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嘘やろ?銀行融資

嘘やろ?銀行融資

思いがけずというか、棚からボタ餅というか、そんな感じで土地が転がり込んできたので、融資のことはほとんど手付かずでした。早速本を数冊とネットで各銀行の金利や商品を調べまくりました。

嫁との協議の末、35年固定金利での融資を受けることを決め、更にその商品を取り扱っている銀行の金利を比較した結果、給与振込み先でもある某都銀のM銀行に的を絞りました。とりあえず電話でアポイントを取って銀行の融資窓口に出かけました。銀行から借金するなんて僕の人生の中で初めてのことだったので緊張しつつ天神町支店の2階に上がって待つことしばし。担当のSさんが現れました。僕よりやや若い感じですこしスローな細身の方でした。

名刺を交換して、早速こちらの要望を伝えたところ、帰ってきた返事は
「それにはご融資できません」

「へっ???」
僕は最初、彼が何をいっているのか全く理解できませんでした。きっとこちらの説明が不十分だと思い、もう一度説明しました。
「つまり、土地を買って、それから自分で設計をして家を建てるので、まず土地の購入資金を貸してください。もちろんそこには家を建てるのでその際にはまた御社から資金を借りるつもりです。」と。

するとやはりSさんは、「ですからそれにはご融資できないのです。」との返事。

もしかして会社とか年収とか足元を見られてたりするんだろうか??そんな不条理なことがあるんか??
と僕の頭の中はほとんど真っ白に。するとSさん曰く、
「つまり、私共の商品は土地プラス建物に対して融資するものなので、土地と建物それぞれ別々に融資ということはできないのです。土地プラス建物で契約して、その上で土地支払いの際に必要額を融資し、半年以内に建物を着工して頂く事になります。」

「???」30秒くらい考えて、僕はやっと彼の言っていることの意味が分かりかけてきました。
「それはつまり建売住宅とかそういったものに対しての融資ですよね。そういう商品しかないってことですか?」「はい、おっしゃるとおりです。ですから融資の審査の際には「家の見積書」を提出していただくことになります。」

「え〜〜〜っ!!」

まったく予想もしていませんでした。だって普通我々設計者の建てる建物って、
土地を買う→設計者を探す→設計する→施工会社探し→契約→着工
という流れが普通じゃないですか。銀行はそれに対して融資する商品を持っていないっていうことですよ。僕は全く考えもしていなかったもので、ただただ驚くばかりでした。

「じゃあ、世間で言う建築家に頼んで家を建てる場合は、先に土地を買って、それから設計して家を建てると思うんですけどそういうお客さんって来ないんですか?」
「ほとんど来られたことはないですね。」との返事にまたショック。

つまり、日本の銀行ってハウスメーカーとかの建売住宅にお金を貸す仕組みにしかなっていないんですね。そんなの嘘やろ?絶対フツーの人そんなこと知らんぞ!!

ああ、「家の見積書」か。図面もまだロクに描いていないのに…

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はじめまして、ご訪問ありがとうございます。 設計士の方なのですね。私はその設計士探しに四苦八苦しております。 銀行融資の件ですが、35年固定ですと「フラット35」でしょうか? それだと、実質住宅金融公庫扱いなので担当者の言うとうりかもしれません。建物が決まっておらず土地のみの先行融資なら民間の住宅ローン利用となります。そして建物建築時にフラット35利用すればよろしいかと。(あくまで建物のみ)担当の言ってることは正しいかもしれませんが、極めて不親切です。今時役所にもいません、こんな人。

2006/3/5(日) 午前 9:47 タコA級

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補足ですが、私の利用している銀行では、土地先行融資の場合、建物にいくらぐらい金かけるかは申告しなければなりません(見積書、業者の選定は不要)。結局、返済比率(年収に対しての総年間返済額)をはじくのに必要って事ですね。その範囲内であれば後々多少の上下は可みたいです。

2006/3/5(日) 午前 9:57 タコA級

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不可落です。いやー大変でしたねえ。私のBLOGでもそのうち銀行ローンを取り上げようとおもってます。

2006/6/2(金) 午後 10:38 [ 不可落 ]

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コメントありがとうございます。銀行ローンはフラット35ではなく、某銀行独自の超長期商品です。金利も上昇基調みたいですし早く上物を建て終わらないと金利が心配です。

2006/6/10(土) 午後 7:16 [ 西 新 ]

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初めまして。私も一級建築士で、今年、自宅を新築しました。 私も土地の融資がして貰えず、親戚中から掻き集めて借りました。 国土交通省は「監理は大切です」と広報しています。でも、その 「監理」のためには、「監理が出来るレベルのきちんとした設計 図書」が必要です。 しかし、建築士に設計を依頼しようとした人が、まず土地を買おうと すると、銀行からお金を借りられないのです。結局、設計施工一体で 第三者チェック無しの物件を建てるしか無いのです。 本来ならば、政策誘導するべき、公庫がフラット35などという実質 的に建売住宅や建築条件付住宅でしか借りられない様な商品を作って いる今の状況。耐震偽装事件での教訓を生かそうとしている政治家、 官僚はほとんどいないという証明だと思います。

2006/10/5(木) 午前 9:24 mukaicom

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mukaicomさん、こんにちは。最近では日銀のゼロ金利解除を受けて金利上昇か?と思いきや各社競争が激しいようで予想以上に金利上昇は鈍いようですね。この書き込み以降友人の設計者とは、現行の融資制度の中では設計者が建て主さんと土地探しから共同して、いい土地があったら概算見積可能な図面を作成して工務店から見積りを一旦取って融資を受けるしかないのかな?と話しています。「商品としての家」が過半数を占める現状では致し方ないのかも知れませんね。

2006/10/5(木) 午後 11:33 [ 西 新 ]

現在、平成26年2月ですが、同じ悩みに遭遇しています。建築士さんに依頼し、土地、建物をローンで購入したいと考えて動いていました。銀行での事前審査を終え、土地はつなぎ融資で購入しようと不動産屋と交渉したのはいいですが、銀行の正式審査には、建物の工事請負契約書、工事見積書や図面が必要といいます。土地の測量すらまだですし、建物は、建築士さんが工務店2社から選ぶということで時間かかりそうです。
どうすればいいのでしょう。
このブログを読んで納得です。銀行の融通のきかなさったらないですね。
何か良い方法はないでしょうか?

2014/2/17(月) 午後 10:05 [ bat*y*zero ]

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bat*y*zeroさま、ご苦労されていることと思います。。。
銀行側の融資条件は残念ながら変わらないでしょうから、建築士の方が確定しているのであればその方に全面的に協力頂いて必要な書類を準備するしか無いと思います。不動産屋さんとの交渉はまた別になりますが・・・

2014/2/23(日) 午後 6:31 [ 西 新 ]


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