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ブームに乗るような批判は厳に慎み、建設的な議論をしたい

◎官僚批判
▼新しい駐車違反取り締まり制度のスタートを一週間後に控えた先月下旬、警察庁の若手エリート官僚が帰らぬ人となった。
▼制度の根幹である民間委託の枠組みを考え、「数十年に一度」の大改正に道筋をつけた後、病に倒れた。▼意識が朦朧とする中でもパソコンを打ち、考え込むしぐさをしていたという。
▼「官」に多くの問題があることは間違いない。
▼しかし、自らの生活を削るようにしながら職務を遂げ、社会を支えているたくさんの人たちを忘れてはならない。
▼ブームに乗るような官僚叩きや批判のための批判は厳に慎み、建設的な議論をしたい。
【日本経済新聞2006年6月2日付け夕刊コラム『波音』より】

この記事は、コラムですから、このようなことを取り上げることが出来たのでしょう。

新聞は営利法人でもあり、どうしても、通常の記事は、センセーショナルな表現方法とならざるを得ません。
「安倍官房長官、自民党総裁選出馬の意向」と
「安倍官房長官、自民党総裁選出馬の意向か?」との見出しでは、受け止め方が大きく変わります。
事件・事故の報道や紹介記事も同一なる視点からにならざるを得ません。

従いまして、これらのことを念頭において、読者自ら考えねばならないことなのでしょう。

過去、大韓航空機爆破事件があった折、北朝鮮敵視から、チマチョゴリを着た女学生を切りつけるという事件もありました。

今、社会保険庁の(国民年金)不正免除問題がクローズアップされています。
最近になって、同庁職員の内部告発が組織でもみ消しにされていたようなことも発覚したようですが、真剣に改革しようとしている職員もいるのです。

社会保険庁に努めている職員だとして、十把一絡げの個人攻撃などは厳に慎まなければならないと思います。
また、乱れた組織にいて、圧力もあるという逆境の中、一人闘っておられる方に敬意を表したいと思います。
(※:十把一絡げ(じっぱひとからげ)…様々なものを無差別に、または雑に、一纏めにすること)

一歩間違うと、“集団心理”や“洗脳”されることによって、虐めにも発展しますから。


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