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こちらは、女優さんの大部屋なるものが、どういうものだったのか、本などもありそうにないし、所有する映画関係の本を少し当たって見ましたしたが、記事は全て主演級の女優さんの物ばかり。しかし、要は自分好きな脇役さんと言う事なので、何人かの方を書いて見ることしました。従って、どうしてもお婆さんか、オバチャンと言う類の人になってしまいます。そして、こうした人達はどうしてもコレと言う映画も浮かんで来ません。
大部屋とは言え、女優を志す人はそれなりに美人だったろうし、案外ダメだと思ったら、早く見切りをつけて止めるなり、結婚をしてしまうなんて人が多かったのではないかと想像します。推薦図書やそうした事情に詳しいかっての映画関係の方にお目に止まり、教えて頂けたらなと思ったりします。
○浪花千栄子(なにわちえこ)
この人を知ったのは映画ではなく、ラジオの放送劇。「お父さんはお人好し」「アチャコ青春手帳」両親はいつもこの番組にダイアルを合わせていたのを良く覚えています。元々、声優なのかと思いきや、れっきとした舞台人。何と言っても大阪言葉、京言葉の上手さこの人の上にでるものはいないでしょう。大阪人特有のアクの強さを嫌味に感じさせない説得力を持つ。
○浦辺粂子(うらべくめこ)
お婆ちゃん役。この人の他にも北林谷枝、飯田蝶子さんがいますが、表情の持つおおらかさと、従順さと優しさのような面持ちは安らぎすら覚えます。
この人については、別冊太陽「女優」の本の中でインタビユ−を受けて、大部屋時代の事を語っていますが、若い頃は大部屋かられっきとした主演女優もやったことが有る人で
そこで語っている事はさながら映画界の生き字引のような存在。
「清作の妻」「金色夜叉」などは主演女優をこなし、離婚を機に老け役に復帰。
あの丹下左膳の大河内伝次郎とは同じ大部屋暮らしで、仲が良く、素うどんしか食えなかった二人が「早く天ぷらうどんが食いてぇな」と大河内が言うと「そうなろうよ」と励まし合ったなんて事を話しています。後に溝口健二の弟子になり、その溝口には最後まで、「君は幾つになっても世界一の大根役者だ」と怒られどうしだったとか。
○松浦築枝(まつうらつきえ)
実に息の長い芸歴の持ち主ですが、松田定次監督夫人で、良く見かけるのに一向に名前が解らなかった人だったのですが、能面的雰囲気が有り、武士の母親役等、柔和で優しさが溢れるような面持ち、それでいて厳しさを持ち備え、その所作の全てが武家社会で生きる女の有りようを具現しているようにすら思えます。マキノの看板スタ−としても活躍、東映時代劇には欠かせぬ脇役さん言えるでしょう。
○沢村貞子(さわむらさだこ)
映画の父と言われる牧野省三の息子はマキノ雅弘、長女マキノ輝子(智子)その智子の夫が沢村国太郎。その沢村の姉が沢村貞子で弟が加東大介。智子の息子が長門裕之と津川雅彦と映画界の老舗のような人。浪花千栄子とは好対照で、いかにも江戸っ子と言う感じがする。
他にも沢山いらっしゃるが、明治、大正生まれとなると芸歴はともかく、やはり美人がいい。その意味ではなかなかアダっぽい藤間紫、端正な顔立ちの阿井美千子、和製パスカルプチ風原知佐子。最もこの人達は必ずしも脇役オンリ−とは言えないが。
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では、また思いつくままに・・・。(笑) 三好栄子、塩澤とき、白木マリ、村瀬幸子、千石規子、沢村貞子、桜むつ子、中北千枝子、原泉、高橋とよ、七尾怜子、菅井きん、北川町子・・・。
2009/1/9(金) 午前 7:02
今日は。男女合わせて幾人もの脇役さんを書いて頂きました。ああ、そうそうこんな人も居たなと教えて頂きました。それにしてもお詳しい。又、教えて下さい。
2009/1/9(金) 午前 9:51 [ max ]
はじめまして!
「浪花千栄子」さんで ヒット。お邪魔しました。パスカル・プチをご存知というのが 嬉しいです。
これからも、よろしくお願いします。
ご挨拶ということで お気に入り・TB、させていただきました。
2009/2/23(月) 午後 10:57
今晩は。お立ち寄り頂き有難う御座います。取り止めも無く、書いて居ります。何かと御教示下さい。
2009/2/24(火) 午前 1:03 [ max ]
いえいえ とんでもございません。
こちらへTBしていただければ 幸いです。
2009/2/24(火) 午前 9:08