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バナーの言葉を変えた。
アルベール・カミュの「異邦人」だ。 前半は生活の描写で1/4が埋まる。 大体は仕事をするか、家にいるかという普通の人だが、仕事の描写はほとんどない。 「今日もよく働いた」 当たり前だが、そんな感じだ。 家では、卵を焼いてフライパンから食べたり、露台に椅子を出して通りを眺めたり、新聞広告をスクラップしたり。 たまにセレストの店にいくくらいで、もし事件を起こさなければ、こうした生活が延々と続いていたのだろうと思う。 まさに私ではないか。 人生最後は暇つぶしなのだろうか。 英語では Time to kill という。 ところで、フランク・ミューラーの社長がインタビューで「時間こそ貴重な財産である」と言っていた。 それもまた正しいと思う。 忙しい人には財産、暇人には殺すべく敵。 時間とは何だろうと、ジンをちびちびやりながら、好きな時計に聞いてみる。 答えはない。 |
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