過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

この記事は音声でお聞き頂くことが出来ます。 (約4分半・1MB)
http://www.geocities.jp/arata_tokyo_jp2004/essay-141.mp3

夜中の12時を過ぎても、ハムちゃんがケージの中の小さな陶器の家から出て来ません。
いつもならば、もうとっくにエサを欲しがる時間です。
気になって「はむちゃん、はむちゃん」と何度も呼んでみましたが反応がありません。
その小さな家をコンコンと叩いてみたり、揺らしてみましたが、それでも全く反応がありません。
「こりゃ大変だー」 「ハムちゃんが冬眠しちゃったぞー」 
そう思ってかなり焦りました。

ハムちゃんのケージの下には暖房マットを敷いて暖めていましたし、ケージの上には温度計を置いてあり、先ほどまでは14度でしたから、「それほど寒くはないな」と安心していたのです。

ハムスターの飼育の本には、
「ハムスターが寒さで冬眠した場合には、そのままにしておくと死んでしまうので、直ぐに暖めてやりなさい」
と書いてありましたから、以前もそのとおりにして助かった事があります。

それで、いそいで小さな家をひっくり返して、中の真綿と牧草の巣を取り出すと、その中にうずくまって眠っているハムちゃんがいました。
しかし触ってみますと、硬くなって呼吸もしていません。
死んでいるのと全く同じ状態です。

生きているのか、死んでいるのか、生き返るのか、このまま死んでしまうのか・・・
慣れない私には全く分かりませんが、とにかく危険な状態である事には間違いありません。



小さく硬くなった ハムちゃんの体を手のひらの上に乗せて、「ハーハー」と暖かい息を何度も吹きかけたり、背中や腹を撫でたりしていましたが、その内に閉じていた口が開いたり体が少し動くような反応がありました。

「やったー!」 「このまま暖めてやればきっと生き返るぞ!」
そう思い、ハロゲンヒーターで更に暖めたり、暖房マットの上に置いて暖めたりして様子を見ていました。
その内に意識もハッキリしてきて、硬くなっていた体が少し柔らかくなってきましたので喜んでいましたが、気が付くと今度はブルブルと体を震わせています。
今までこんなにハムちゃんの体が震えているのを見たことはありません。

それでもしばらくすると体の震えも止まり、ヨタヨタと歩き出して、硬く閉じていた目も徐々に大きく開いてきました。
先ほどまでは見向きもしなかったエサも食べるようになりました。
時計を見ますと、いつのまにか2時を回っています。
ハムちゃんがいつもどおりの状態に戻るのに、2時間以上はかかったことになります。

ハムスターの暖房の調整は難しく、暖め過ぎてはいけませんから、いつもは暖房マットをケージの下に敷いても、ケージの床全面には当てないようにしていました。
でもそれで冬眠してしまうとなりますと、もう少し暖めなければなりませんから、ケージの床全面に暖房マットを当てるようにしてみました。



さて、もう疲れたから寝ようと思って電気を消してみましたが、なにか気になって寝られません。
いつもならば、夜中の3時から6時頃というのは、ハムちゃんがサイレントホイールの中で一生懸命に走っている時間なのです。
軽く2時間くらいは走っています。

現在4時を過ぎたところですが、ハムちゃんは小さな陶器の家の中で眠っています。
でもまた冬眠してしまったら大変です。
心配になって、懐中電灯の光を当てて小さな家の窓から中を覗いて見ました。
そうしたらハムちゃんの体が 小さく上下に動いて、呼吸をしているのが分かりました。
ちょっとホッとしましたが、まだ何か安心できません。

リアルタイムの実況中継のようですが・・・、
今、ハムちゃんが小さな家から出てきて水を飲み始めました。
真綿を口に銜えて巣作りも始めましたので、牧草を多めに入れてやりました。

さて、それでも私は気になって眠れませんから、ブログの更新でもやりながらしばらく起きている事に致します。

全1ページ

[1]


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事