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一昨日、親しくする中国人留学生と久しぶりに話した。 彼は筑波大学の後、東大の大学院に学んでいる。 2か月ほど前に会った時には、就活で忙しくしているといっていた。 どうした?就活の方は・・・・ 決まりました。 しかし、 会社は大阪なんです。 おめでとう、近いうちに就職祝いを兼ねて一杯やろう。 就職先が決まり、今は、卒論に追われているという。 あわただしい立ち話であったが、近日中の再会を約して別れた。 そして、 昨日の朝、小雨の中、東大を散歩した。 7時過ぎで人はまばらだったが、中国人家族と別の中国人小グループとお会いした。 私の印象では、10年ほど前から東大にやってくる中国人が急激に増え、土日などは観光バスを連ねてやってくる。(※足が遠のいていたこの4〜5年はよく知らない) 特徴的なのは、子供連れの家族が多いこと。 今朝お会いしたご家族も雨の中、安田講堂や校舎をバックに子供たちの写真を盛んに撮っていた。 それで先の中国人留学生が、以前、中国における日本の教育レベルの評価が高いと言っていたことを思い出した。 それとは別に、新聞で知った今年上半期の訪日客数でも中国が1位で、その数、750万人で前年同期と比べ12%近くも増えている。 この夏の旅行先人気も日本が1位だそうだ。 一方 欧米や東南アジアなどからの訪日客は、これまで以上に増えているが、韓国からは3.8%減(前年同期比)の390万人。 これには日本の輸出規制による訪日キャンセルの影響は反映されていないので、今後どんな数字になるか気になるところである。 これで思うのは、事が「反日」となると、いとも簡単に火が付き、政治、メディア、国民が三位一体となって、前後左右の見境もなく逆上する韓国である。 しかも これ見よがしの不買やストップ、ボイコットなど、その手段がいかにも韓国らしいが、いずれも決定打に欠き、今のところ日本への影響は少ない。 嘆かわしいのは、韓国の国を挙げての反日ストップ、ボイコットは、自治体や教育界、学校や民間レベルの文化交流にまで及ぶこと。 しかし、 いくら感情的に手段を尽くしても、日本に響かない。 持ち駒に限界があり、しかも決定打に欠く韓国。 それがまたプライドの高い韓国を傷つけ、さらに感情的になっているようだが、日本は一向に動じる気配を見せず、次の一手として「ホワイト国」除外まで匂わせている。 一連の経過を見て、 これは日韓の実力の差と断じ、韓国が日本を超えたとするのは表面的なことで、日本の実力が見えなかっただけ。 日本を過小評価したら火傷するとの忠告だとする中国メディアもあった。 打ち出す玉こそ違っても報復の連鎖は止みそうもない。 韓国は、地力と自力の限界を知って、アメリカの仲介や国際世論を味方につけることしか手がないようだ。 今の日韓の相克を見て思うのは、以前から課題視されていた韓国経済の脆弱性が露呈したに過ぎないこと。 それを一言でいえば、 韓国経済の危うさと弱さは、他国に依存度が高いこと。 半導体材料3品目も日本からの輸入依存度が高い。 韓国は内製化や代替商品の調達に躍起のようだが、時間の制約もある。 仮に 内製化や代替品が見つかって日本外しが功を奏しても、その3品目は日本の輸出全体に占める割合はわずかに1%で、それほど大きな反撃を日本に加えられるわけでもなさそうだ。 韓国の対GDPの貿易依存度は70%近く、しかも、その40%以上を輸出に依存している。 日本の貿易依存度は40%にも満たないし、輸出依存度は15%ほど。 貿易立国は同じでも、依存度は大きく違う。 この違いは、輸出品目の中身にも言える。 代替地や代替品が容易に見つかる韓国の輸出品目と、それが難しい品目の多い日本との違いである。 さらに言えば その輸出の30%近くを中国に依存してきた危うさも言えるかもしれない。 その中国が、理由は定かでないが韓国の商用ビザの制限をしたとの報もある。 政治、経済や企業同士の連携強化に限らず、文化、芸能、スポーツまで、信頼構築と交流が進む日中関係との差異をそこに見る。 昨年の4月、中国の機関紙は社説で「日中関係改善こそ大局、ほかのことは二の次」書いた。 そして、強調する。 日中関係の改善を進めなかった者は愚かだ。 さらに 日中関係の改善は中国にとっても「百利あって一害なし」であり、地域と平和の安定にも有利に働くと。 同じ反日国家ながら、日本とますます距離のできる韓国と近くなる中国。 実利から是々非々と合理的な判断をする政治リーダー。 感情や恨みに負けてそれができないリーダーもいる。 そのリーダーの資質によって、国の進路にも危険信号がともる。 |
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