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拉致の問題だけではなかった


拉致被害者の曽我ひとみさんの夫、ジェンキンスさんが「タイ国籍の女性が北朝鮮に拉致された」と著書で言及しています。

タイ外務省は、家族に接触し、現地マスコミも報道されたことが、日本でも報道されました。

そのタイ人女性のご家族は、情報から「間違いない」として、タイ国政府が動き出したことに謝意を表明するとともに、訪れた(日本の)拉致被害者家族会の増元照明事務局長に、支援を要請したもののようです。

これで、タイ国も国民が放っておかず、大きなうねりとなり、国際世論の喚起をして、この拉致問題が前進してくれればと思いました。

北朝鮮は様々な国の人々を拉致している疑惑があるのに、大きく取り上げているのは、日本だけではないかと感じていたからです。

10月28付けタイトル「民を救うため、家族を犠牲に」にも書きましたが、最大の拉致犠牲者を出しているはずの韓国でさえ、政府として北朝鮮との交渉のテーブルに、乗せようとはしておりませんから。

拉致の一人や二人という事実


マスコミがタイの近くに居住する女性へ、インタビューのためマイクを傾けていました。

「許せない」「驚いた」「早く、救出して上げてほしい」など、そのような言葉が出てくるものと見ていましたら、

驚きも何もないと言った、
平生であろう表情で、
私のいとこも、何年も前に(国外へ)出稼ぎに行ったきり、帰ってこない。そういう人は、いくらでもいる」と言うことでした。

◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇

発展途上国の国民は、国内では仕事がないため、家族を養うために多くの国民が出稼ぎをしているという事実。

また、それらの多くの人々が、帰ってきていないという事実。

行方不明者は、いくらでもいるという事実。

無表情で、インタビューに応じている女性の顔が、忘れられません

※タイ政府が、まだ認定をしていませんので、この段階ではまだ、《疑惑》です。

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米国のカトリーナの被害は惨憺たるものでした。また、新しいハリケーンが誕生し、今年の発生数は、史上最多を更新したようです。被害の出ないことを祈るばかりです。

ところで、10月23日の日本経済新聞の“春秋”欄に、日本も以前「キティ台風」「ジェーン台風」と名付けられた台風があったそうです。
戦後の占領下だそうですから、少なくとも1974年11月1日生まれのあのキティちゃんではなさそうですが、どのような理由からこのような名前を付けたのか、興味の持てるところです。

また、本欄末尾には、カトリーナ支援金の額で、日本政府のケチぶりに批判が出たそうです。確かに、20万ドル(当初)では少ないように感じます。

しかし、国際世論受けを狙うために、他の発展途上国の支援を減額してまで、米国など先進国に援助を増額することにも抵抗があります。

憲法上、疑義があるとして人的貢献に変え、巨額の援助を行ったあの湾岸戦争での国際的評価。巨額のODAで援助を受けた中国などは、政治的意図から自国民にはほとんど知らせていません。
日本政府はそれ相応の理由があるのであれば、堂々と論陣を張ってもらいたいと思います。

国際的発言権を有する先進国にのみ、支援や協力をすることが自国の国益に貢献するということであれば、寂しい限りです。

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