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女系天皇に関しては、過去何度も記事にさせて頂きましたが、いよいよ20日からの通常国会に提出する方針に「変わりない」(小泉首相)ことになりました。 自民党内では、女性・女系天皇容認に対して慎重論が多くあることから、小泉首相は自民党は採決にあたり党議拘束をかけるのかとの問いに「それはそうだ」と答えたそうです。 自民党議員の間においても、反対論が多いにも関らず、有無を言わせず党議拘束をかけるという暴挙に出ようとしています。 ◆党議拘束とは…党の決定(党議)で、その党に所属する国会議員の一票を拘束すること。従って、党の決定に従わない一票を投じた者は、処分の対象となる。 反対だから、自民党が党議拘束かけることに対して、暴挙と言うのだろうと思われるかも知れません。 が、賛成に方から見ると、当然だという受け止め方になるのではないでしょうか。 実はここが問題なのです。 その意見に賛成であっても、手法についての議論がなされないのは大変危険です。 賛成であれば、反対であれば、何をやっても良いというところにまで到達してしまうのです。 賛成であるが、ここは少し。反対であるが、賛成意見のここは理解出来る。お互いを認め合う謙虚な姿勢を忘れてはいけないのではないでしょうか。 そのような発想をすれば、新たな発見をし、一回り大きい幅のある人間になると思います。 そのためには、一度相手の立場になって考えることは、極めて重要なことだと思っています。 郵政民営化など一連の行政改革との違い郵政民営化法案の時も多くの自民党国会議員は反対でした。ところが、小泉首相の「郵政民営化賛成か反対か」という衆議院選挙で、圧勝したことから世論は賛成しているとして、自民党内の言論封鎖が行われました。 今回もまた多くの自民党議員が反対で、世論調査でも女系天皇容認の声が多いです。 こう見てみると、ほとんど同じ図式のように思われます。 異なる点は、肥大した行政組織と官僚と民間の持たれあい、癒着の構図が歴然としていたところと、各国会議員が、しがらみがあるために、思い切った改革が出来なかったという点にあります。 今回のこの女系天皇容認のための皇室典範改正については、そうした、しがらみや癒着と言ったところがほとんどないと言える事柄であることです。 従って、純粋に議員それぞれが自らの信条で、一票を投ずれば良いと考えられる事案でありますから、党議拘束をかけることの意味合いが全くわかりません。 なるほど、政府与党提出の法案が否決されるということは、内閣不信任案に限りなく近いものであるといえますから、その意味においてはわからなくもありません。 ですから、党内調整をはかり、小泉首相の考えと異なる結果となれば、法案提出を見送るのが筋だというものです。 また、世論調査と言うものは危ういもので、女系天皇と女性天皇の区別もご存知ない方のご意見も混ざっているのです。 (「大衆」というものについて、過去記事にしております) ・政府の安倍官房長官:「党議拘束は必要」 ・自民党の武部幹事長:「他の政治課題とは違う性質のもので、取り扱いを慎重にした方がいい」 ・自民党の久間総務会長:「通常国会で提案しないといけない緊迫性はない」 この内、武部幹事長のこの発言には驚きました。 女系天皇の問題は、他の政治課題とは確かに異なるものです。 ただ、この発言、小泉首相の発言の数日前だったのです。それを貫くことは難しいんでしょうね。 ※愚生過去関連記事(ご一読頂ければ幸甚です) 女系天皇について 2005年10月27日付「米倉涼子が演じた『女系家族』」 2005年11月 4日付「三笠宮寛仁さま★ご立派...」 2005年11月13日付「文化と伝統☆女系天皇」 2005年11月17日付「平沼赳夫議員☆政治信条と勇気☆女系天皇容認反対」 |
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確かに女性天皇と女系天皇の区別のつかない人は多いと思います。歴史を学び正確な認識を持たなければ判断も難しいと思います。推古天皇、持統天皇、元明天皇など有名な女性天皇はいますが、男系です。ここは慎重に議論して頂きたいと思います。
2006/1/15(日) 午後 5:51
今まで漠然とニュースを見ていました。男児が誕生しなければ「女性」でいいのでは。イギリスもそうであるように。でもテレビドラマ「女系家族」はちょっと異質で怖かったです。
2006/1/15(日) 午後 8:59 [ ひまわり ]
★彡gangan0883さんは、どうお考えでしょうね。いずれにしましても、慎重に議論して頂きたいですし、拙速は避けて頂きたいです。
2006/1/16(月) 午後 2:35
★彡Smellさん。歴代天皇が女系であれば、私は男系天皇に反対しています。これは「文化と伝統」なんですね。他がそうであるから、というんじゃないと思うんですけど。お伺いしますね。
2006/1/16(月) 午後 2:37
トラックバックしていただきました「皇籍復帰vs女系天皇vs側室養子制度」を書いたney_pjです。ありがとうございます。この問題は、『天皇制の伝統』と『わかりやすさ』のどちらをとるかが大きな分かれ目かと思います。自分がいえるのは、伝統は一度崩したらもう戻らないよということでしょうか。
2006/1/17(火) 午後 4:30 [ ney*pj ]
女性天皇と女系天皇の違いなんて考えもしませんでしたが、男子が誕生しない現状で皇室のあり方を考える機会が出来ました。 美智子皇后,紀子様、雅子様、皆一般の人から嫁がれてますからこの時点でかなり皇室の血筋は薄らいでますからね。
2006/1/19(木) 午前 8:43
★彡ney_pjさん、おっしゃる通りですね。もう元には戻らないということです。これは、それぞれの心の問題でしょう。だから党議拘束もおかしいですし、もっと議論が必要です。
2006/1/19(木) 午前 11:10
★彡Setukoさん、血が薄いとか濃いとかではないようにも思います。男系で繋がっているというその一点だけでしょう。それが伝統というものだと思います。女系を認めると、もう後戻りは出来ないというところでしょう。
2006/1/19(木) 午前 11:12