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ドイツでは、州ごとに休日期間をずらして、混雑の分散

もう4月も“なかば”となりました
4月は新しい旅立ちの時、その春は、出会いと別れ、古いものと決別し、新たな一歩を踏み出すときです。

喜びと寂しさを噛みしめ、新たな世界での緊張感と気だるさを癒してくれるかのように、4月末には、“ゴールデンウィーク”が待っています。

しかし、日本のゴールデンウィークなど連休は、高速道路の渋滞を始めとする、混雑・そして、その疲れを連想してしまうところもあります。

ドイツ人、休暇の知恵
▲我が子供たちの春休みは先週木曜日(4月6日)で終わった。
▲次はゴールデンウィークを楽しみに待つが、その時期、日本の名所やレジャー施設は人でごった返し、新幹線は120%の乗車率、高速道路も大渋滞。お父さん、お母さんにとっては、黄金どころか地獄の週間だろう。
▲ドイツでは、祝日が3、4日続くことはないが、冬休み、春休み、夏休みはきっちりある。
彼らの合理性に感心するのは、長い休み期間中に一つの場所(観光地)に人間が集中しない配慮がなされていることだ。
▲ドイツ連邦16州の中で一番早い州は、6月26日〜8月8日まで。一番遅い州は、8月3日〜9月16日まで。こうやって州と州との間に休暇期間のずれを設けることで、一ヶ所に人間が群がらないような政策が取られている。
▲ドイツには子供だけではなく、大人にも長期の休みがある。ある年はリラックス休暇、ある年は異国の文化に触れる休暇などと、毎年、目的を変えながら、のんびりと時間を過ごすことができる。これは本当に素晴らしいことだと思う。
▲戦後、日本は先進国に追いつけ追い越せと、必死になって働いた結果、素晴らしい繁栄を手に入れた。だが、その幸せには、どこか忘れ物というか欠けた部分があるように思えてならない。
【日本経済新聞4月11日付朝刊「祖母井秀隆ジェフ千葉GM」より抜粋】

混雑で味も素っ気もない
仕事の疲れを取る時間もなく、ゴールデンウィークの渋滞の渦に自虐的に飛び込んで行かねばならないお父さん方や仕事を持つお母さん方の御苦労は大変なものがあると思います。

日本人は確かに、皆と休日が重なり、どこへ行くのも大混雑。そして、足元を見据えたような休日料金。通常、モノという物は売れれば安くなるものですが、ここぞとばかりに料金が高いです。

「繁忙期」なる言葉を使い、交通機関や宿泊施設、飲食店など「閑散期」に比べると格段と値が高いです。
また、その観光地のレストランなど人の混雑で、食事が終わろうものならすぐさま、食器を片付け始めるウエイター達客の回転を早めるための教育を受けている結果でしょうが、味も素っ気もありません。ほとんどの客が、遠方からのため二度と来ることはないとでも考えているのでしょう。イライラ続きで、ただお腹に食物を補給しただけでは寂しいです。

人ごみに弱い私などは、考えるだけで顔を顰めてしまいます。

平和と繁栄をもたらしてくれた先輩たち
手前味噌になって恐縮ですが、
振り返るとゴールデンウィークなどゆっくりした記憶がありません。
休日は、他所が休んでいるからこそ、落ち着いて考えもでき、仕事に集中できるというものでした。また、お店ではよくモノが売れるということになります。

労働組合役員の経験ある私は、活動をするには休日や勤務後とならざるを得ず、労働者の権利と地位向上を目指していたリーダーのほとんどは、寸暇を惜しんで、あらゆるものを犠牲にしてきたものです。

有給休暇の消化督励を会社もすべきだと、会社と交渉していた当時の組合幹部は、有給休暇など取ったことがありません。まれに取ることがあっても、それは組合活動であり社会活動のためでした。

時が流れ、(別企業の)会社役員となった私は、すでに仕事の虫となっておりましたが、その新しい会社に入社してから、有給など取った記憶がありません。休日出勤の代休の存在すら忘れているような有り様でした。

心のゆとりを忘れ、惰眠を貪っているのは、現代に生きる私たち
「日本は先進国に追いつけ追い越せと、必死になって働いた結果、素晴らしい繁栄を手に入れた」のは、今の人ではありません。
尊い使命感を持って、日本を繁栄させてくれた先達(先輩)なのです。
敗戦で荒廃した日本を蘇らせてくれたのは、幾多の先輩方です。

また、歴史を振り返りますと、国家のため、人類のため犠牲となった孤高の死も忘れてはならないことだと思います。

情緒や人の心は、便利さと対極
文化的なる生活を送りたいと誰しも思います。平和の日本では、それに対する希求がとても強いです。その人の心を見透かすように、文明が進歩し家庭生活にも余裕が生まれ、時間ができているはずです。ところが忙しいのです。

過去への回帰ではないですが、便利な家電製品がない時の家事は忙しい。その忙しいお母さんを手伝う子供たち。子供たちも手伝わねば、定時に食事にならないことを心得ていますから、自然でしょう。

日本人は、「和」の精神です
薄れているとはいえ、伝統文化が極めて重要な位置を占めています。渋滞は嫌です。でも、ドイツのように休日が分散化されていないから、ゴールデンウィーク・お正月・お盆などが実感されるものではないのでしょうか。
今は、祝日が連休となるように、土日に無理やりくっ付けています。確かに、連休とはなりますが、それが祝日の意義をだんだん薄れさせていると感じます。

渋滞緩和策は、一極集中型からの脱却などの別な方法はないものでしょうか

結局、「その幸せには、どこか忘れ物というか欠けた部分があるように思えてならない」という記事と同じところに辿り着いてしまいました。
本ページは、前ページ日本の文化と伝統☆憲法改正☆中曽根試案(憲法前文)の参考資料です。

◆日本国憲法《前文》
日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起こることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法はかかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。(1946年11月3日公布)

◆自民党の新憲法起草委員会草案《前文》(10月28日決定)
 日本国民は、自らの意思と決意に基づき、主権者として、ここに新しい憲法を制定する。
 象徴天皇制は、これを維持する。
また、国民主権と民主主義、自由主義と基本的人権の尊重及び平和主義と国際協調主義の基本原則は、不変の価値として継承する。
 日本国民は、帰属する国や社会を愛情と責任感と気概をもって自ら支え守る責務を共有し、自由かつ公正で活力ある社会の発展と国民福祉の充実を図り、教育の振興と文化の創造及び地方自治の発展を重視する。
 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に願い、他国とともにその実現のため、協力し合う。
国際社会において、価値観の多様性を認めつつ、圧政や人権侵害を根絶させるため、不断の努力を行う。
 日本国民は、自然との共生を信条に、自国のみならずかけがえのない地球の環境を守るため、力を尽くす。

◆鳩山由紀夫民主党元代表の試案(2005年2月)
「私たちは、自立と共生の精神に基づいた友愛の国づくりを目指す。すなわち、この国の長い歴史に培われた伝統と文化を受け継ぎ、豊かな自然環境と美しい国土を守り、後世に伝えるよう努める。(略)地域の自治と自立を最大限に尊重するとともに、地球的視野に立ち、全世界に人々と友情と智で結ばれた、尊厳ある国づくりをともに進める」

自民党の新憲法起草委員会草案決定☆中曽根康弘前文小委員会の素案無視


10月28日自民党の新憲法起草委員会全体会議で、新憲法草案が決定された。
中曽根元首相は、この起草委員会の前文小委員長として、纏めた素案が全く別のものになっていることに驚いたそうです。

それまでは、自民党の素案として織り込まれていたのです。

◆自民党新憲法起草委員会の中曽根小委員会がまとめた前文素案

 日本国民はアジアの東、太平洋と日本海の波洗う美しい島々に、天皇を国民統合の象徴としていただき、和を尊び、多様な思想や生活信条をおおらかに認め合いつつ、独自の伝統と文化をつくり伝え、多くの試練を乗り越えてきた。
 日本国は、主権を持つ民主主義国家で、国政は国民の信託に基づき、国民の代表が担当し、その成果は国民が受ける。
 日本国は、自由、民主、人権、平和、国際協調を国の基本として堅持し、国を愛する国民の努力によって国の独立を守る。
 日本国民は正義と秩序による国際平和を誠実に願い、他国とともに協力し合う。国際社会において、圧政や人権の不法な侵害をなくすため不断の努力を行う。
 日本国民は、自由とともに公正で活力ある社会の発展と国民福祉の充実を図り、教育の振興と文化の創造と地方自治の発展を重視する。自然との共生を信条に、美しく豊かな地球環境を守るため力を尽くす。
 日本国民は、大日本帝国憲法および日本国憲法の果たした歴史的意味を深く認識し、現在の国民とその子孫が、世界の諸国民とともに、さらに正義と平和と繁栄の時代を内外につくることを願い、日本国の根本規範として自ら日本国民の名においてこの憲法を制定する。
ところが何の説明もなく、決定・発表された。

議論が必要とされるものまで、政治決断で片付けられるのはどうも納得出来ません。

立場を変えてみるとよくわかることです。

依頼に基づき取り纏めたものを何の説明もなく、葬り去られている事実を知ればどのように感じるでしょうか?

内容が問題であるから…、議論するに値しないから…、すべて、それでよろしいのでしょうか。

内容以前の問題です。

日本の文化・伝統・国柄
「アジアの東」というのは、どうかと私も思いますが、「太平洋と日本海の波洗う美しい島々に」…というくだりは素晴らしいと思います。

復古調的色彩は抑えた方がいい」「普遍的ではない道徳を押し付けるべきではない」「情緒的な表現は控えるべきだ」「歴史の解釈を前文に入れてはいけない」など様々な意見はありますが、

情緒的ではありますが、それ以外の批判は当たらないと私は、思っています。

条文に様々な解釈が出来る表現は、憲法に限らず問題でしょう。

しかし、今日までの教育を補う上でも、前文に国柄を反映させることは良いことだと思います。

教育と文化そして日本国民
民主党試案においても、伝統と文化の表現は織り込まれています。
ただ、地球的視野というものも大切なことですが、日本国民であることもまず重要なことです。
産業の空洞化が叫ばれて、久しいですが、日本人の心の空洞化を感じるのは私だけではないでしょう。

私は、学校で、日本国憲法の前文を覚えさせられ、今でも覚えています。
小学校の校歌については、断片的ですが覚えています。(私は、小学校は4度変わりましたもので…)
校歌や唱歌を口ずさんで、ふるさとや国というものを感じたものです。

情緒的と言えばそうでしょう。
しかし、文化・伝統というものはそういうものではないのですか。

『和をもって貴しとなす』後藤田元副総理
中曽根前文に「和を尊び」とあるのは、後藤田元副総理が亡くなる(9月19日)少し前に、中曽根元首相に「聖徳太子の『和をもって貴しとなす』をぜひ入れてほしい」と要請し、中曽根元首相が「承知しました」と約束していたそうです。

改憲問題で2人は立場を異にした。
だが、国情を憂える後藤田の最後の執念に中曽根は感じ入り、<お別れの会>(10月31日)のあいさつで、この秘話を披露したが、後藤田の遺志はまだ生かされていない。(岩見隆夫毎日新聞特別顧問)

この言葉が、「談合」などの弊害を生んだであるとか、これが外交のへっぴり腰に繋がっているとの意見もありますが、「日出づる処の天子(聖徳太子)、書を日没する処の天子(隋の皇帝煬帝」に致す、恙無きや、云々」と言ったのも、聖徳太子でもあります。

憲法改正には、幅広い論議が必要
憲法改正に執念を持ってきた中曽根元首相ですが、現在87歳だそうです。その方が、「憲法改正は、急がずに国民にも広く熟知させる期間が必要」と言っています。

また、「いくら、民主党・公明党などへの配慮と成立のためはわかるが、まずはその党の案を出して、議論して纏めると言うのが筋ではなかろうか」(テレビ番組「時事放談」)

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