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今回の話題は「ティーソーサー」です。
皆さん、喫茶店などでコーヒーや紅茶を飲みますか?
最近は安価で美味しく、しかも手軽にテイクアウトも出来るタイプの喫茶店が多くなりましたね。
でも、昔ながらのいわゆる喫茶店で、雑誌や本を読んだり、勉強したり、時には編み物などをしてみたり。そんなゆったりとした時間もいいのではないでしょうか?
さて、このコーヒーや紅茶、そんな喫茶店ではどのように提供されるでしょうか?
アイスコーヒーやアイスティーは別として、温かいものの場合にはティーカップの下に必ずお皿が敷いてありませんか?
あれ、なんででしょう?
私はてっきり、カップからの熱でテーブルなどを傷めないように、と思っていたのですが…。
この皿、つまり「ティーソーサー」が現れ始めたのは中世以降のヨーロッパ。もともとヨーロッパでは、スープなどだけでなく、紅茶やコーヒーも皿で飲む習慣がありました。
次第に、広くて浅い皿から、少し深いお椀のような皿に変化し、飲みやすいように取っ手が取り付けられました。
これがティーカップの始まりです。
そしてこれに、受け皿をつけてセットで使われるようになりました。
ところが、長年 皿での飲食に慣れてきたヨーロッパ人たちは、このカップのコーヒーや紅茶を受け皿に移し替えて飲むようになったのです。
ですから、本来はこのカップとソーサー、入る液体の容量が同じでなければならないんです。
現在のカップ&ソーサーは、大概カップの方が大きな容量を持っています。
もはや、飾りのようになってしまった感がありますが、今でもヨーロッパに行くと、ソーサーに移し替えながら、冷まして飲む人たちを見かけます。
日本でこれをやったら「行儀悪い!」の一言で片づけられてしまいそうな気もしますけどね。
ティータイムは、心と体に安らぎを与えます。
美味しいコーヒーや紅茶とともに、よく見ればすてきなデザインのカップ&ソーサー。これを「目で味わう」なんていう楽しみ方もいいものですよ☆
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