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7:00出発 1シーンを二日に渡り撮影。 丁寧に撮ってもらうのはとても嬉しいが、その分、緊張感を維持するのが大変になる。 シーンと言うのは、場面(場所)の事で例えば、 ホテルの玄関・ロビー・エレベーターの中・廊下・部屋の中とカウントされて行く。普通の1時間ドラマで60〜70シーンとなる。 主役の陳坤(チェンクン)はまだ来ない、緊張は高まる一方。 何故それほどまでに緊張感を覚えるか、殴らなければ成らないからだ。 普通の役柄だとなんとも無いが、相手が主役となると話が違ってくる。 まず怪我の事、当然映像的効果に殴られる主役のアップを狙ってくる。 つまり、嘘は付けない。本当に殴らなければ成らない。 怪我でもさせようものなら、国の批判にも成りかねない。 今の心境を語るなら、階段落ちが決まり、銀ちゃんの子を身ごもった小夏のつわりは酷く、毎日のように押し寄せる保険屋、そして毎日呑んだくれる男、あのあの「蒲田行進曲」の八方ふさがりの<安>にソックリだと・・・そんなことでも思わないと気が紛れないんですよ! 主役の登場、打ち合わせに入る。 言葉はさほど分からなくても、撮影の段取りは良く理解できる。 通訳の宁紅(ユーフォン)さんが訳す前にほぼ分かる。 まずは引きから(ワイド)撮る、そこで相手の出方が探れる。 どんなリアクションをするか・・・決めた!平手にしよう。 方針が決まれば後はジョークを交えながらの接近戦、 何故そんな事をするか?それは演技の上で大胆な行動も認めてもらう為の行為、 丁度ゴリラやチンパンジーの毛づくろいに似ているかも知れない。 かといって我々がバナナが好きなわけではありませんよ。(小生は好きだが) いよいよアップ、助監督の説明もそこそこに、テスト、そしていざ本番、 とにかく音を出してくれの要求 陳坤(チェンクン) 「本当に殴ってください、構わないから」 小生 「明白!(わかった)」 もうためらいも無い、本番!開始! 「好!(ハオ)」オーケーの言葉にホットする、 小生 「対不起!(ごめん)」 陳坤(チェンクン) 「大丈夫、グッドフィーリング!」 そしてジョークを飛ばす 陳坤(チェンクン) 「太君打我、我打他!」 (隊長が私を殴ればまた、私は彼を殴るから構わない、私は気が済む) そんなジョークまで繰り出してくれた。 こやつ、なかなか出来るな、次は隠密さっぽうと行きますか。 だんだん楽しくなって来た。 彼を殴る事3回、あくまでもお芝居としてですから 彼も小生も満足! これで、良い酒が呑めるかな! PS 共演の中国の役者に誘われて投稿が遅れてすみません!
(言葉分からないのに良く行くよ、ほんとに!) |

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