庭・ランドスケープ

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以前から強い関心を持っているのだけど、なかなか手を出せないでいた分野の1つが「庭」です。迂闊に手を出すとヤバイっていう気がしていたのですが、未知なる扉を開くべく本書を読むことにしました。

原本は、約120年前の本で、1890年(明治23年)に出版されています。本書は、1907年の改訂版の復刻です。著者は、武家出身の洋画家です。趣味が高じて、亡くなるまでに50前後の日本庭園を設計したそうです。

内容的には、全体的な配置の考え方から石組や手水鉢まで、伝統的な日本庭園を体系的に解説しています。洋画家としての主観的な記述が所々にあり、アカデミックというよりは、趣味人の研究発表という感じがしました。解説によると、江戸時代までの伝統的な日本庭園の考え方を近代的な視点で整理し、“パース”で描いた図版を使用した初めての本なのだとか。

著者にとって庭造りは、人生における至高の趣味なのです。なので、ヘタをするとやっぱり痛い目にあうみたいです。「心眼を楽しませ、身体を安らかにすること」がポイントで、庭造りは、健康第一とのこと!ただ単に自然をコピー&ペーストするのは厳禁です。以下に一文引用しておきます。

 自然の険路、森林などは庭中に移すべき趣かもしれないが、人が見て楽しめる範囲を推し測って造形しなければ、これを庭に移した意図は伝わらない。

「風趣」を大切にする心を語った後で、急にコストの話になったりして、いつも通りの現場感覚というか、庭造りを身近でリアルな行為と感じられたのは良かったです。庭の世界への第一歩をなんとな〜く踏み出せたことは収穫でしたが、一冊目に読む本ではないかもしれません・・・。

本書は面白い構成になっていて、前からは日本語版、後ろからは英語版となっています。英語版は、日本語版の翻訳ではなく、ジョサイア・コンドル氏によるオリジナルの英文解説です。1冊で2度オイシイ本になっています。ざっと読んだのですが、外国人向けに書かれているので、日本語版より解説が丁寧な気がします。英語を読むのが面倒なので、是非、英文解説の日本語訳が欲しいです・・・(笑)

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