|
世界で一番大きなダムはエジプトの アスワン・ハイ・ダム だと小学校の社会の授業で習った覚えがある。 まだ、エジプトって???と思っている年代だったが、アスワン・ハイ・ダムはテストにも出たから覚えている。 しかし! いつの間に変わったのか??? 現在、世界最大のダムは、ブラジルとパラグアイの国境に位置する イタイプー・ダム なのだそうです。 そんなの聞いてないぞーっ! とにかく現実はそうだし、ここまで来たのだから、そのイタイプー・ダムとやらにも絶対に立ち寄らねばならない! ↓ ↓ ↓ 「イタイプー・ダムに行きたいんだけど、どこで何処行きのバスに乗り換えれば良い。」 とバスの車掌さんに聞いてみた。 「終点で乗り換えれば良いけど、今からじゃちょっと遅いんじゃない?」 という答え。 「どうしても今から行きたいのなら、終点の手前で降りて○○番のバスに乗り換える方が良い。でもそのバスはダムの前まで行かないから、ダムまでは100mほど歩かなければならないよ。」 と親切に教えてくれただけでなく、行き先とバスの番号を紙切れに書いて渡してくれた。 言われた場所で下車し、バス停でバスを待っているおじさんに、 「イタイプー行きのバスが来たら教えて。」とお願いした。 おじさんもちょっと考え込む風な顔をして同じことを言った。 「良いけど‥‥‥、今から行くのか?」 なんでだろう??? なんで?なんで??なんで??? そして、おじさんの説明を聞いてみて びっくり!!! 既に時刻は 午後3時半 なのだ。 私の時計は今朝アルゼンチンを出た時のままで、まだ 午後2時半 。 イタイプー・ダムでは 午後4時 が最終ツアーの出発だとガイドブックで読んで知っていたので、全く余裕のはずだったが、アルゼンチンとブラジルは 1時間の時差 がある事をすっかり忘れていた。 焦ったが、ここまできて諦める訳にはいかない。 「ダメでも良いからいってみるよ。」と、おじさんに話していたら、 「お前のバスが来たぞ。」とおじさんが教えてくれた。 慌てて乗り込む。 バスの中で乗客のおばさんに 「イタイプー・ダムへ行きたいから着いたら教えてね。」と頼む。 おばさんはバスの運ちゃんに頼んでくれた。 運ちゃんと車掌さんが何かもごもごポルトガル語で話をしている。 内容は不明だったが、やがて意味が分かった。 このバスはイタイプー・ダム近くを通過するバスなのに、なんとダム方面へ曲がりダムの前で降ろしてくれたのだ。 時計を確認すると、時間は 午後4時ジャスト である。 ダムの手前で降ろしてそこから歩かせたのではダムの最終ツアーに間に合わないと思い、哀れに思って送ってくれた様子。 粋な計らいに 感謝、感謝、感謝‥‥‥ 。 みんななんて良い人なんだろう???
今思えば、イグアスでガイドをしようとした タクシーの運ちゃん も勘違いしただけで、私が最初にちゃんと説明しなかったのがいけなかったのかもしれない。 たった1泊しかしないブラジルだったけど、良い人ばかりに出会えて大満足。 |
ブラジル
[ リスト ]






