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先日、尾道を訪れ、「しまなみ海道」を遠望し、この近海を支配していた村上水軍に思いをはせ、ブログに記事を書きました。 今日の読売新聞の文化面に村上水軍に関しての面白い記事が書かれていたので少し紹介したいと思います。 村上水軍とは、戦国時代に瀬戸内海を支配していた海賊で、因島、能島、来島の三島を拠点として略奪行為を行っていたと思われていました。ところが、記事によると「実は村上水軍が、武力による略奪行為よりも、安全な航海を保障し、流通を盛んにすることで繁栄したらしいことが近年、明らかになってきた」らしいのです。 もし、この説が本当だとすれば、僕が持っていた海の荒くれ者としてのイメージは大きく変わりますね。なにせ、船から爆弾をほり投げて敵船を沈めるという豪快な戦法を得意とした村上水軍ですから、当然、略奪なんかお手の物なんだろうなぁと思っていました。 ではなぜ、村上水軍に略奪によって繁栄したとのレッテルがはられてきたのでしょうか。実は、村上水軍が略奪を行ったという記録の多くは、地方の有力者が中央に納めるべき年貢の量をごまかそうとして、海賊に奪われたということにするための虚偽のものであった可能性が高いというのです。もし本当だとすれば、村上水軍は、とんだとばっちりを受けたわけですね。 しかし、当の本人たちは、そんなことは気にも留めていなかったのではないかと思います。案外、自分たちの威を示すための良い宣伝になるとでも思っていたのかもしれませんね。
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