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ホメロスの叙事詩で有名な「トロイ戦争」という戦いがあります。ギリシャ軍が巨大な木馬を使ってトロイの町を攻略したという「トロイの木馬」の伝説がありますね。落城したトロイの王族にアエネアスという人物がいました。アエネアスは、遠くイタリアまで落ち延び、その子供の代にアルバロンガという都市が建設されました。 やがて時が経ち、アエネアスの子孫でアルバロンガの王女レア・シルヴィアという人物が現れます。彼女は、王位を簒奪した叔父の王によって子供を産めない身分(巫女)にされてしまいました。ところが、軍神マルスが彼女を見初めて交わったため、双子の男子が産まれました。怒った叔父の王は、双子をテヴェレ川に流しました。 双子は、一匹の牝狼に拾われました。牝狼は、双子に乳を与え、飢えから救いました。その後、ある牧人が双子を発見し、ロムルスとレムスと名付け、育てました。ロムルスとレムスは成長し、次第に頭角を現すようになり、付近の牧人たちの長になりました。ある時、双子は、自分たちの出生の秘密を知ってしまい、復讐を誓いました。そして、配下を率いて、大叔父の王の住む都に攻め込み、王を殺しました。 復讐を遂げた双子は、都にとどまらず、故郷に帰り、テヴェレ川の下流に新しい都を建設しました。はじめは、双子が都を二分して統治していましたが、ある時、弟のレムスが領土侵犯を行いました。それに怒った兄のロムルスがレムスを殺害し、単独の王となりました。 こうして、ロムルスの支配下に新たな都が建設された。都はロムルスの名をとって「ローマ」と名づけられました。 これは、ローマ人の間で口伝されてきたローマ誕生の伝承であり、現在では、ロムルスの実在自体も疑問視する説もあります。僕は、軍神マルスの子供であったというのは、箔をつけるための伝説であったでしょうが、ロムルスという名の初代の王は実在したのではないかと思っています。
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今年もいろいろとお世話になりましたw来年も宜しくお願い致します!!今年最後に『トロイのパリス』をUPしました!偶然トロイ繋がりだったんでトラックバックしちゃいましたwトロイ自体はギリシャ神話上の逸話とされてましたが近年実在してた事がわかってますよね!!なのでまるこもロムルスは実在の人物だと思います!!
2005/12/31(土) 午前 9:33
まるこさん、コメント&トラックバックありがとうございます。こちらこそ、いつもお世話になっております(^^)僕は、ロムルスが実在の人物であると確信していますが、その言い伝えはかなりの脚色が加えられているのだろうなと思っています。実際は、脚色を加えざるをえないほどの身分の出身で、おそらくアウトロー集団のリーダー格だったのではないかと想像しています。
2005/12/31(土) 午後 10:51 [ ユウ ]