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モーターボーイ・リマインズ
私はもうこの部屋でしか生活しない。そのほかはもう、どうでもよかった。(異邦人/カミュ)

書庫中洲ショボ店巡り

ショボイ店構えであまり美味しいとは言えない料理。だがそこが良い。誰でもにはお勧め出来ない。
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バックラッシュで来期春夏を予約、今期秋冬のラビットファーのジャケットを受け取る。
夜はちょっと肌寒くなって来たけど、ファーはまだ早いな。早く着たいな。
とおもいつつ、久しぶりに中洲へ。

7時を回っていたので、もう腹ぺこちゃんだ。
こういう時は久しぶりにあれ、行きますか。

というわけで、本当に久しぶり、中洲ショボ店巡りです。
第一候補は、「桃園」。
桃園も久しぶりだから楽しみ〜と思っていたら、只でさえ狭すぎる店が満席だ。
並ぶほどの店じゃないしなぁ、と別の店を探しに。
そういえば、どうも店が閉まっている・・・と思ったら、土曜日は祭日でした。
この時間まで気づきませんでしたw

大通りを南へ下っても特になし。
唯一「王餃子」が開いているが、ここはもう紹介済み。
ならばと、もう一度北へ歩く。
そういえば、博多荘があった。
中洲でショボメシと言えば博多荘だよね、と行っていると、あれ?ショボくない・・・
中洲久しぶり過ぎて、改装オープンされてましたw
なんかカフェっぽくなって、らしくねぇなぁと思いつつ、入店。

変わらぬじいさんと、中国人が二人。
世の中は尖閣問題で揺れているが、私は気にしない。
まずビールを頼み、メニューをしばし見て、暖かいものが食べたい、ラーメンは太ると思い、汁ワンタンを注文。
でも、それでは足りないと思い、定番の餃子。

肘をついてぼんやりしていると、ビール、ワンタン、餃子の順番で揃う。

「しまった、ワンタンと餃子でだぶってしまった」
と井の頭五郎の定番のセリフを聞こえないように呟く。

ワンタンのスープを飲んでみる。
豚骨で懐かしい味だ。
30年前にチャルメラの屋台で食べたラーメンを思い出す。
「慣れた味が美味い物である」という見方なら、これは明らかに美味いもので間違いはない。

ワンタン(5枚入り)も羽が広く、箸で崩れないほどの弾力があり、具も多めだ。
ビールに合う。
麺が100円で買えるが、ここは我慢だ。
一方、チャーシュー(2枚)は箸で切れる柔らかさ。うまい!

餃子は博多系の極小サイズ。
パリパリとしていて、スナック菓子のように食べられる。
これもビールには合うな。

他にも中華系のメニューは充実している。
外観とは店の雰囲気は合わないが、入ってしまえばちゃんと落ち着くショボ店だった。

飲んだシメで行くのも良いだろうが、独り定食屋感覚で入るのがお勧め。
もちろん、喫煙可です。

香再来

さみしさのつれずれに、耐えきれぬこともあり、中洲へ出撃です。
仕事のトラブルから少々出遅れましたが、8時には中洲入り。
まずはショボ店で一人飯です。

今日のショボ飯は出会い橋から入ってすぐの「香再来」
いかにも安い中華が売りの痛い飯やです。

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人生の艱難辛苦をなめた私ですら、入るのには勇気が必要な、怪しい店構えです。
ドアをあけ、隅の席に座ると、腐女子っぽい格好をした中国訛りの女給が「ノミモノハナンニシマスカ」と聞いてくる。店内は誰も見ていないテレビが大音量で流れている。
まずは紹興酒を頼む。

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あまり綺麗でないコップに、なみなみと注がれた紹興酒。
氷砂糖と梅干しがついてきた。
これって本場の飲み方なんですかね。
注文は焼きそばと牛すじ煮込みを注文した。

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ボリュームだけはある焼きそば。
味は平均点。西友で売っている中華の元で出来そうな味わい。
具は明らかに冷凍のエビ・貝柱ミックス。食材見本市で見たことあり。
決してまずくはないですが。

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牛すじ煮込みも想像通りの味。
悪くはないが、オーロラドレッシングのかけたキャベツの千切りは不要。
なぜこれを置いたのか。問い詰めたい。
まあ大衆中華の代表といえよう。

牛すじ煮込みをつまみながら紹興酒を傾けていると、冗談抜きで死にたくなる。
あまりに退廃的だ。
やはりこの店は誰でもに勧めるものではないので、ショボ店認定だ。

これで1700円でした。リピートはあるかもね。

みそ汁若尾

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まずこのシリーズのお店は、汚いうえ特にうまくない、というものばかりなので、決して誰にでものお勧めではない。
惨めな状況の中で、惨めさが似合うという時にでも活用していただきたい。

行ったのは先月だったか。
最近良く食事で使う春吉を彷徨っていた時である。

まず、この看板だ。突っ込みどころが満載過ぎて、どこから切り込んでいいかわからない。
逆にアートとも言えそうな漫画、なぜここまで本来サイドメニューである味噌汁推しなのか、しかもアイテムが多すぎる気がするし。しかもチープな雰囲気にしては微妙に高いぞ味噌汁。考えてみればビールとかとあまり合わない気がするし。食事のメニューは大雑把に「1品」と括られ何があるかも解らないし。

これはおそらくショボ店探求家である私への挑戦に違いない。

実家の裏口のようなサッシの引き戸を開けると意外にも店内は賑わっていた。
きれいな女性が料理を運んでいたがそれは店員ではなく客だった。
実は従業員はカウンターの奥で右往左往するばあさん一人である。
見ていると飲み物もほぼセルフサービス。
お客さん同士はみな仲が良さそうだ。
五島と無関係な私はアウェーな雰囲気になる。

さて、この店が味噌汁専門店であることを忘れて、私はこの時少し食べ足りなかったので五島うどんを注文した。
変わらず無駄な動きが多いばあさん。
いつになったら出来るのか。

なんとなく周囲の雑談を聞きながら焼酎を飲む。
カウンター周辺はありえないくらい散らかっている。
食材は近くの安売りスーパーで買った物。
調理自体は適当。とてもベテランとは思えない手さばき。
看板は明らかに古いのだが、本当にこの店を維持してきたのだろうか。

うどんが出来上がる。
ぞんざいに切られ乗せられたネギ(しかも白ネギの青い部分ばかり)、同じくぞんざいに切られ乗せられたかまぼこ。

不思議と思ったほどまずくはないのは、乾麺の五島うどんの実力だろうか。

そんなわけで、私はまたいずれ来ようと思った。
考えてみれば、まさに私のためにあるような店なのかも知れない。
この高級レストランの真逆にあるような、褒めどころのない、いい加減でつまらないものを食わせるこの店こそ、今の私にお似合いというわけだ。

王餃子

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新しい書庫のシリーズです。
俄然、中洲で独り飲みが増えたので、シリーズ化してみました。
デートにはおよそ不釣り合いな、オシャレ感レス・ザン・ゼロで、実際うまいかというとそうでもない、しかしながら、スラムドッグな生い立ちから愛して止まない飲食店を紹介します。
決して誰にでもはお勧めしませんが、まあ見てやって下さいませ。

記念すべき1発目は「王餃子」
老舗なので、有名ではありますね。

店内は赤いカウンターテーブルにパイプ椅子。
そうです、こうでなければ私は落ち着きません。
真ん中あたりに黙って座り、名物の一つであるラーメンを注文した。
なぜかラブFMが流れる店内は、丁度クラブ音楽の番組。
今時なのりの良いラップが昭和な中華店によくマッチしている。
店は腰の曲がったおばあさんと若者。
まさか、ばあさんあんたが作るんかい?と思ったら、チャンポンの野菜を炒めるだけでした。
待つこと5分、ラーメン登場。

スープはチキンラーメンのお湯が足りなかった味。
私の年より長年のメニューだが完成度は低いと言わざるを得ない。社員食堂レベルだ。
なぜか細麺。もやしはしゃきしゃき感優先だが生っぽい。根もとっていない。
チャーシューは固め。
チャーハンにしとけば良かったし、餃子も食べてみたかったが、今日はここまで。

ブログで王餃子推しの人はおそらく雰囲気に負けたのだろう。
それくらい雰囲気は、居座りたいくらいいい。

愛すべきは「王餃子」
ばあさんには長生きしてほしい。

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