よゐこ有野 書記係に立候補します

!!!お祝いは傑作ボタンと赤いバラをポチっとな!!!

じ論丼。

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ぅおえっ!

 べしゃっ







    今、僕、弱音、吐きました。


      プロ失格ですわ。 はぁ、




  うおぇぇぇぇぇっ



 また、吐きましたわ。



  あかん、ちょくちょく吐きますわ。


  皆も、無理に飲み込む事ない。気にせんと、弱音、吐きなはれ、


 吐く事は、弱い事やないんやで、自分の弱さを認めるから、人に優しくなれるんやで。


 でも、何人もの人に何回も聞かしたらあかん。


 一人ん時に、吐きなはれ。


 でないと、ただの愚痴になりまっせ。



 酒と一緒。


 吐けば吐く程、強くなってくんやで。
 

  う、う、うおぇぇぇぇぇ、ばしゃばしゃばしゃぁぁぁぁぁぁ。





 でも、吐いた後は、お掃除がてら、傑作ボタンを、ポチッとね。


  おえっ。

    ああぁぁ、ポチっ


  でも、愚痴を吐いて、

  「自分こんなに弱いんス。
  こんだけ腹割るん あんただけなんス。
  だから、今日、一緒に居って下さい。」


 的な、口説きかたもあるから、母性本能ある人は、


     気をつけて!!


  酒の席で、よう見るわ。こんな、男論もあるんやで。


   こんな、口説きに、ひっかかった人ぉ? 手ぇあげてぇ。

 僕は、学生時代から部活に入った事がない。
唯一あるのは、小学生の頃。これは、週二回、“クラブ”という時間割があって、5、6年生は、各々が入ってるクラブに行くという遊び程度の部活ではなくクラブ活動やった。
もしかしたら、この頃の、思い出が、僕を、部活、というか、体育会系を、嫌いにさせた原因かもしれない。

 6年では、化学部に入っていたが、部活の意味とか、何も分からず入部した初っ端の、5年の僕は、
“ソフトボール部”という全く興味ないけど、ツレが皆、

 「野球部ないから、ソフトに入ろうや。」

という誘いに、野球には、一切興味ないけど、友達同士の“付き合い”というやつに乗っかってった。
一年間、大した活躍も、野球の面白さも、分からず、ただ、ツレと遊べるし、授業の一つやから、参加してた。

    そんな、三学期。

 他校との、練習試合が入った。僕は、レギュラー志望でもないし、

(ワーワー言うてりゃええやろ。)

と、思うてた試合当日。
走るのも遅い僕は、レギュラーでもなく、

 “ベンチを暖める係”

を、本当に喜んで任されていた。
メンバー全員、特に野球好きほどでもないし、
そんなに本気なヤツは、皆、リトルリーグに入ってる。
それらも踏まえた本気じゃないヤツばっかり、居るクラブやから、勝てるわけもなく
でも、試合自体は楽しんで応援し、皆ゲームしてた。

 だから、ボロ負けで進み、

  8対2

 そんな、九回裏、ツーアウト、ランナーなし。

僕らの最後の攻撃。

三学期で、来年も皆に、この“ソフトボール部”に入って欲しい野球好きの先生は、皆を集めてこう言った。


 「この試合で、皆が頑張った、一年が終わりです。
  皆が、毎週毎週、頑張ってたのは、先生が一番知ってます。
  でも、ここから勝つのは、相当難しいです。
  ここから、勝とうとするのは、奇跡が起きんと無理です。
  そこで!この奇跡。この一年、一番頑張ったヤツに起こしてもらおう と、思います。

  ピンチヒッター!!!


  有野!!!!!」


えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!
 何でやねん!!

 何で、一番頑張ってるヤツが、ホケツの中に居んねん!
頑張ってたら、レギュラーやし、頑張ってへんから、ホケツやろぅ!
それが、スポーツマンシップか。

  「お前!アホかっ!!!」

と、喉元まで、出かけた本音を飲み込める位、
人見知りだった僕は、泣く泣くバッターボックスに立った。

 (アリシンじゃ無理やろぅ。)
 (いや、誰でも無理やろぅ。)
 (でも、もしかしたら……。)
 (もしか、はないやろうぅ。)

誰からも、期待されることなくバッターボックスに入る気持ちは、

  イチローでも分からん筈や。

ココで一発、ホームラン打ったらすげえけど、僕じゃ無理、てのを知ってストライクを見送った事は、

  松井でもない筈や。


 でも、小さな奇跡は起こった。


   えい!!!

っと、当てずっぽうで振ったバットに、
コイツは、無理やろぅと思ったピッチャーが、ど真ん中に投げた球が、当たってくれた。

ショートと、サードの間をボールが抜ける。

「やった!アリシン走れ!!!」
「急げ!アリシン!!」

ベンチから、応援の声が聞こえる。

レフトが、球を拾いファーストへ、投げるため振りかぶってるのが眼に入る。

「ダッシュやぁ!アリシーン!!」

でも、どーやって走っても間に合えへん、自分の脚力を知ってるのに走らざるを得ない、

 チーターに追われる、シマウマの気持ち。

全力で走るも、一塁の半分位で、パシッ というグローブに球の入る音が聞こえる。
それでも、一塁まで走る。 審判が叫ぶ。


  「アウトッッ!!!」


  「分かっとるわ!!!!!」


思わず、声が出た。ベンチを見ると、皆の眼が、
チーターに食べられる、仲間を見る、シマウマ達の目線が合った。

先生が近寄る、僕の肩に手をかけて言った。


  「惜しかったな。」


  「どこがやねん。」


これが原因で、僕は、スポーツマンが嫌いになりました。

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