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南後由和氏のテキストによると、リサーチは、「量的調査」と「質的調査」に大別でき、前者は、経済や交通、人口などの大量のデータや数字をベースにしたマクロなアプローチ、後者は、個人の感覚や考え方などをベースにしたミクロなアプローチだそうです。今回の特集では、後者の事例がほとんどです。南後氏はこの点について、前者は、「他者によって代替可能」だからとしていますが、リサーチの対象がマクロになればなるほど、コストが膨大になるという理由もあるのではないかと思いました。

「質的調査」と言えば聞こえは良いですが、リサーチと言うからには、分析結果に対する客観性が必要です。設計者の自己満足がリサーチの名の下に肯定されるのではなくて、質的調査の量的裏付けが重要だと理解しました。

個別の事例を読んでいると、「research」と「survey」が混同されているように感じました。厳密な定義は分かりませんが、それぞれを「研究」と「調査」と考えるのが良いのではないかと思います。継続的な「調査」の積み重ねが「研究」になり、質的調査の量を担保するのではないでしょうか。プロジェクト毎の単発の調査ではなく、自分のテーマを時間をかけて探求するような調査・研究が僕にとっての理想ですし、この「建築系図書日和」も、僕にとっての調査・研究の一翼となってくれれば良いなと思っています。

コンピュータによるシミュレーションも広義のリサーチと言えそうですが、建築が出来上がるまでの試行錯誤が全てリサーチになってしまいそうなので、あまり拡大解釈しない方が良いのかな、とも思ったり・・・。本書では取り上げられていない、組織設計事務所の行うリサーチや量的調査についても、もっと知りたいと思いました。

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この手のネタを見るとついつい食いついてしまいます(笑)。「設計」っていうピンスポットな領域だけでなく、建築をベースにスピンアウトした活動を行っている人達の特集。

今回の特集でオッと思ったのは、東京都現代美術館チーフキュレーターの長谷川祐子氏のコメント。同美術館で開催された「SPACE FOR YOUR FUTURE」展を成功させた長谷川氏の目から見た、これからの建築家の職能とは、「ライフアドバイザー」とのこと。「生活全体の諸要素をコーディネートしたり、変革を提案したりする」ことのプロ、ということらしい。

「当然のこと」とか「それも職能の“一部”」とか思ったりしがちなのだけど、目利きの長谷川氏がこう指摘するということは、建築家が、社会の中でこうした役割を果たせていないという認識なのだなぁと・・・。

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広く浅くのエコ特集。しかし、その“広さ”感が、けっこう多様で面白い特集でした。「もやしもん」が取り上げられていたのも良かった!

後ろの方のちょっとしたコラムですが、ブルックリンの建築家のミッチェル・ジョアキム(Mitchell Joachim)氏のツリーハウスの記事が気になりました。今から軽く喰いついてみたいと思います。

内容は、生きている木をそのまま構造体にした住宅の提案。昔、同じようなことを想像して、面白そうだと思っていたのですが、具体的にCGで見せられると、なんか違うなーとか思ったのです。なんでも、コンピュータで計算した数値通りに木の成長をコントロールするのだとか・・・。「究極の自然型住宅」と紹介してあるのですが、この手のアプローチは、その見た目とは裏腹に、本質はどーなんだろーっていうあたり。

ミッチェル・ジョアキム氏のウェブサイト↓
http://www.archinode.com/bienal03.html

QuickTimeムービー↓
http://www.terreform.org/fab_tree_hab_joachim_web.mov

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結論から言うと、レム・コールハース以降の建築理論はない、ということのようです。逆に、ここを確実に押えておく必要がある、ということだと思いました。

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言わずと知れた日本デザイン界の巨匠、倉俣史朗氏。最近、僕の設計した建物を見た人に、金属素材や透明素材の使い方を参考にしてみたらどうか、と勧められたこともあって気になっていたのですが、ちょうど良いタイミングでpenが特集を組んでいました。

1996年に開催された、「倉俣史朗の世界」という世界巡回展の図録も復刻されたそうで、こちらは近日中に入手予定です!

学生の時に訪れたホテル イル・パラッツォでは、4つあったバーの内、なぜか倉俣デザインのお店だけ閉店。そんな僕も、とある場所で「ミス・ブランチ」に座ったことがっ!まぁ、座ったと言っても、今にも壊れるんじゃないかと気が気じゃなくて、座り心地も何もあったもんじゃないって感じでしたが・・・。でも、そういった繊細さや危うさを秘めた美しさが、多くの人の心を捉えるのではないかな?とも思ったりしてます。

以前は、「ミス・ブランチ」の販売権をコクヨ(株)が保有していたのだとか。その経緯で、現在もプロトタイプを所有しているらしいです。写真で見た限りでは、プロトタイプのデザインの方が好きだけど、最終形に至ったプロセスを知りたいと思いました。

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