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フランスは思うに、自由平等の気ちがい病院というべきで …… これがフランスの短所であり、長所であり、困難であり、幸福である。

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■ 近くの同胞 Proches voisins

是非はともかく、シュルレアリスムの勢力範囲に属したと見なされている個人あるいはグループ。

彼らとともに、ブルトンとその友人たちは、同盟の、もめごとの、籠絡の、複雑な関係を織りなす。
というのも、シュルレアリスムにはその威光を高めるためにも、自分たちを取り巻くものを合併吸収する傾向が多分にあった。
このやり口は、ダダに没頭している頃より、来たるべき日に備えて実施されていた。

よってわれ先にシュルレアリスムの周辺で長く生き残ろうとする最低限の個性が必要であった。
しかし結果は、ある焦燥によって、競争相手であった若者たちを多く見捨てさせ、シュルレアリスムに取って代わるためにも、シュルレアリスムを過去の、「時代遅れの ringard 」と宣告させるに至るのであった。

様相はきわめて早く、『大いなる賭』誌のグループ以降現れる。
そして年を追うごとに、「レトリスム」のケースのように、とりわけ1945年以降顕著になる。

しかし、周辺の個人やグループとの関係は、いつも口論や生きるか死ぬかの闘争のもとに行われたのではなかった。
感情的でない類似もあった、例えばルヴェルディ。

■ シュルレアリスム周辺





日本アートNipponArtでは、 Alain et Odette Virmaux, Les Grandes figures du surréalisme international, Bordas, Paris, 1994.を「シュルレアリスム人名事典」と題して翻訳中です。あくまでも、ご参考までに。

今後とも日本アートNipponArtをよろしくお願いいたします。
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