあると思うので、その時には探してみたいと思います。
また、ツムラの「植物研究雑誌」の「秋田県産コウモリソウ属(キク科)の一新種、オガコウモリ」のなかに、
「・・・・・、オガコウモリはコバナノコウモリ(チョウカイコウモリ)に最も近い。・・・・・オオカニコウモリは葉身が偏五画状腎形となる点でオガコウモリに似ているが、花序が散房状になる別の一群の植物であり、・・・」といった記述もあったりして・・。
いくらか不確定な要素があるのでしょうか。そんなことも含めて、東北に来られることがあればまた中島台にお立ち寄りいただきたいと思います。
情報や資料等ありがとうございました。またお会いできることを
楽しみにしています。
そろそろ能力の限界に近づいてきました(笑)。植物についてはまったくのド素人だし、書簡風の文章も誰に向かって書いているのか破綻気味、ブログに似合う記事かもまったく疑問です。あとは「千葉のI氏」と読んでくれている皆さんのご協力が・・・。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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中島台の「花」・「植物]
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コメント(6)
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千葉で普通のサラリーマンをしているというその人は「この中島台にカニコウモリという植物があるのですが知ってますか」と聞いてきた。
何年か前にその地味な植物が話題になったことがあって、どいう経緯だったか忘れてしまったのだけれど「カニコウモリ」という不思議な名前であることがわかった。そんなこともあって「カニコウモリだったら知ってますし、まとまって生えている場所もわかります」と答えた。
すると一枚の写真の載った紙を出して「こんな感じに先のとがった
三角形に近い葉の形をしたの見たことありません?」と言うので、「?・・・」と首をかしげると、「これコバナノコウモリソウというのですが、チョウカイコウモリともいうんです」。 !、植物で頭にチョウカイとつくのは、「チョウカイアザミ」と「チョウカイフスマ」ぐらいしか知らないし、私が初めて聞く名前だった。
あとで調べて解ったことですが、Parasenecio chokaiensis(kudo)kadotaが正式な学名みたいで、P・・・がコウモリソウ属のことらしい。
ハヤチネコウモリやオガコウモリというのもあって、どちらも学名にhayachineやogaと入っているが、チョウカイの場合は学名にchokaiと入っているがコバナノコウモリソウになっている。
その後、二人で赤川の橋を渡ったところや導水路などで写真を撮り、あとで資料を送ってもらうことにしたが、あれから二週間ほどになるが・・・。
「wikipedia」「野山の花たち ー東北と関東甲信越の花ー」「ツムラ 植物研究雑誌」などを参考にしました。
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