アート サモトラケのニケ

9月3日から8日まで、春日部中央公民館で絵画展中。

リスボンの1日

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 ☆

グルベンキアン美術館について書かれたものはほとんどないので、もうちょっと写真を載せておきます。
 意外に美術館本館以外の敷地が広く、2度目に行ったときにも、美術館の塀の回りをぐるぐる歩いて入り口がなかなか見つからなかった。いつも、たいていの地図には入り口が書いてないんだな。中にはキャンプができそうな芝生地帯や木立もある

 美術館の中は暗いし、ほとんど人もいないのでリラックスして見ることができた。靴の紐を結び治すときに、ふと床にあったカーペットの上にカメラを置きそうになる。休憩用の椅子と同じようなものかと思っていたら、展示しているペルシャ絨毯だった。その後、アキコがやってきて、私に似た絵がある、といって連れていかれた。この中のどれかの絵ですが。

 ここに来る前にはいくつかのガイドブックを読んだ。地球の歩き方に載っていた投稿文にちょっとした見当違いなことが書いてあった。ロヒール・ファン・デル・ウエイデン作品についてと、途中の出入りのことだ。たぶん今は削除されているだろう。「美術館の中では、途中トイレに入れないので、先に行っておくように」と書いてあった。だいたい見終わって、ルネ・ラリックの展示部屋の前にトイレに行こうと思った。そしたら近くに出口(だと思う)みたいなのがあったので、係員にトイレ行って戻ってきます、とジェスチャーでしめし、何も見せず行って帰ってきたけど、問題なく入れた。トイレぐらい大丈夫なのだ。しかし、まあ、団体で入って、そもそもチケット買ってないんだけど。

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☆ カステロ(城)から見るリスボン市街。

 バスの中で、アケミがレストランの場所、そしてホテルへバスで送迎する前に、町の中心部で希望者だけ降ろすと言っていた場所を発表した。希望者が多いから、食後はグルベンキアン美術館に近い地下鉄駅前で希望者だけ降ろして、その後ホテルへ向かう、というものだった。誰がそんな希望を出したのだろう。私でさえ直接アケミに言った覚えはないが。

 ただ、フランクフルトの自由時間にもシュテーデル美術館の閉館時間をアケミに聞いたから、美術館好きだと思われてはいただろう。それからこの美術館、いかにも不確かな情報だが、美術館の入場料が、みなさんの見たいような主要部分は2、5ユーロだという。つまりこの美術館はいくつにも別れていて、別々に入場料を払うということか。


 アケミがホテルとレストラン、その他ショッピングセンターへ地下鉄で行く説明をしている。「地下鉄の黄色の線から緑の線に乗り換えて・・・・」と言っているのだが、私の見ている路線図の色と違うようだ。いったい何を見ていっているのか。前方の方の席の人たちを見ると、なにやら薄いリスボン地図の入った冊子を開いている人がいる。もちろん、開いていない人もいる。

 なんだ、あれは。あんなものいつ配ったんだ。持っていないぞ。このあとの食事の時にも確認したが、私と話をした人たちは大抵、もらっていない、と言っている。持っている人に聞いてみたら、旅行会社から資料としてもらったと言っている。アケミに聞いても、きっと、みなさんに配られているはずです、なんて言われるんだろうな。私は、もらった資料の中に入っていた覚えはないし、その時まで見た記憶もない。私が勝手に紛失したのかもしれないし、確信がないので、アケミには言わない。

 食事の後、何とグルベンキアン美術館の近くにバスをとめてくれるとは。見事な添乗員の判断だ。(ギリシャ旅行記を読んだ人にしか分からない話だが)もう、アケミのバカタレ、なんて二度と言いません。まあ、今回のアケミは、いくら私が批判したところでびくともしないオーラが感じられる。みんな、もうちょっと羽目を外して、アケミを困らせてもいいぞ。おかげで、わずかな自由時間の第一の行程がはぶけた。

 しかし、後で歩いてみてわかったことだが、ホテルも美術館もレストランも大した距離ではなかった。それに、25人も美術館へ行ったのだから、美術館の近くではなく、ズバリ美術館前で止めてくれたらもっと良かったのに。しかし、ともかく、予想以上のメリットがあったのだ。ふけとりシャンプーのことではない。


 さて、グルベンキアン美術館とは、リスボンで一番の美術館です。コートールド美術館やティッセン=ボルネミッサ美術館、バーンズコレクションなどと同じように、個人コレクションが元になっています。ここも、3年後に一人で見に来たのですが、まあ、わかりにくいったら。入り口がです。リヒテンシュタイン美術館みたいに、ぐるっと塀を回って、遠回りをしました。

 地図を見て困ることがよくあります。巨大なバス・ステーションとか、広大な敷地の美術館はもちろんちゃんと乗っているのですが、どこから入ればいいのか分からず、遠回りして入り口にたどり着くことがよくあります。確かに、この建物が美術館なんだけれど、入り口が?

 ヨーロッパでは美術館の入り口なんて、小さいプレートしか掛けられていないこともあり、目の前を通りすぎても気づかないこともありました。日本でもたまにあります。ちゃんとした目印を、地図にも入れてほしいものです。焼きたてパンの匂いでも出してくれたら、すぐ行けるのに。

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☆雨のシントラの王宮入り口。前回と同じ場所。


 前回書いたように、団体ツアーでは、日本人のガイドが付いたうえに、日本語がまったくしゃべれない現地人のガイドが付く。じっさいになんの役にも立っていないのに。

 以前、団体でプラド美術館を観光したときの30分ほどの自由時間。(まだ、2回目の海外旅行の時)すでに前日に全部を見終わっていた私は、添乗員・日本人ガイド・現地人ガイドの3人とコーヒーショップで時間を潰した。日本人ガイドは、「男性がみんなの分、払わないといけませんよ」と、暗に私が付いていくのをいやがっていたが、ずーずーしく同行した。

 スペイン人ガイドも、付いてきているだけで、なにも仕事をしていないのを気にしているのか、これぐらい私に出させてよと、4人分のコーヒー代をごちそうしてくれた。この時、日本人ガイドに、「マドリッドにあるフェリペ2世の数種の肖像画について」と「レンブラントの贋作問題」の2点について質問した。

 彼女はわたしの質問をはぐらかし、いつものガイドでしゃべっているような一般論に話をずらして返答するのみで、腹を立てたことを覚えている。「模写する場合には、明らかに本物と違うキャンバス、違う絵の具を使わなくてはいけません」なんてことを答えるのだ。

 初日のリスボン観光での堀さんにもこの傾向があり、たいていの添乗員にも(今回はちがう)、そんな傾向がある。要するに、知らないことは、知らないと言わず、つごうの悪いことは言わず、論点をずらして、しゃべり慣れていることを話すのである。

 もちろん私が質問される側の場合にもありえる。特に、あまりに筋違い、バカバカしい質問をされたときや、質問のレベルが分からないとき、この傾向があるのは心得ている。なにかを言うタイミングというのは、確かにあるので、同じ質問でも、その人・その時によって違ってくるのである。


 外へ出て雨の中で、当然傘をさしながら王宮周辺の写真を撮っていると、カメラマン土方さんが「あなた達も仕事で来ているの?」と聞いてきた。彼はもちろん仕事できているのだが、もちろん私とサカイがそんなはずはない。そう見えるほど、無理をして写真を撮っているように見えたのだろうか。

 私の場合、仕事と無関係というわけでもなく、良い写真が撮れれば、良い絵が描けることにつながる可能性がある。だけで、単なる観光旅行なのだが、気に入った構図を見つけて写真を撮るのは、一種の本能のようなものだ。はたして、他にも重い一眼レフカメラを持っている人や、内藤さんのようにビデオカメラを回し続けている人もいる。

 サカイくんも嵐のロカ岬で、雨が叩きつけるカメラのフィルムを交換していた。私は思わずカメラが濡れないように手を広げてカメラの上に差し出した。彼は「だいじょうぶですよ」と、気にしているようすはない。何か目的があってこんな状況の写真を撮っているのだろうか。

 土方さんもロカ岬で「濡れたぐらいじゃあだいじょうぶ」「これなんかまだ売っているから買えるけど、もう手に入らないカメラだったら焦るよ」なんて言っている。また買えばいいって、二台のうち安い方のニコンF100だって20万円ぐらいするはずだ。まったく、かぼちゃプリン好きの男というのは困ったものだ。

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☆シントラの王宮入り口で昼寝をする女学生?。


 シントラの王宮(11:12〜12:20) ここシントラは、代々のポルトガル王家の離宮が置かれたところ。バイロンが「エデンの園」と讃えた、美しく神聖な場所のはずだが、ロカ岬に比べたら風は弱まったものの、こんな土砂降りじゃあ散策もままならない。もともと王宮は外観観光だけの予定だったが、内部も見ることができるように変更になったそうだ。しかし、団体は入場規制があり、5分おきぐらいに1団体ずつ入場させている。ファザード下のせまい場所にみんなで並んで待つ。

 わたしたちの団体は、ほとんど立ち止まらず、ほぼ一列になって、とりあえず内部を歩いて通り過ぎた。私はイヤホンガイドを持っていなかったのでわからないのだが、もしかしたら何かアケミが説明しながら歩いていたのかもしれない。面白かったのは、二つの高い煙突の見える部屋。部屋の天井がアシカのように上へ伸びて、煙突に進化したようなかたちの部屋だ。その他は取りたてて興味深いものは発見しなかった。マサコだったら、何か発見しているかもしれない。

 歩いている途中でいくつかの団体の集団を追いこしていく。他の団体はひとかたまりになって、ガイドが説明をしている。この離宮の目玉、二つの煙突の部屋の出入り口がせまく、他の団体が出ていくのとごちゃ混ぜになる。みんな自分の団体にピッタリ着いていこうとするために、われ先にと出口に向かう。

 無事出口を過ぎたあと、二人の添乗員らしき人たちの会話が耳に入った。「なにこの人たち。添乗員がいるんでしょう。失礼な!」 確かに、わたしたちの団体は失礼な見学のしかただ。外観観光だけの予定だったところを、急遽内部も見ることにしたので、時間もガイドもなく、こういう結果になったのだと思う。

 やりかたは、たとえどうであれ、こちらとしては、内部を歩けてよかった。外はひどい雨でもある。これもアケミの英断か。


 ヨーロッパでは現地のガイドが付いていないと、団体観光してはいけない場合がある。日本人のガイドが付いたうえに、日本語がまったくしゃべれない現地人のガイドが付く。どういうときに現地ガイドいなくてもよくて、どういう場合に必要なのかよくわからないが、ときかくなんにもしゃべらないガイドでも、ガイドが必要な場合がある。

 以前、アッシジの大聖堂前で、添乗員が説明していると、それに食ってかかってきた現地人らしい人がいた。添乗員はしばらくそれを無視し、「みなさん内部はご自分でごらんになってください」とみんなを中に入れた上で、現地人と言い合いを続けていた。その現地人は、自分をガイドとして雇えと言っているようだった。手みやげの、モミジまんじゅうでもあげれば、すんだのかもしれない。

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☆ロカ岬は撮ってないので、途中で寄った、ナザレ下町。


 今日は自由行動があるから、手荷物は極力少なくしなくてはいけない。5時間くらい歩き回るかもしれない。本来私が一人で歩くときは、鞄さえ持たず、コンパクトにまとめた資料をベストのポケットに入れて歩く。本気で写真を撮る気のない人は、カメラだって持たない方がいいと思う。危険地帯では特にそうだ。しかしリスボンは比較的危険ではないし、今日は雨の上に、いつも風の強いロカ岬もある。カバンを持つ。

 しかし、朝の混乱のせいで、防寒上着を持って出るのを忘れていたことに気づく。ついでに、団体ガイド用イヤホンもない。ロカ岬の寒さで気づいたのだが。そういえばアテネでは防寒着を落としてしまって、そのせいで風邪をひいたのだ。

 予定どおりの9時ちょうどにホテルを出発。バスの席は、いままででいちばん多いパターンの最後部より2列前の右側。アキコとマサコはいちばん後ろ。

 途中、右に闘牛場、左にグルベンキアン美術館を通り過ぎる。こんなに近かったのなら、昨日の夕方下見に来ても良かったかなと思った。今日は朝から雨が降っていて降り止まない。水滴がバスの窓について、そして途中の道も森の中が多く、あまり美しくは見えない。そして、風雨は強さを増していた。

 ロカ岬(10:15〜10:40)に着いたときはものすごい風で、海岸線は台風にでも遭遇したかのよう。ウインドブレーカーの上下を来て外に出る。傘はほとんど役にたたない。みんなびしょぬれになって岬の先まで行って写真を撮る。

 本来、仲の良いメンバーと、あるいは全員で記念撮影でもしたくなるようなモニュメントのある場所なのだが、この嵐ではしょうがない。頭にかぶったカッパの帽子をぐっと絞って、最小限の目・鼻・口しか出ていない何とも情けない状態でアキコ、マサコ、酒井と記念写真を撮る。カズエは高所恐怖症だからと来ていない。

 酒井がカメラを持っていたのだが、彼は雨も降るこの嵐の中、一眼レフの裏ぶたを開けて、フィルムを入れ替えていた。私はカメラを出さずじまい。

 そう、モニュメントのすぐ横は、自殺名所のような断崖絶壁だ。こんな危険なところに、柵も注意書きも、添乗員の注意喚起もない。日本だったら考えられないことだ。「この崖では毎年数人の転落事故がありますので。一月前にも日本人が一人亡くなりました。(たとえです)足下に十分に注意して観光してください」と、私だったらひとこと言わずにおれないところだ。

 とはいえ、危険なところまで踏み込んでいったのは、私ら数人にすぎないが。ここではツアーメンバー全員に、最西端到達証明書をくれる。自分の名前も、なんと、読めないような飾り文字で入れられている。もちろん個人で行った場合は、お金を出して買わなければいけない。こんな嵐のような状況で、大きな紙を配布されても困るだろうから、後で、夕食後、みんなに配ってくれた。

 私は人からは、雨具のズボンまではいているから、完全武装しているように見えたらしい。しかし、持ち運びに便利な薄い素材で防水ではない。したがって見かけと違って、中の服もかなり濡れていた。しかも着るものはそれしかない。

 バスの中で椅子の背に広げて、次のシントラへ行くまでの間になるべく乾くようにした。幸い薄いせいで、ズボンは完全に、上着は半分ほど乾いた。時間は十分にあり、なにしろびしょ濡れになるのだから、みんなが売店に入る。そこで何を買うでもない手持ちぶさたのわたしと、偶然となりに居合わせたカメラマンの土方さんと話をする。

 別棟にあったトイレに行ってから、もうちょっと売店で待っていたら、バスが売店前まで移動してドアを開けてくれた。バスに乗り込む通路で、先に席に着いていた土方さんが話しかけてきた。 出版社の名前が「木」に「世」を付けた字の「::出版」で数冊の本を出しているという。帰ってカメラ屋さんに行ってみたら、ホントにそんな本が出ていた。どおりでやけに高級そうなレンジファインダーカメラを2台ぶら下げていたなー。

 いま思えば。今までの団体海外ツアーで、3人ほど、プロ級(実際にどうかはわからないが)のカメラマンといっしょになった。彼らは、私みたいに1日に700枚も写真を撮ったりしない。ここぞというときだけに、やおらカメラを手に取る。やたらとバシャバシャ、シャッターを切らないのだ。

 やはり、作品として写真を撮るのと、資料としていろいろな角度から撮るのでは違うのだ。私は、素材収集の写真撮りにすぎないのだ。(と、デキノワルイ言い訳)けどまあ、スナイパーのように、時にはマシンガンを撃つように、気合いを入れて打っているつもりではある。ような気に、なっている。

 カメラは、3台持っている。最低レベルの一眼レフ(コレがいちばん安い)と、リコーGR−1とフジ150万画素のデジカメ(当時世界最小最軽量)。デジカメで大量に撮って、これぞというときGR−1。なんだかなー。
しかし、勝負は、出会い頭の、一瞬で決まるのである。間に合わない。

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