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◇【精神疾患と偏見☆精神科医はいらない?】は、連載です。少しずつでも、ご一読いただければ幸甚です。

◇下記は、下田治美著『精神科医はいらない』からの抜粋です。
抜粋と言いましても、長文ですので、著作権侵害とならぬように、角川文庫発行のこの書籍の宣伝とさせて下さい。
難しい課題でもありますから、私見を交えず、原文通りといたします、なお、紙面の関係上多少の前後、割愛はさせて頂いております。嵐風人

精神疾患は特殊な病気ではない。

精神病は年齢、性別、家族構成。生育暦、社会的位置にかかわらず、全人類のどんなひとでも罹病する病気である。これら一般の病気にたいしては、だれもがいたわりや仲間意識を感ずるのに、精神病にたいしては、真摯に共感する敬意がはらわれていない。

分裂病は100人に1人が発病する病気である。風邪とおなじく、きわめてポピューラーな病気といえる。人間が100人いれば風邪ひきが1人くらいはいるものでしょう。

躁鬱病も、100人に1人、
強迫性障害は、100人に5〜10人
神経症性不安状態にあるひとは、100人のうち5人 
気分がウツ的に変調している状態(精神病に分類されるウツと神経症のレベルのうつは、専門家でも区別がつかない)にある人も、100人に5人。
つまり、これら精神失調状態にあるひとの総数は約20人、100人につき20人である。

これは、どのような学校や家庭から職場からでも、分野・立場・環境を問わずに、くまなくその割合で出現する意味である。
この確率は白衣の世界とて例外ではない。精神科医も同様なのだ

わたしたちは精神疾患とは無縁ではありえないのである。
百人のうちに二十人という数値は、人口の二割を意味する。もしこの二割が結集したら、社会のなかで、最大与党となろう。してみると精神疾患のある人間は特殊な人間ではないといえないだろうか。

精神科医には、「治せる医師」と、「治せない医師」
はじめての発症以降、再発を繰り返しながら十余年がすぎた。幾多の人とのご縁によって、精神科たちのそれぞれの診療内容を見聞きするようになった。
たくさんの実例を知っていくうちに、おなじ数だけの哀しみや怒りが、わたしの胸のなかにたまりこんでいった。

しかし、わたしは知ってしまったのだ。精神科医には、「治せる医師」と、「治せない医師」が、いることをその差は患者にとっては、天国と地獄ほどの絶望的な差であった。

治せもしないまま、十年、二十年という単位で患者を囲い込む病院、医師
薬学をちゃんと学んでいないくせに、知ったかぶりをして、根拠のあいまいな薬剤を平然と患者に投与する医師(患者虐待である)。患者の症状を深刻化させて悪びれない医師。薬剤の副作用で苦しむ患者に、手をこまねいていているだけの医師。

2001年12月現在、日本の病院の総ベット数、160万床のうち、なんと精神科だけで全体の23%・36万床がうまっている。

残り77%のベッドを、精神科以外のすべての科がわけあっているのが現状である。

例えば、外科医、内科医などには「治せたか、どうか」で、点数がつけられる。
しかし、精神科にだけは、保険点数がつかない。なぜだろうか。
現代の医学では、治らないと宣告された患者が、他の有能な医師によって改善あるいは治癒をみた実例はいくらでもあるのである。

現代医学で治らないのではなくて、医師当人に治す能力がないだけのことなのだ
現代医学では、そうとう悪性の疾患でも、かなりのレベルまで改善がみこめると断言する医師もいることに、すくわれるのだが。

治るべき患者を治せないこれらの医師たちから、わたしは「精神科医という名のプロの危うさ」を感じとった。
彼らはなぜ存在しつづけるのだろうか、患者とその家族の人生を丸ごと潰しながら
精神医学というのは、真に、学問といえる科学性を有しているものだろうか

患者さんはやさしい(ある中堅の精神科医)という医師も
「患者さんはやさしい。こちらの顔色がわるいと、自分をさておいて涙をうかべんばかりに心配してくれるんです。自分自身が病気なのに。頭が下がりますね。礼儀正しいし、謙虚だし、他人にきめこまやかな気配りをするし…患者さんって、いとしい」

これほど飛びっきりのやさしさをもっているんじゃ、こんな荒っぽい世の中には適応できないよなぁ、とへんに合点もしてしまう。

閉じる コメント(11)

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☆彡ありがとうございます。複雑ですね。

2006/3/24(金) 午前 6:56 嵐風人(arasi fuuto)

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☆彡それは小さなところなのでしょうか。いずれにしても疑問や不思議なことが多いです。やはり事実ですね。

2006/3/24(金) 午前 6:58 嵐風人(arasi fuuto)

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☆彡ご様子は理解させて頂いております。この記事自体かなり迷いましたが、お考え頂ければ何かに繋がらないかと、あえて私見は交えずにしております。しかし、ご批判も頂いていることも事実です。果たしてよかったのか、若干苦しんでおります。

2006/3/25(土) 午後 0:42 嵐風人(arasi fuuto)

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☆彡なるほど。それもまた一つの良い関係と言えるでしょうね。それがあるとないでは、大きく異なると思います。

2006/3/25(土) 午後 0:43 嵐風人(arasi fuuto)

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☆彡複雑な気持ちはわかります。そこまで行くと、ちょっと、ということですね^^;

2006/3/26(日) 午後 5:21 嵐風人(arasi fuuto)

精神科医も色んな人がいますが 先生自体疲れてる人がいましたよ。 先生のたとえ話が何故か悩みに聞こえたり かなり誤解しました。 そしてほんとに私が治っていけるのか疑問も持ちました。 私の病気は精神科医でお薬もらう事より カウンセリングが大事だと今は思ってます。まぁあんまし長くかかってるとあきらめたりもありますが いい意味あきらめていくしかないかもしれないと思ってます。 医者も薬ばかり出す所とあまり出さない所そして3分心療の所もあります。 統一してくれるといいんですけどね。

2006/4/21(金) 午前 4:18 [ - ]

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☆彡ももかさん。本当はそうですね、薬よりも…。カウンセリングに力が入っていないように思います。で、薬。悪循環ですね。医者も心の病にお人が多いとのことです。同じ比率以上にいるのではないですか。

2006/4/21(金) 午前 8:06 嵐風人(arasi fuuto)

先生、これも頂きます。

2006/10/24(火) 午前 9:57 ( 姫 神 )

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☆彡麗子さん、どうぞご随意に。。。

2006/11/6(月) 午前 9:00 嵐風人(arasi fuuto)

なるほどです。転載します。

2009/10/10(土) 午後 0:08 [ - ]

再転載します。過去記事から申し訳ありません。m(__)m

2012/10/7(日) 午後 7:28 [ - ]

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