「エビちゃんと全身丸ごと、同じ服や靴」を見ると、やや心配
▼エビちゃんこと蝦原友里さんは発行部数七十万部を超すファッション誌の専属モデル。異性からは好かれ、同性の反発を買わず。そんな「モテる」身繕いの手本として絶大な人気を誇る。
▼彼女の着た服が売れるのはいい。しかし「全身丸ごと、同じ服や靴を買い求める傾向が目立つ」(都内の百貨店)ほどの過熱ぶりを見るとやや、心配になる。
▼化粧・身体文化論を研究する石田かおり氏は著書「『見た目』依存の時代」の中で、化粧や服選びを個性の表現ととらえる諸外国に比べ、日本人は「人並み」志向が強いと指摘。
▼身が美しいと書いて躾(しつけ)と読む。プロのモデルの立ち姿が持つ美しさは、躾がもたらす所作や振る舞いに支えられた部分も大きい。
▼華やかな誌面の裏に潜む彼女らの努力をまねしてこそ、本当に輝き始めるのではないだろうか。
《日本経済新聞2006年3月13日付朝刊春秋欄より抜粋》
集団心理と虐め
日本人は 「人並み」志向が強いそうです。
確かに、子供の頃、 みんなと同じものではないと不安だという気持ちがあったように思います。
服装でもなんでも、友達と同じようなものにしようとして、親にせがんだりしたものです。
私は、小学校は4回変わったのですが、異なる小学校では、子供たちの趣味やら感覚までも違うことに気付きました。
私が通った都会のある小学生は、長ズボンしか履いていなかったのです。ところがある地方の小学生は、ほとんどが半スボンだったのです。
私は、子供ながら「幼いなぁ」など思ったものですが、それ以上にもう不安感です。なんとしても半スボンを履いてこなければ。転校したその日、みんなに紹介された後は、もうそのことばかり考えていました。
帰って、親に話しました。しかし、笑って取り合おうとしません。毎日、毎日親に訴え、半ズボンで登校出来るまで、学校では、暗い気持ちで、目立たぬようおとなしくしていました。
半スボンで、いよいよ登校する日。もう昨日までの自分ではないのです。
数日経ているので、若干の慣れもあったのでしょう。もう、おとなしくする必要はありません。大声で笑ったり、大騒ぎも出来るのです。
友達も出来て、何不自由ない学校生活を始めます。そうなると、長スボンを履いている少数の子供に対して、優越感です。「あいつは、何を考えているのだろう」
長スボンの子供たちは一概におとなしいです。皆が相手にしないからでしょう。
これが集団心理です。
まさに虐めに発展する可能性がとても大きいのです。
私の場合は、親が半ズボンを買ってくれましたが、親は「人に合わせる必要はない」として、「強い子供になれ」と言います。
それも子供によるのでしょう。そういう表現は、子供を苦しませるだけです。
また、経済的理由その他により、子供を満足させることが出来ないことだってあります。そうであれば、常にそういう(クラスで浮いてしまう)ことになる恐れがあるということを、親と学校側は常に念頭においておかねばならないと思います。
ですからこそ、子供に高価なものを買い与えると言うことは、自ら虐めの土壌を作り出しているということを忘れてはならないと思います。
危険な群集心理
ところが、そういう親を始めとする 大人であっても、同僚が…、お隣が…、と世間の目を気にしています。
集団心理とは怖いもので、 「取り残される」という不安感、恐怖心まで発展する感覚まで生じます。
一方、その欲求を満足すると、 安心感とともに優越感、そして、それに従わない人々を排斥する行動に出るのです。
学校内だけではありません。子供のホームレス暴行事件。子供だけではなく、大人にも存在することはご理解頂けるでしょう。
それが進むと、群集心理となります。
群集心理とは、「普段は普通の人間が集団になることで判断力が低下し、興奮性が強くなり、衝動的・無責任的な言動をとるようになる」ことだそうです。
デモ隊が時として過激な行動をすることがあります。
阪神タイガースが優勝の折のあの騒ぎもそうです。人に迷惑をかけているその行為すら、「優勝したんだから、え〜やないか」となります。
昨今では、中国の日本排斥のデモで、日本人の店舗や日本政府の出先機関が襲撃などされました。デモ隊に参加しているほとんどが、普通は善良なる中国人民なのです。
それが群集心理により暴徒化するのです。
私自身、デモなどの経験がありますが、その中にいると一種の高揚感が芽生え、自分ではコントロール出来ない状態に陥ります。
多数の中にいる時ほど、冷静さを失ってはならないのと同時に、少数意見も尊重することがとても大切なことだと思います。
テレビでも討論番組などを見ますと、自分の意見が多数派だと見るや、威丈高になった発言をよく見ます。視聴者参加番組でも、その傾向が極めて強いです。
集団心理や群集心理は、虐めや人を貶めたり、危害を加えたりします。そのことを 脳裏に焼き付け人間としての社会生活を送りたいものだと思います。
個性も大事に
エビちゃんに憧れる気持ちもわかります。
でも、上から下までの真似事に至ると、その 輪の外の人からは奇異に見られるということです。見られるからではありませんが、 内面の輝きというものも考えたいですね。
個性も内面も大事にしましょう。
|
アタシは以前はminorityかstrangerだと思っていました。今は完全にheterogeneousです。田舎じゃ浮きまくり確定だしw昨日新宿に行ってきました。どんな姿でも受け入れてくれるこの街がアタシは好きです。雑踏という中の風景になれますから。新宿はheterogeneousの集合体です。以前何かの映画の台詞で『貴女が下着姿でstageで歌ってもMadonnaにはなれないのよ』とキャリアウーマンを目指すヒロインに投げかけられた台詞がありました。この「横並び現象」も裏側にはその台詞が当てはまると思います
2006/4/17(月) 午前 5:48 [ - ]
えびちゃんと虐め?って関連性が分かりませんでした。こういう心理、確かに小さい頃からありますね。子供を育てる時どうすべきか悩みそうです。
2006/4/28(金) 午前 1:24 [ hir*to*i*no ]
☆彡睡蓮さん。今、気づきました。集団心理でしょうね。まず先にそれがあるのです。
2006/4/28(金) 午前 7:17
☆彡hirotonienoさん。本能の部分ですから仕方のないことです。これも神が人間に与えたもうた見を守る術なのでしょう。程度の問題と内容でしょうね。
2006/4/28(金) 午前 7:18
人のまねをすることで生まれる共通の価値観を持つコミュニティーって、学生時代ではよくうまれますよね〜、自分とちがう価値観を持つ人に対するいじめ(m無視とか程度はいろいろだと思いますが)は特にスポーツ系の女の子の間ではしょっちゅうだった用に思います。外から見ていて、分裂再生を繰り返す集団に自分の理解を超えた何かを感じていましたが・・・www
2006/5/20(土) 午後 8:00
☆彡tartol_t_ruckyさん。結局、真似することで人間は成長しているとも言えます。ただ、集団心理は恐ろしいです。「分裂再生を繰り返す集団」とは、セクトのことでしょうか。
2006/5/27(土) 午前 9:44
海外に住んで客観的に日本という国を見ることができ、「愛国心」と「がっかり心」を再認識しました。最近は個性がでてきたといいますが、未だに「村」社会の中での「個」だと思います。若い人たちで海外に出て活躍したいという人が減っているとどこかで読みました。よほど今の日本が心地良いんでしょうね・・・。「個」を持ってぶつかり合って、切磋琢磨してこそ成熟した社会になると信じています。
2006/6/29(木) 午後 9:47
☆彡クアドリさん。「切磋琢磨してこそ成熟した社会になると信じています」全く同感です。
2006/7/1(土) 午前 10:25
周りの視線が無視できない生きにくい世の中ですが、個性も内面も大切に、大切な事ですよね。
2006/10/16(月) 午前 11:51
☆彡tentohmushir1さん、周りの視線はおっしゃる通りですね。内面が大切ですね。
2006/10/17(火) 午前 7:17
私は『○an○an』をちゃんと読んだことのない25歳です。友達の多くは『エビちゃん信者』が多いんですけど…私はあまり好きになれません。だってあの雑誌って『でているモデルがみんな同じに見える』し『ブランド着てれば間違いなし』みたいなとこがあって個性がない! なのであの雑誌信者は『長い巻き髪・ばっちりマスカラ・全身ブランド』とすべて同じで個性がない!
2006/10/17(火) 午後 10:47 [ ゆう ]
私は、ほぼわが道派なのですが、やはり『普通』が好きなヒトから見ると”変わってる”ところもあるらしいです。同じことをしなくちゃいけないことと、しなくっても良いこと・・・そして、その区別をつけた上で個人を尊重するということが、すごく難しい課題ですよね。
2006/10/18(水) 午前 10:29 [ asa*ily*234 ]
☆彡ragdonaさん、個性はとても大切ですね。それを忘れてはいけませんね。
2006/10/19(木) 午前 8:08
☆彡asamily1234さん、みんなと同じでないと「変わっている」となることもおかしなことですね。これも集団心理なのでしょうか。
2006/10/19(木) 午前 8:09
一過性の共同幻想にすぎませんねえ
2006/10/22(日) 午前 5:34
☆彡大悟朗さん、ありがとうございます。ただ、集団心理とはどのように発生するものであるかの分析が、一つの危機管理ともなるかも知れませんね。
2006/10/26(木) 午前 11:05
集団心理って本能的なもので 人間が生き物である限りなくならないんでしょうね。 私は人からよく変わってるといわれますが 人の行動をみていると興味深く、納得することも多い今日この頃です。 でも人に行動を合わせて普通になりたいって言うのは自分に自信がないのかもしれませんね。自分も昔はそうでした.....
2006/10/28(土) 午前 10:14
☆彡sugishima_iwamotochoさん、【人間の本質☆虐め対策について(1)☆虐め・差別・偏見】http://blogs.yahoo.co.jp/arasi_fuuto/31904582.html で、いじめ・差別・偏見は、人間の本質であるから、なくならない、との記事を書いています。
2006/10/29(日) 午前 8:30
☆彡しかし、そういうことを充分認識した上での対応でないと、非現実的であると思うものです。ありがとうございました。
2006/10/29(日) 午前 8:31
自分とは違うもの、自分が理解できない考えを聞くと理解しようと勤めるのではなくて排除しようとしてしまう傾向が強いようですね。人間ってそういう生き物なんでしょうが悲しいような…。
2007/1/14(日) 午前 11:08