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南後由和氏のテキストによると、リサーチは、「量的調査」と「質的調査」に大別でき、前者は、経済や交通、人口などの大量のデータや数字をベースにしたマクロなアプローチ、後者は、個人の感覚や考え方などをベースにしたミクロなアプローチだそうです。今回の特集では、後者の事例がほとんどです。南後氏はこの点について、前者は、「他者によって代替可能」だからとしていますが、リサーチの対象がマクロになればなるほど、コストが膨大になるという理由もあるのではないかと思いました。

「質的調査」と言えば聞こえは良いですが、リサーチと言うからには、分析結果に対する客観性が必要です。設計者の自己満足がリサーチの名の下に肯定されるのではなくて、質的調査の量的裏付けが重要だと理解しました。

個別の事例を読んでいると、「research」と「survey」が混同されているように感じました。厳密な定義は分かりませんが、それぞれを「研究」と「調査」と考えるのが良いのではないかと思います。継続的な「調査」の積み重ねが「研究」になり、質的調査の量を担保するのではないでしょうか。プロジェクト毎の単発の調査ではなく、自分のテーマを時間をかけて探求するような調査・研究が僕にとっての理想ですし、この「建築系図書日和」も、僕にとっての調査・研究の一翼となってくれれば良いなと思っています。

コンピュータによるシミュレーションも広義のリサーチと言えそうですが、建築が出来上がるまでの試行錯誤が全てリサーチになってしまいそうなので、あまり拡大解釈しない方が良いのかな、とも思ったり・・・。本書では取り上げられていない、組織設計事務所の行うリサーチや量的調査についても、もっと知りたいと思いました。

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はじめまして。スマッチ!編集部の木谷と申します。
Archibookreport様にブログを開設していただけないかと思い、コメントいたしました。

スマッチ!(http://blog.smatch.jp/)は、リクルートで運営している、住宅購入者や専門家のブログが集まっているサイトで、読者の家づくりの参考に、またブロガーさん同士のコミュニケーションの場として運営しております。
このようなブログは初めてお目にかかりました。難しい印象のある建築書ですが、このように解説されると、「読んでみよう」という気にさせてくれます。個人的には『図説50年後の日本』にとても惹かれました。
そこで、ご相談なのですが、スマッチでもブログを書いていただけないでしょうか? 難しければRSSを利用して表示させていただくだけでも構いません(この場合は新たに開設しなくても結構です)。
もし興味を持っていただけましたら、スマッチの応募ページ(http://blog.smatch.jp/about/category_1/)にご連絡をお願いします。
長文で失礼いたしました。スマッチ編集部 木谷

2008/12/20(土) 午後 2:15 [ スマッチ編集部・木谷 ]


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