礼節
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先日、身内が病院の事務員さんから呼び出しがあったようで、頼まれて私が出掛けました。 別に時間指定はないのですが、「遅い」と連絡あってはいけませんので、先に電話しました。 「もしもし、こちら患者の雨風豪(アメカゼ ツヨシ)の身内の嵐風人(アラシ フウト)と申します。お世話になっております」 「は、はい。はい。で、ご用は?」(忙しいのか、ものすごく早口で、冷たい口調の女性看護師さんだと思われる) (まだ、カドの取れていない私は、つい) 「お!・は!・よ!・う!・ご!・ざ!・い!・ま!・す!」 「あ、はい。はい。何か?」 「事務のA子さん、いらっしゃいますか?」 「あ、はい」 「もしもし、A子ですけど…」 「おはようございます。私、患者の雨風豪(アメカゼ ツヨシ)の身内の嵐風人(アラシ フウト)と申します」 「はい」 「…?…?…?もう2〜30分もすれば到着すると思います」 「わかりました」 「…。…。…。」 病院に到着し、受付で 「事務のA子さんお願いします」 「A子でないといけませんか?」 「はぁ。だと思いますけど」 暫くして、名札にB子と書いてある人が 「変わりの者ですけど、(手を出して)ハイ、出してください」 「何を?」 「書類を」 私は、軽く予習をして来ましたので、役所の書類を持って来ておりました。 「これですか」 「はい、じゃ結構です」 それだけですか?呼びつけた者が現れないで…。説明責任があるでしょう。書類を持参することも聞いていないし、渡すだけとも聞いていない。今後のこともあるでしょう。予習をしておいて、本当によかった。二度手間になるところでした。 気が弱くおとなしい甥っ子の豪(ツヨシ)のことを思い出し、ここで、心証を悪くさせると、豪(ツヨシ)に良くないかも知れないなぁと、抗議するのは諦め、 「B子さん、これだけでよろしいのですね?」 (後で手帳に、「○○病院受付で、9時42分事務のB子さんに…」と記入して置きました) ※この相手の名前と日時をメモしておくことはとても大切なことです。 後で何か問題でもなると、威力を発揮します。名札をしておらず、名前も聞けない状況でしたら、その方の特徴と周りの状況をメモしておくと良いでしょう。正確な時間は忘れてはいけません。また、私は、その方と周りの方に印象を与えておくため、あえてその方の名前を口にしています。 昨日の新聞朝刊で、『患者への情報公開』が記事にありました医療制度改革の一環で、医療機関に医療費のおおまかな内容がわかる領収書の発行が義務付けされました。一歩前進ですが、政府は当初目指した明細付きの領収書は医療機関の反対で「努力義務」となった模様です。
これを新聞で見つけて、記事にすることにしました。明細付ならば、検査の値段や投与した薬と量、値段もわかります。診断書や各種明細書発行料やその他の手数料なども法外な請求はないのか、確認する必要もあるでしょう。 こんなこと今ごろ?とさえ思い、こんなことは情報公開でもなんでもないでしょう。 真の情報公開やアカウンタビリティ(対外的説明責任)は重要なことです。 でもそれだけではないはずです。患者さんの立場は弱い。お子さんが大手術中のお母さんや大事故で運ばれてきた患者の、ご家族の心の不安を考えれば邪険には出来ないはずです。 ビジネスの世界においても、たとえ立場の強い相手に非があっても、卑屈に頭を下げたこともあります。理不尽な要求もされたことがあります。 2006年1月6日付愚生記事:【優越的地位の乱用☆現代の兵糧攻め】 人の問題だと思っています。その人の人格の問題でしょう。 人の痛みを知る立派なお医者さん、看護師さん、事務員さんもたくさん存じております。 私は、今回予習をしていたので、一度の訪問で済みましたが、お勤めの方ならば上司に嫌味を言われながら、外出届の提出をされたり、説明責任を果たさないために、ご苦労から悩まれる方もいないとも限りません。 間接的に不幸な結果を作り出しているのは、私たち人間であることをもう一度考えたいと思います。 |
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しかし、一部の人は全くの評論家で、政治が悪い、国会議員が悪い、官僚が悪い、国民が悪い、経団連が悪い、アメリカが悪い、中国が悪いと、批判だけのオンパレード。 あなたは何様ですか? あなたはどうすれば良いと思っているのですか? その考えを具体化し、成就するために何をしているのですか? え?よくわからない?そして、何もしていない? それでは、偽善者ではないですか? 「あなたのことを・君のことを心配している」「かわいそうだな。よし、君のために、なんとかしよう」等、皆さんは言われたことがないですか? その時、口先だけだと感じたり、その後、何の手助けどころか電話の一本もない、その人に対し、嫌悪の念を抱いたことはないですか。 司会者としてはこれで良いのかも知れませんが、批判を恐れて中立を装っているような気がしています。 ビートたけしさんほどの人。自分の意見を持っていないはずがありません。 最近は卑怯とすら思うようになりました。 一度、司会の立場ではないビートたけしさんの意見を聞いてみたいものです。 テレビの討論会では、まだしも名前と顔を出しての発言です。 ブログの場合は、匿名で顔を見せずですから始末が悪いですね。 「もっと堂々と国内でも国外でも主張すべきだ。腰抜けだ」 じゃぁ、あなたは職場で、学校で、同僚・同級生が虐げられていたり、苦しんでいるのを見て、立ち上がっていますか? あなたが北朝鮮の国民だったら、人民のために、命をかけて金正日と闘えますか? 「マスコミは駄目だ。腐っている」 じゃぁ、あなたが新聞記者ならその意見通り記事に出来ますか? マスコミは多少の自己規制や主張はあるとはいえ、商業的政治的制約があるのも事実です。 その意見を記事にしたいのなら、その権限の持てるポストに就かなければなりません。 そのためには、意見の違う嫌いな上司であっても、飲みに行かねばなりません。(手段) 己の出世のために嫌らしいとの声を無視して、信条を具体化するために続けなければなりません。 そういう苦労をして、ついにその立場になりました。 さぁ、その新聞と真っ向から反対の立場で、記事を書かねばなりません。まず、家族との相談がいるでしょう。何故なら、その記事を掲載することは、懲戒免職を覚悟せねばならないからです。 立派な人は、多くを語らず実践しているものと思います。 自分が、首相なら国会議員なら、事務次官なら、社長なら、課長なら、主任なら、先生なら…。 だとしたら、どうします? これはビジネスにおける交渉でも、同じです。 この発想を取り入れると、世の中が見えてくると思います。 北朝鮮に亡命し、わずか2年で帰国した女性がいます。世間騒がせな女だとなっていますが、彼女の家族が北朝鮮に拉致されていればどうでしょうか? 彼女は被害者の立場に変わりますね。 批判や反論だけは、知人と顔を突き合わせての、世間話なら一向に構わないことです。 民主主義とは、何であるのかと悲しくなります。 確かに権力に批判は必要です。しかし、自分が聖人君子でもないのに、それを求めるのは無理があります。 一つ悪ければすべて悪いと一絡げにしてしまう論調も問題です。 北朝鮮が拉致を認めた時、在日のチマチョゴリを着ている女学生に日本人がカッターナイフで切り付けたそうです。 こういう発想も怖いですね。 民主主義とは淡いものです。暴論でさえも認めるのが民主主義ですから。 北朝鮮や中国では、自由にものが言えません。民主主義の有難味を忘れてはなりませんね。
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以前から、目上や上司に対して「なるほど」を使うのに抵抗がありました。 目上の人の話に真剣に聞き入って、思わず「なるほど」と口走ってしまい、その後に「…ですね」と付け加えましたが、使ってしまって、なんとなくバツが悪かったのを覚えています。 基本的に「なるほど」と言う意味は、相手の意見や考え、もたらす情報に対して、こちら側として評価をし、参考になる・合理的である・それは正しいと認めた時に発する言葉です。 従いまして、相手方からすると、不遜に思われるということです。 私自身、使われると、あまり気持ちがよくないですから。 「おっしゃる通りです」を使うには、はそぐわない事例が、多いものですから、「なるほど」的意味を持つもので、何か失礼にあたらない言葉はないものでしょうか? 敬語は本当に難しいです。 儒教の精神が色濃く残る韓国では、目上の人から先に、食べない・飲まない、など作法からも目上を敬う礼儀が残っていますが、ハングルでは、尊敬を意味する“시”を挟み、相手によっては、日本語のです・ます調、だ調のように、アンニョンハシムニカ→アンニョンハセヨ→アンニョンなど、五つぐらいに変化します。 しかし、日本語ほど敬語の使い方の難しい言語はないのではないのでしょうか。 ただ、目上を敬う精神は薄れ、その敬語自体使える人は減っていることも事実でしょう。
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