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「悩み」というものに
「深い」「浅い」はありません
すでに報道されていますが、殺人的勤務と医師としての使命感の葛藤から、平成11年に自殺した小児科医の方に対し、労働基準監督署は過労死とは認めませんでした。

奥さんは、「国は医師を使い捨てにするような労働環境を改善していただきたい」と、労災を認めるように裁判を起こし、先般、東京地方裁判所は、自殺は過労が原因の労災と認め労働基準監督署長の決定を取り消しました。

「当直中は仮眠や休養も可能」と労働基準監督署はしていたそうです。
しかし、連続32時間勤務が幾度もあり、睡眠が深くなる深夜に子どもは泣き出し、いつ呼ばれるかいつ呼ばれるかという何かに追われるという恐怖感は、容易に想像できます。
このことは様々なご経験ある方、人の気持を自分のこととして受け止めることの出来る人にはご理解頂けるでしょう。

私は、ここで労働基準監督署うんぬんを言いたくはありません。
私は、ある意味において現実主義の人間ですから、徒にこのところを批判しても建設的ではないと思うからです。
がんじがらめの硬直化した組織の中で、個人の力は微力です。
これらの問題で闘われ、去らねばならなかった方もたくさんおられると思います。
「タミフル」問題もそう言えるところもあるのですが、このことはまた、「改めて」にさせて頂くことにします。


人というものは、いくら親しい間柄であっても、心の奥の奥まで見せることはありません
お人によっては、一つの冗談として語り、その中に自分の気持ちを織り交ぜることもあります。
しかしながら、聞くほうとしては中々見抜けないものです。

私は、身内が自殺をして思いました。
思ったことは、「まさか」「やはり」です。
最初は、「まさか」です。でも、振り返ると、「あぁ、シグナルを見抜けなかったな」という「やはり」です。
【「最近よく眠れていますか?」☆自殺対策基本法が成立☆「まさか」「あぁ、やはり」】

「悩み」というものに「深い」「浅い」はありません。まして、上下などあろうはずがありません。
このことは、人が人の悩みを評価し、判断出来るというものでもありません。

人間の悩みというものはとてつもなく深いものです
この方の場合、殺人的勤務状況が容易にわかるでしょう。
その病院の上司と言われる方々は何をしていたのでしょう。
一番の責任は、その上司の方々です。
この先生も、勤務時間がただ長いというだけではありませんね。
その苦しみはいかばかりであったか、と思います。



今、現在お悩みのあなた。
ご自分を卑下される必要は全くありません。

同じ一時間でも、苦しい一時間とそうでない一時間があります
一時間がとても苦しい方は、たとえ勤務時間が終わると同時に帰っても、その苦悩は、その8時間ということでないのです。
とてつもなく長い時間を過ごされたのです。
よく頑張られましたね。
調子の良い残業者は、心の実質労働は、4時間もないのではないですか。

あなたが休憩された一時間は、心の休憩時間としては、5分もなかったでしょう
辛かったですね。


しかし、もしも、もしもです、苦しくない一時間が、できたなら、周りを見渡すことが少しできたなら、苦しい一時間を過ごしておられる人が見えたなら、

少し声をかけてあげましょう

でも、人というのは様々で、声をかけられて気分が悪くなる人もおられます。
あなたはそれで傷つかないで下さいね。
そして、決して無理をしてはいけません。

上司と呼ばれる方、管理する立場の方は、少し改善してあげる努力をなさって下さいね
今も、そうなさって苦しんでおられるのかも知れませんね。

あなたが苦しむまでは、しなくていいのですよ。
無理しないで下さいね。

少しだけでいいのです。
無理しないで、いいのです。
少しだけでいいのですよ。



[ 天邪鬼のひとり言 ] 嵐風人

閉じる コメント(11)

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同感です。

2007/3/23(金) 午前 4:53 takanobu

痛ましいですね。小児科医は特に不足していると聞きます。

2007/3/23(金) 午前 5:54 トントン

お疲れが 心配なんですが・・・・・。休んで くださいませんか。

2007/3/23(金) 午前 6:44 [ マコ ]

先生、おはよう御座います。頂いて参ります。今日は病院へ行ってきますね。

2007/3/23(金) 午前 7:11 ( 姫 神 )

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悩みに深い浅いはないという言葉は心に響きました。何だか、悩みにも優劣をつけてしまう自分を反省します。でも、自殺だけはしてほしくないですね。残された家族の心情を思うと悲しくなります。

2007/3/23(金) 午前 8:14 [ sak*n*220* ]

私が気功の先生に初めて頂いた言葉が「病気に重い軽いはないんですよ」というものでした。同じ悩みでも人によって感じ方は違います。病気もそうです。風邪を、「風邪くらい・・」と思う人と「大変だ、風邪ひいちゃた」と思う人がいるように・・・。感じ方の違いは生き方の違いにつながりますね。

2007/3/23(金) 午前 8:54 mami

心の疲れが一番抜けないですよね。無理しないで、

2007/3/23(金) 午前 9:47 vit*n1*1*

心の疲れが一番抜けないですよね。無理しないで、

2007/3/23(金) 午前 9:47 vit*n1*1*

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ありがとうございます^^救われてます^^

2007/3/25(日) 午前 8:53 [ コムサ ]

小児科医って大変だと思いますよ。親は、小さな子供が心配で、時間外なら救急に行くし、症状が良くならなければ、薬を変えろ!とか無理難題を押し付けますし・・・^^; 私もそういう親ですが、この先生はきっと責任感や、正義感が強い方だったのではないでしょうか。 こういう良い先生が、心の疲れで居なくなってしまう・・・残念な結果です。

2007/3/28(水) 午後 2:51 [ amnos yamakonnbi ]

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そう言ってくれる人が、必要ですね。いい言葉ですね。転載くださいね。皆に読んで貰いたいです。

2007/8/11(土) 午後 0:59 [ ヒロりん ]


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