京北教会ブログ「虹の架かる教会」 創立109年目の歩み

京都市下鴨、日本キリスト教団 京北(きょうほく)教会です。HPもご覧下さい。

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<きょうほく・きょうかい>

「虹の架かる教会」京北教会ブログ


 ──同志社神学協議会2016を訪れて──




このほかにも、京北教会ブログの一環として、

京北教会牧師が様々な教会などを訪れた記録の、

「あちこち訪問記」のアドレスは、

以下です。よろしければご覧ください。


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以下、参考として、当ブログでの過去記事をご紹介します。
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「同志社神学協議会2012」の記事は、
以下のアドレスをクリック。

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「同志社神学協議会2014」の記事は、
以下のアドレスをクリック。

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「西日本同信会2013(於 岡山教会)の記事は、

以下のアドレスをクリック。

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「西日本同信会2015」(於 松山教会)の記事は、

以下のアドレスをクリック。

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 解 説 

・「同志社神学協議会」は2年に1度、同志社大学寒梅館(ハーディーホール)と関西セミナーハウスを会場に開催される一泊二日の会合です。
 
・同志社神学部または関係学校の出身者、旧日本組合基督教会(会衆派)の伝統を持つ教会の教師・信徒、同志社出身の教師が赴任した教会の教師・信徒、その他の何らかの関係者(他の神学校出身者や教団のいわゆるCコース(通信教育)出身教師など)たちが、教師・信徒などの区別なく集まる会合です。教師とは牧師・伝道師や学校教師や病院チャプレンも含みます。
 
・「西日本同信会」は、2年に1度、上記の神学協議会のない年に開催される一泊二日の会合で、東中国、四国、九州で順番に開催される会合で、その性質は上記の神学協議会と同じです。「東日本同信会」も東北などで同様に開催されています。

・なお、同志社神学部出身教師の集まりとして、よく使われる「同信会」の名は通称で、正式名は「同信伝道会」です。




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──同志社神学協議会2016を訪れて──


2016年 8月29日(月)13:00〜
30日(火)正午


於 同志社女子大学 栄光館ファウラーチャペル

および 関西セミナーハウス


主催 全国同信伝道会 

実務 全国同信伝道会 ネットワーク部門


    参加
者 310名(教師・信徒)


「同志社神学協議会」は、2年に一度、

京都の同志社で開催される、

出会いと学びの機会です。



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今年の同志社神学協議会の会場となったのは、
同志社女子大学「栄光館ファウラー・チャペル」。

いままで毎年、会場は同志社「寒梅館」でしたが、
今回は先約で使用できず、こちらになりました。

この日は曇り後、雨の日でした。



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赤レンガの古い講堂の入口から。

建物は栄光館、その1階が礼拝堂(講堂)で、

ファウラーチャペルといいます。

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ここはロビー。

広い場所に受付を出して、全国の地域ごとに受付をします。


受付担当者は、全国同信伝道会の地区委員と、

同志社大学神学部の学生アルバイトの皆さん。



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開会の1時が近づき、多くの人はもう中に入っていますが、

次々に人が来ます。


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ようこそ。

同信伝道会は、北海道から沖縄まで、関係者がいます。

6年前から、信徒にも参加を案内するようになり、

ぐっと参加者が増えました。


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今年の参加者は310名。すごい人数です。

スタッフの皆さんは大変でしたでしょう。


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開会礼拝が始まります。

司会者は志賀勉さん(紫野教会)。

奏楽者は岡崎菜佳子さん(プール学院中高講師)。


説教者は、九州教区の熊本草場町教会の、

難波信義牧師。

九州・熊本地震の被災経験を通して、

聖書の信仰を語られました。



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栄光館には大きな素晴らしいパイプオルガンがあります。

奏楽者の方に感謝。みんなで大きな声で讃美歌を歌いました。



開会礼拝のあと、続けて、

追悼教師への祈祷。

この2年間に逝去された21名の教師(牧師)を追悼しました。

祈祷担当者は、横田満朗隠退教師。


そのあと、全国同信伝道会の会長、

西澤他喜衛牧師(甲東教会)の挨拶。



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そして、同志社神学協議会の実務責任者、

柳井一朗牧師(洛西教会)が挨拶とオリエンテーション。

柳井先生には毎年、みんながお世話になっています。感謝。


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ここで、短い休憩。


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この日の天気は、曇りから雨へ。

栄光館の隣では建築工事がなされていました。



さて、休憩を終えて、再開します。


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今年の同志社神学協議会のテーマは、

「日本のプロテスタント教会の過去・現在・未来──

時代の転換の中での教会の課題と希望」。



★従来より、協議会での主題講演と質疑応答は、

録音を起こして全て文章化した、詳細な記録が、

後に「報告書」として作成されています。

今回も、同様だと思います。

スタッフの方々のご苦労に心から感謝して、

報告書を読ませていただくのを楽しみにしています。


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主題講演が始まります。

司会は井上勇一牧師(洛南教会)。

講師は、東京からお招きした、戒能信生牧師(千代田教会)。


最初に、戒能先生の個人史。

そして、主要教派別の受洗者数の推移の統計の説明。

世界のキリスト教の現在として、

ゴンザレスの『キリスト教史』、

ボッシュの『宣教のパラダイム転換』の紹介。

そして時代の転換とキリスト教会の現状。

さらに日本のキリスト教会の分析。

第1世代、第2世代の伝道者たちについて。

山室軍平、中田重治、賀川豊彦たちの民衆伝道。

戦時中の迫害。

戦後の日本の教会の歩み。

隅谷三喜男さんの『信徒の神学』。

未来への展望として、

柏木義円、カール・バルト、ボンヘッファーらのこと。


以上、当日のレジュメの目次を、簡単にして、

ここに掲載させていただきました。戒能先生に感謝します。

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戒能牧師は、同志社出身ではなく、

旧組合教会関係者でもなく、

つまり、同信伝道会のメンバーではありません。

東京神学大学を中退された後、立教大学で学ばれて、

牧師になられました。

こうした、同志社人ではない方が主題講演されたことに、

新鮮さと魅力を感じました。


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力のこもった講演に、

たくさんの教師・信徒ら聴衆が聴き入りました。



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戒能先生、ありがとうございました。



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講演のあと、主催者側で事前に依頼した、

北海道〜九州の各地の、以下の方々が、

様々な角度から講師に質問しました。


北海教区の西岡昌一郎牧師(旭川六条教会)。

東北教区の小西望牧師(仙台北教会)。

関東教区の川上盾牧師(前橋教会)。

兵庫教区の横山順一牧師(東神戸教会)。

四国教区の上島一高牧師(松山教会)。

九州教区の松崎豊牧師(福岡弥生教会)。

(以上、もし筆者の記憶違いがあればお知らせください)


いろいろな話が率直になされて、

よかったです。



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質疑応答を終えた後は、

各地からの出席者の地区ごと紹介(拍手で歓迎)、

そして記念写真撮影のあと、

次の会場「関西セミナーハウス」に、

タクシー分乗で向かいます。

上の写真は、記念写真のあと、外に向かう皆さん。

講壇から撮影しました。


雨のなか、3箇所のタクシー待ち場に分かれ、

学生スタッフの誘導のもとで、分乗して向かいました。

スタッフの皆様、お疲れさまです。


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夕食はバイキングの立食で。

皆さん、久しぶりの再開を喜び合い、

同期生と同窓会、また様々な方々と出会い、語り合い、

楽しいひとときを過ごしました。


司会は入治彦牧師(京都教会)と菅恒敏さん(京都教会)。


料理も美味しく、最高でした。


会場の関西セミナーハウス(略称は「関セミ」)は、

建物も料理もよく、静かな環境で、

いい感じの「京都っぽさ」が出ています。

関セミのスタッフの皆様に感謝!




夕食後は、自由。

関セミに宿泊する人、帰る人、

外に出てまた帰ってくる人、など、それぞれです。

こうして1日目は終了。


そして2日目へ。

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2日目は朝9時から、戒能先生の講演の2回目。


以下、レジュメの目次から要旨。

1.日本キリスト教団の現状と課題。

2.遺産を引継ぎ、新たな展開を。

3.具体的な展望。「地の塩・世の光」としての教会。


以上の講演後に、質疑応答、全体会。

司会は後宮敬爾牧師(霊南坂教会)。


関セミの会場は人が一杯であふれていました。

上の写真はメイン会場の出口からあふれた人たちに、

パイプイスを出して席を出したところ。



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講演関係の時間が終わり、今度は、

今年度新たになされた、

「全国同信伝道会」の組織改編による、

各地区の代表と同志社神学部教師による、

29名の「代議員会」と、

選挙で選出される「常任委員会」7名の、

組織決定の発表です。

発表者は、実務に関わった高田太牧師(梅花学園女子大)。


いままで同信伝道会には、選挙による、

はっきりした全国組織制度はありませんでした。

「禅譲(ぜんじょう)」といって、

ある役の人が、自分がやめるときに、別の人に役を譲る、

それで充分に機能してきたのですが、

今後の時代のことを考えて、

より組織的な制度を作ったのです。

(以上は筆者個人の理解です)


そうした話のあとは、同志社大学神学部長から、

神学部の近況や課題などの報告。

全国同信伝道会の各部門からの報告。

(人事、教師養成、ネットワーク、財政の4部門)



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いよいよ最後です。閉会礼拝。

司会は三好照孝さん(京都教会)。

奏楽者は大下真弓さん(京都葵教会)。

説教者は藤秀彦牧師(甘楽教会)。


みんなで大きな声で讃美歌を歌いました。


さあ、今回の同志社神学協議会も終わりました。

次は2年後です。

それとは別に1年後には、

「西日本同信伝道会」と「東日本同信伝道会」に分かれて、

それぞれの一泊二日の研修会があります。

そうして毎年1回は、同信伝道会の集まりがあります。




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現在の同志社大学神学部がある「神学館」。

左の塔の建物は「クラーク館」(昔の神学部があった)。


昔は、この神学館3階にあるチャペルで、

同志社神学協議会を2年に1回開催していました。

今と違い、ほぼ牧師だけが集まる会でした。

参加者は200名弱ぐらいでしたか。

神学館チャペルが一杯になっていましたね。


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<同志社神学館チャペル>
(京都南部地区信徒部主催の関谷直人先生のトークライブにて撮影)





栄光館よりも、寒梅館よりも、

はるかに小さい、あの神学館チャペルに、

全国から、あふれんばかりの牧師たちが集まって、

大きな声を張り上げて、讃美歌をみんなで歌っていた、

あのころを懐かしむ声を聞いたこともあります。


「あのころの、神学館チャペルでの、

讃美歌の響きは感動的だった」

「それが、寒梅館になってから、

響きが小さくなったな」

……という声です。


会場が、ずっと大きな、

寒梅館のハーディーホールに変わり、

牧師だけでなく、信徒の方々が全国から参加し、

うんと人数が増えた、現在の、同志社神学協議会。

もう昔の形に戻ることはないでしょう。


それでいいのだと思います。


なぜなら、

より開かれた、より多様な人々が集まる、

より大きな単位へと、

「同信伝道会」は、成長を続けているからです。




けれども、またいつか、

みんなと、神学館チャペルで礼拝がしたいな。




かつて、はるか昔、学校の、

あのチャペルのイスに座って、

不確かな明日に向けて、祈っていた者として。

























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