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ブログ《閑人*同人おばちゃまの生活》のアユカさんから、ご紹介を受けました本の内容の一部です。 ご一読頂けましたら、幸甚です。(いつもの通り、長文ですみません)嵐風人 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 外で、ワインのフルボトルを2本飲んで、家に帰りベッドに入ろうかという頃、頭痛が始まった。 いつもとは異なり激痛を伴う頭痛に辛抱しきれなくなって、一一九番した。 日曜の早朝であったが、救急指定病院A病院は私(患者)を引き受けてくれた。 若いナースが、すぐに当直の医師を呼びに行った。 髪に寝癖のついた、研修医(昔のインターン。つまり医師としてはヒヨコ)とおぼしき若い医師が、睡眠を中断された不快さもあらわに診察室にあらわれた。 「迷惑をおかけします、すみません。すみません」 彼はトゲを含んだものいいで、 「ずいぶん臭うな、どのくらい呑んだ」 真実を語れば、彼は今以上に怒るかもしれない。 「ワインをグラスに三杯ほどです」 「そんなもんじゃないだろ、えッ。こんなに臭うじゃないかッ」 まだ眠気がさめやらぬせいもあるのだろう、なんともとげとげしく怒られた。 「すみません」 叱声をあびれば、患者はあやまるしかない。 私のいる場所は、医師が主導権をもつ医療現場なのである。 自分の息子みたいな年齢の若い医師に、患者であるがゆえに平身低頭する姿も、きわめてありきたりな風景だ。 「この頭痛は、なにかちがうのです。ただの二日酔いの頭痛とは違います。異常な痛さなんです」 ただの二日酔いとして、安易にかたづけられたらかなわない。こまる。私は余力をふりしぼって、症状を説明した。 めんどくさそうに聞いていた医師は、それでもナースに点滴の指示をした。 彼女は、手に持った針を乱暴なしぐさで、ぶっ刺した。その針をわたしの腕の内部で、ぐりぐりかき回した。十秒間ほどのその長さ。その痛さときたら。 また、チャレンジした。肉になかを針でかき回される痛さは、頭の痛さとおなじくらいの激痛だった。 ナースさま。もうやめて。 しかし三度目にいどむが結局、肉をかき回すだけで終わった。 彼女からは「ごめんなさい」の一言もなかった。こういうナースははじめてみましたね。医師は、ごまんといますが。 ナースの三回の失態劇の観客だった、かの医師はみかねたのか、 「ぼくがやってみよう」 やっと、すこし期待がわいた。 しかし、同じだった、いや、彼女に輪をかけた下手くそだったのだ。 とにかく痛い。限界だ。 「痛いです。いったん針をぬいてください」 頭ががんがんして、これだけまいっているのに、もうこれ以上、痛い目にあわさないで、とヒレ伏す気持ちである。 「痛がりすぎるんだよッ、すこしはがまんしなきゃッ」 自分の未熟さをわたしのせいにして、再チャレンジ。 二度目の失敗のあと、彼は唇をゆがめながらつよい口調でわたしを罵倒した。 「こんな痛がるひと、めずらしいんじゃないのッ。めったにいないよッ、はじめてみたよッ」 ああ、すべて非は患者にあり! これ、坊や。 血管に針が入らないのは、患者のせいではありません。実力がそなわっていないくせに、その若さで鼻持ちならない特権意識だけ一人前になっている。 一度、自分の腕か家族の腕で訓練してみなさいよ。 結局、彼はなんの治療もできぬまま、なぜかナースとともに診察室から出て行った。 頭蓋骨を乱打されている痛みとあいまって、異様な寒さにおそわれ、身体がかたかたと震えだした。とにかく寒い。 ここが病院だと信じられないほどだった。 意識が朦朧としたまま、意識が遠のいていった。 周囲のざわめきで覚醒したとき、壁の時計が九時をさしていた。 さきほどのヒヨコ医師が、べつの医師をともなって再度、入室してきた。 このときわたしは、すべてを悟ったのである。 かのヒヨコ医師は、この診察室から立ち去って、眠りにいっていたのである。 もし、この四時間内にわたしの息が絶えていたら、「急性心不全」だの「冠不全」だと、勝手に病名をつけて、闇から闇へ葬り去られたのだろう。 ◆ご紹介頂いた、アユカさんのブログはこちらです。 【閑人*同人おばちゃまの生活】 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ◆この本のタイトルからおわかり頂ける通り、以上は本題でなくさわりの部分です。 しかし、ドキュメントなのですよ! ◆本文は、大きく主旨を変えたものではありませんが、短く纏めるために嵐風人が、編集しております。 私の文章は、いつも長くて申し訳ありません。これでも、纏めたつもりです。 ◆著作権他について
(1)あくまで、さわり部分であることと、出版社を明らかにしていることから広告宣伝ともなり、著作権侵害には該当しないと思っております。 (2)著作権侵害で、ブログを削除された方がたくさんおられます。他所からの引用文・画像などにはご注意なさって下さい。 (3)昨日の愚生記事【リストカット☆日常】 における、リストカット画像は本日、削除しました。「リストカット画像を掲載していて、何の連絡もなくブログごと削除された」とお教えいただいたからです。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ◆最後に、この本の解説をされている元ナースで作家の小林光恵さんの言葉をご紹介したいと思います。 〈ナースだったあのころの私はどうだろう。自分では気づかないところで、ほんとうは患者さんの怒りを買っていたかもしれない…〉 〈体調が悪くて笑顔になれなかったこともあるし…。どうしよう、患者さんを傷つけていたかも…〉 ![]() |
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★彡【虐め】☆【差別】☆【偏見】を助長しているのは、この医師と看護師です。
2006/3/8(水) 午前 9:54
こんなお医者さんもいるとは・・・。恐すぎます。
2006/3/8(水) 午後 4:25 [ - ]
5年とはしりませんでした。勉強になります!
2006/3/8(水) 午後 8:45 [ - ]
お〜こわ〜!!そんな医師だけじゃないと思いたいです。でもきっとこれが現実なんでしょうね。救急でそんな医師にあたったら「これも運命」とあきらめるしかないのでしょうか?私はぜったいやだ〜!!!実はこの記事そばにいた小5の次女も読み、将来の目標を決めました。「医者」になるそうです。はぁ〜???
2006/3/9(木) 午前 2:01
★彡oitekeboriさん。恐い話しです。自分が患者だったらと身の毛がよだちます。強い立場の人間が弱い立場の人間にする行為として、こういう事例はもっとも憤りを感じます。
2006/3/9(木) 午後 2:31
★彡maiさん。いえいえ、これは例えばの話しです。医師や病院側はそんなものは絶対に書かないですね。これがおかしいのです。ですから医療訴訟などでは患者の勝ち目はないのです。密室ですし、医学の知識は特殊ですからね。ただ、交通事故にあって、後に後遺症が発覚しても早めの対処を考えないと、時効により請求できなくなります。
2006/3/9(木) 午後 2:34
★彡トパーズさん。特権階級という意識があるのです。なんでお金を払って、「ありがとうございます」といわねばならぬのか。聖職者だと信ずるからでしょう。聖職者としての意識が欠落している者は、そちらが礼を言え。こんな医師にめぐり合ったら、すぐ病院を変えましょう。
2006/3/9(木) 午後 2:37
★彡tadonchan78さん。立派なお医者さんもおられると思いますよ。でも、偉そうな医者は多いです。私も何度も見てます。自分のことなら、大抵文句言いますけどね(^^ゞまた、終始怒っている看護士さんも見たことがあります。人生おもしろくないなら、病院を辞めてもらいたいです。
2006/3/9(木) 午後 2:40
★彡なになに、小学5年生の娘さんが読んでいたのですか?すごいお嬢さんですね。驚きますねぇ。でも、お医者さんを目指すのでしたら、立派なお医者さんになってくれると思いますよ。
2006/3/9(木) 午後 2:43
私はあまり外れのお医者さんには当たった事はありません。が、友人は出産時帝王切開後の痛みに耐えかねていた時、「痛がり過ぎ」と看護士に冷たく対応され、子供を育てていく自信まで奪われたと言ってました。立場によってその一言でものすごい影響を与える事を意識して欲しいですね。
2006/3/11(土) 午前 1:02 [ えりっち ]
★彡えりっちさん。そうですか。それはよかったです。強い立場に人はいつでも意識をもって接してもらいたいです。権力の横暴ということになりますからね。
2006/3/11(土) 午前 6:35
患者のお話を聞いて頂ける先生は、少ないです。大礼、威張って、よく聞いて頂けませんね--。
2006/4/20(木) 午後 2:59 [ - ]
『大礼』でなく『大抵』でした。
2006/4/20(木) 午後 3:00 [ - ]
☆彡miriari89さん。威張ってますね。威張ったら、私もぞんざいな対応してしまいます。もうこの時代になっても…。時代錯誤ですね。
2006/4/21(金) 午前 8:04
こんばんわ。今日病院でちょっとした事があって(笑)嵐さんのこの記事を思い出してもう1回読み返しました。・・ああ、すべて非は患者にあり!弱い立場の人間に 思いやるってコトはお給料外なんでしょうか???我も彼もヒトのはず・・・。今日はガンバッテ言いたい事。言ってみました^^
2006/5/24(水) 午後 10:13
☆彡しぃままさん。そういう出来事ありましたか。相手の立場を考えられない人って、本当に多いですよね。確かに人間ですから、心か肉体が調子が悪いことあると思います。それを差し引いても多すぎると思います。言いたいこと言われて如何でした?
2006/5/27(土) 午前 7:15
何度もスミマセン。自分が情けなくなります。言った事は後悔していないんですが。言い方がキツクなかっただろうか?目つきが意地悪じゃなかっただろうか?思い返してヒトリ反省会です。
2006/5/28(日) 午後 9:24
☆彡しぃままさん。そんなことはありませんよ。先方にしてみれば滅多にないことですから、良い意味での薬となっているでしょうし、しぃままさんは正しいと思いますから、自信を持って下さい。気にする必要はないですよ。
2006/5/29(月) 午前 7:49
看護士という名の悪魔・・・ミコもしってます・・
2006/10/15(日) 午後 11:30 [ ami**05200* ]
ほんと頭来ますね こういう医師(と看護婦)!!
2007/5/22(火) 午後 9:41 [ aso ]