電影報道

少しずつ、暖かくなるのかな〜!!

理髪師

[ リスト | 詳細 ]

故・陳逸飛に捧げる!

≪理髪師≫の撮影状況を書き記し、公開までの道のりを追っていこうと想います。


それが私に出来る、精一杯の事だから

陳坤☆13億の中の1つの星           中国・上海海外生活ブログ

記事検索
検索

天平地区太原路−2

イメージ 1

イメージ 2

16:00出発 今日もナイトシーン、
現場では夕方のひと時を過ごすアメリカの親子づれ、この辺りに住んでいると思われるが、何せ金髪を見るのは日本でも珍しくここ中国で、子供を見かけるのは初めてであった。

助監督の陳亮が呼ぶ。何事かと思って行くとそこには3人の日本人が居た。
近くの有名料理店へ食事に来たらしい。彼等は留学生と企業から中国語を学びに来ている面々、
近くで撮影をしているので見学に来たと言う。彼等にとっては映画など関係ない、今身近な問題は、勉学と抗日問題。でもしっかりと、映画の宣伝はしておいたが・・・

シーンは昨日の続きだが重要な部分はすでに昨日撮り終えた。
だからすこぶる、和やかな雰囲気に成り、そこで小生の出番となる訳だ。

昨日のお礼にとヒロインに味付け海苔を上げたが、彼女は皆に差し出し50袋があっと言う間に無くなってしまった。もらい物は全て分け与える、そんな精神なのだろうか。

さぁ、ネタだが、3つ用意した。
1、テーブルのコップを新聞紙で被せて、コップを消す。   これは沈黙が起こり怪訝な表情を見せた。
2、カードをコインがすり抜ける。           これは遣り方が不十分で見破られてしまった。そもそもカ                       
                           ードが出でくる自体が胡散臭いが・・・
3、紙が一瞬の内に燃えてなくなる。          これは、非現実的なので非常に受けた。
それなら出来ると陳坤は、紙が燃えてなくなる手品をスタッフを呼んでやって見せていた。
余程好きなのか、本人も喜んでいる。

         ならばと、残りの紙のセットを上げたが、
                中国には無い代物、大事に使ってくれよ!

洋館、天平地区太原路

イメージ 1

イメージ 2

16:00出発 今日から全てナイトシーンになる。
ここは閑静な高級住宅街なのだろうか、外国の子供が無邪気に遊んでいる。
近くにも有名なレストランもあると聞いた。

古い建物の中で撮影するのだが、普段はホテルに成っているらしい。ドアに部屋番号がある。
バスは途轍もなくデカイ!おそらく使うのは、裕福な外国人だろう。
そこへ機材を持ち込むのだから管理人としては気がきではないはず。

現に入り口では、靴にビニールのカバーを付けさせられた。
現場検証のときに鑑識が現場保存の為に履く、それだ。この気の使い様は、高級の証かも知れない。
ここでのシーンは、かつて恋人だった二人、別々の道を歩き、彼女は国民党の上官に嫁ぎ、放浪を続けた陸平(陳坤)は何の因果かここへ雇われる。そして二人は再び心を通わせる事に・・・
思わせぶりのシーンでもあり、中国特有の愛情表現がここにある。
ご存知の通り中国では露骨な表現は当局の望むところではない。これをどう処理するかが脚本、演出に関わってくる。日本、欧州には存在しない手法、それ故、演出の腕が光るのかも知れない。 
それにしても、個人的な意見を言わせて貰えば、どう見てもカット数が足りない、観客の想像でまかない切れるのだろうか?とやかく言っても仕方ないから、編集後を楽しみに待つ事にしよう。

しかしこの二人、大事なシーンなのに合間に良く話す。
反作用の表れなのだろうか?照れているのだろうか?笑い声すら聞こえる。

ヒロインの彼女は、日本の味付け海苔を食べている。見つけるや否や「日本の物だ!」と言うと一枚くれた。部屋に帰れば持参したマイ海苔を持っているが、ここは好意に甘える事にした。

それに加えまたまた、ひまわりの種を食べている。よっぽどこの国の人は、ひまわりの種が好きなのだろう。
横を見れば陳坤が寝癖を付けながら横になっている。退屈そうなのでここはひとつ、手品でもするか!
そう思いながら近づき遣って見せると、思いのほか受けた。
そうしてる間にも周りのスタッフが集まってきて、もう一度もう一度と声が掛かるが、そう何度も遣るものではないしネタも少なかった。

一番受けたのが、マギー新司の大きな耳を出す芸、文句無く笑ってくれた。
しかし、わざわざ日本までこんなもん持って来るかね!(自己反省)
少々はしゃぎすぎたか・・・

それでも現場は、ゆっくりと、確実に撮って行く。
今日も終わった、明日は味付け海苔でも持って来ようかな!それと新しい手品のネタ!

上海バンスキング!

イメージ 1

イメージ 2

5:00出発 和平ホテルでの撮影、
こんなに早くと思うかも知れないが、先発隊はすでに出発している。なんと夜中の0:30!
 
現場はホテルの8階、普段は食堂になっている所をダンスホールに模様替えする。
それに100名のエキストラ、中には外国人も居る。さながら、旧租界の雰囲気たっぷり。

当然ここ上海には外国人専門の稲川素子事務所がある訳でもなし、しかしながら良く集めたものだ。
国際都市上海だからなのだろうか、30名の外国人が存在した。

この人数をタイムスリップさせ旧租界に変身させなければならない。
その為にもメイク・衣装さんが夜中フル稼働で準備する、ホールでは周りを傷つけない様に細心の注意を払い美術・照明さんが準備している。
天上には縦横無尽に張られた小割(細い木材)に幾つもの照明が吊るされてある。

何故こんなにも早く支度しなければ成らないのか、
ここをランチタイムまでに明け渡さなければ成らないからだ。

和平ホテルは旧租界の豪華な創りのまま残った有名なホテルで、主に外国の方が宿泊する。
当然日本の観光客も訪れるのだが、おりしも抗日暴動もあったせいかコーヒーラウンジにも、直ぐ近くの観光スポット上海タワーの見える公園すら探す事は出来なかった。

勿論スタッフにも注意を受けた。
           スタッフ 「あまり出歩くな、ここは危険だ!」
           小生   「大丈夫、話さないから!」
           スタッフ 「韓国人に成りすませと言ったけど、(日焼けで)黒いな!」
           小生   「じゃー、マレーシア人!」
           スタッフ 「それはいい、チョッと喋ってみて!」
           小生   「アラマカシ、コンガラガッキ!」
           スタッフ 「OK、好!好!」 
これには周りも大笑い。
      撮影も順調に進んでゆく。故陳逸飛が愛したこの時代、絵画にも幾度と無く描いた時代
            どこかで 「開始!」 「好!」 と、きっと叫んでいるのだろう。

              この雰囲気には何処と無くロマンを感じずにはいられない。

                 「収工(撤収)!」の掛け声と共に、

                租界が、ロマンが消えていった。

結婚的照片

イメージ 1

イメージ 2

5:00出発 昨晩陳坤は一緒に行こうと言ってくれた。
それを信じ駐車場で待つが降りて来ない。しびれを切らしてスタッフの車に便乗する。向かうは、蘇州の湖。
観光地にもなっている名所、其処に浮かぶ大きな帆船、ここが今日の舞台。

あたりを見物し観光に浸っていると、スタッフが呼びとめ、陳坤が小生を探しているとの事、すぐさまメイク中の陳坤のところへ向かう。
          陳坤 「ゴンルー、どうしたんだ?なぜ、居なかった?」
          小生 「遅いから、皆と一緒に来たよ!」
          陳坤 「来ないから、寝てると思ったよ!」
          小生 「寝てないよ!チャンと5時に居たよ!」 
そうなのかと、何事も無かった様にメイクを続ける陳坤、ここは中国、何事にもきながでいないと。
結局この帆船には乗れなかった。エキストラ150名、それにスタッフ・キャスト50名と定員オーバーに成るので撮影が終わるまで岸で待つことになった。
残ったスタッフで庭園の観光と、おやつを楽しんでそれでも十分だった。
スタッフが引き上げて来て、帰るのかと思いきや、スチール撮りが残っていると急いで移動。
          陳坤 「ゴンルー、行くぞ!」
言われるがまま、後を着いて行き、そこは写真屋さん!何をするかと思えば、劇中の結婚写真を撮るのだ。
なごやかに、しかし慌ただしく撮っていった。彼はこの後すぐ、北京へ飛ぶ!
          陳坤 「ゴンルー、3日後に会おう!再見!」

そういって彼は、風の様に去っていった!

陳逸飛、告別式!

イメージ 1

4月20日上海で監督陳逸飛の告別式が行われた。
前日南京から上海へ移動し、今日はスタッフ・キャスト全員で式場へ向かった。
そこは斎場なのだろうか、すでに人で埋め尽くされている。
中央の大画面には、生前の陳逸飛のビデオが流され、皆食い入るように見つめている。

三千から五千人は居るだろうか、花輪も途轍もなく多い。
我々は、白いバラの花を一輪ずつ配られその対面の時を待つ。

この花はスタッフが用意したもの、それを一般市民が横から手を出し横取りしようとしている。
こんな時にと、呆れてしまうが、まだある、遺体を安置してある部屋へ入るにも厳重なチェックがあるが、我々の列へ関係ない一般市民が平然と割り込んでくる。
「貴方は違うだろう!」と言うと「構わない、構わない。」と言う、
何が構わないんだと怒りを覚えてしまった。

彼等にしてみれば、単なるイベントにしか映らないのだろう。
まるでバーゲンセールの様なこみようだった。

厳重なチェックも済み中へ入ると、台の上に人民服に包まれた陳逸飛が横たわり、花に囲まれていた。
花を添えるが、流石に顔は正視出来なかった。
あまりにも早い、早すぎる死だった。今は只、安らかな眠りに就くことを祈るのみ・・・
ホテルに帰り暫くすると、上海の留学生達が訪ねて来てくれた。一連の抗日騒動から始まり今回の映画の話に花が咲いた。
その時だ、なんと珍しく陳坤(チェンクン)が訪ねてきた。

陳坤は小生にプレゼントを持ってきたのだ。以前、小生は陳坤にゴディバのチョコと和風のハンカチをプレゼントした、そのお返しだと言う。
留学生も居たせいか、小生が撮ったビデオを見ながらマシンガントークが始まった。
彼は鼻歌をよく歌う、その証拠を見せ付けてやったら「本当だ、何歌っていたんだろう?」と照れていた。
又彼は、「このビデオを皆に見せたら、映画を見なくなっちゃうよ!」そんな事はない、これはあくまでプライベートビデオだから・・・

彼はどうやら日本に行く計画があるらしく、留学生に通訳をやって貰いたいと話をつけていた。

        小生 「俺はどうだ?」
        陳坤 「もっと、勉強してくれ!でも友達だから、東京で会おう!」

そういって彼は去ろうとしたが

        陳坤 「ゴンルー、明日は5時だから呑みすぎるなよ!」

彼は去った。しかしすでにビールは無く、お茶を飲みながらの楽しい談義になっていた。

               留学生達遅くまで有難う!そしてまた会おう!

                 陳坤、明日は5時だね、了解! 

.
art*ine*a_*ct
art*ine*a_*ct
男性 / A型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

ブログバナー

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事