電影報道

少しずつ、暖かくなるのかな〜!!

理髪師

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故・陳逸飛に捧げる!

≪理髪師≫の撮影状況を書き記し、公開までの道のりを追っていこうと想います。


それが私に出来る、精一杯の事だから

陳坤☆13億の中の1つの星           中国・上海海外生活ブログ

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  7:00出発 1シーンを二日に渡り撮影。
丁寧に撮ってもらうのはとても嬉しいが、その分、緊張感を維持するのが大変になる。

シーンと言うのは、場面(場所)の事で例えば、
ホテルの玄関・ロビー・エレベーターの中・廊下・部屋の中とカウントされて行く。普通の1時間ドラマで60〜70シーンとなる。

主役の陳坤(チェンクン)はまだ来ない、緊張は高まる一方。
何故それほどまでに緊張感を覚えるか、殴らなければ成らないからだ。
普通の役柄だとなんとも無いが、相手が主役となると話が違ってくる。

まず怪我の事、当然映像的効果に殴られる主役のアップを狙ってくる。
つまり、嘘は付けない。本当に殴らなければ成らない。
怪我でもさせようものなら、国の批判にも成りかねない。

今の心境を語るなら、階段落ちが決まり、銀ちゃんの子を身ごもった小夏のつわりは酷く、毎日のように押し寄せる保険屋、そして毎日呑んだくれる男、あのあの「蒲田行進曲」の八方ふさがりの<安>にソックリだと・・・そんなことでも思わないと気が紛れないんですよ!

 主役の登場、打ち合わせに入る。
言葉はさほど分からなくても、撮影の段取りは良く理解できる。
通訳の宁紅(ユーフォン)さんが訳す前にほぼ分かる。
まずは引きから(ワイド)撮る、そこで相手の出方が探れる。
どんなリアクションをするか・・・決めた!平手にしよう。

 方針が決まれば後はジョークを交えながらの接近戦、
何故そんな事をするか?それは演技の上で大胆な行動も認めてもらう為の行為、
丁度ゴリラやチンパンジーの毛づくろいに似ているかも知れない。
かといって我々がバナナが好きなわけではありませんよ。(小生は好きだが)

 いよいよアップ、助監督の説明もそこそこに、テスト、そしていざ本番、
とにかく音を出してくれの要求

              陳坤(チェンクン) 「本当に殴ってください、構わないから」
              小生        「明白!(わかった)」

もうためらいも無い、本番!開始!

「好!(ハオ)」オーケーの言葉にホットする、

              小生        「対不起!(ごめん)」

              陳坤(チェンクン) 「大丈夫、グッドフィーリング!」 

そしてジョークを飛ばす

              陳坤(チェンクン) 「太君打我、我打他!」
                    (隊長が私を殴ればまた、私は彼を殴るから構わない、私は気が済む)

そんなジョークまで繰り出してくれた。
こやつ、なかなか出来るな、次は隠密さっぽうと行きますか。
だんだん楽しくなって来た。

               彼を殴る事3回、あくまでもお芝居としてですから

                          彼も小生も満足!

                       これで、良い酒が呑めるかな!

PS 共演の中国の役者に誘われて投稿が遅れてすみません!
  (言葉分からないのに良く行くよ、ほんとに!)

心強い、味方!!

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撮影は小生の不安な心とは裏腹に順調に進む。
日本兵役の中国の人々(町の青年たち)による日本語の合唱が刻一刻と迫っているからだ。
今の心境を表すかのように空はどんよりと重苦しい。       何処までも何処までも・・・ 
神は我を見捨てたもうたか!!

落胆していたその時、一筋の光、見覚えのある顔、そして流暢な日本語、
久しく日本語を耳にしていない小生にとって烈火のごとくパンチを繰り出すブルースリーの様な反応をするのは至極当たり前な話。
我ながら素早かった。

      柏木 「お久しぶりです。上海から応援に駆けつけました。」

これぞ天の助け、見覚えのある顔がふたり、そして新たな留学生がふたり合計四人。
たかが四人位でと思うかもしれないが、ひとりで立ち向かう小生にとっては願っても無い援軍。
ふたりは、2年半前の撮影にも参加してくれた留学生、中国の撮影事情も経験済み。
説明はいたって簡単に済む。

撮影を体験した事のある人も日本ではそう多く居る訳ではない。
ましてや異国の地、ここ中国でそれを望むのはあまりにも贅沢と言うもの、
言葉の不自由な状況で天からすばらしい贈り物を授かった。

ただひとつ難点がある、彼等は昔の歌を知らない事だ。
若者には無理な話、でも事は急を要する。

            柏木 「練習しましょう、教えてください!」

日本の血が騒ぐのか、そうさせるのか、ここで弱音は吐いてられない。
その頼もしい言葉に感動する間もなく練習。
まずまずの出来ばえに、ほっと胸をなで下ろす。(本当に安心した)

見れば小雨から雨足がひどくなって来た。撮影は中断、天候待ちとなる。

撮影では青い空が欲しい時、それを狙って幾らでも待って撮る。
どこで妥協するかは、監督の判断にゆだねられる。雨にしても放水車を用意し、なかば強引に降らせる。実際の雨は映像として写らない場合が多々あるからだ。
黒澤明監督の「七人の侍」での決闘シーンの雨は、墨汁を混ぜて降らせたと言う話は有名だ。

 
雨は我々をあざ笑うかのように降り続ける。
時間がもったいないと、ひとつ提案する事に。

        小生 「歌の録音を先にしてくれ!」

      録音主任 「考えてみる。」

この言葉は日本企業よろしく「考慮しましょう。善処いたします。」に匹敵する。
もっと強く言わなければ・・・と思った矢先、

      録音主任 「歌を録ろう!」

話の分かる人間はここにも居た。

雨の降りしきる中、マイクは濡れない所に位置し、我ら上海からの援軍四名と小生の合計五名を狙う。
深み(バリエーション)を出す為マイクから遠い場所、近い場所と配置され精一杯に歌声を放つ。
幾度と無く繰り返される。もちろん傘など有ろうはずが無い、傘に当たる雨音を拾うからだ。

奥に居た主役陳坤(チェンクン)が、いつの間にか目の前に居た。
我らの気迫に誘われたのだろうか?
気が付くと雨も止んで、そして録音オーケー、無事終了。

「好!(ハオ)」の言葉と拍手に気を良くしてると、こんな言葉が聞こえた。


            陳坤(チェンクン) 「あなた達のすばらしい歌に天が感動したんだ。

                       それで雨も止んだ。すばらしい歌をありがとう!」

                         そして撮影再開。

当然訳してもらったが、より良い作品を創ろうとする者の言葉に違いない。
小生ひとりで成し得る事ではなかった。
心強い味方、四人が居てくれたからこそ出来たと、心からそう思う。

                         再会と日本の大和魂に乾杯!

                        そして今夜は彼らと、8本を空にする。

頼もしい援軍の 柏木君のブログです。
 上海の情報満載で、とにかく面白い、お勧め!

   http://blog.odn.ne.jp/shanghai/

陳坤、日中友好!!

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 6:30出発 天候、小雨。

移動のバスの中で日本兵扮する地元の人々にソーラン節の歌詞を漢字に変えた歌詞カードを配り、
張助監督が説明を始める。当然小生も同乗している。
それでは見本をと、カラオケスナックじゃ在るまいし振ってくる、歌わざる終えない羽目になる訳だ。
40分がなんと長く感じたことか、はっきり言って、これじゃ無理だ、そう思う他に無い。
前途多難!先行きが思いやられる。

 現場到着、すぐさまメイク室へ、隣には陳坤(チェンクン)、相変わらず瞑想にふけっている。
邪魔しては悪いとその場は何事も無く過ぎ去る。
いざ現場へと行って見るとエキストラの出演者がファンと化し写真とサインをねだる。
これには当然阻止が入る。撮影の妨げに成るからだ。
以前にも似たような光景を見たような気がする、それはジャニーズのそれに当たると・・・

このシーンは小生にとって、ここ宁海(ニンハイ)において、重要なシーンになる。
当たり前だが力が入ると言うもの。
役者同士の力の戦い、相手の演技を見てまた、監督の要求に応じ、カメラポジションに気を配りながら、
瞬時に反応しなければならない。神経が疲れるが、それは相手も同じ事。

 長期の撮影には、そうそう気ばかり張っていられない。たまにはジョークも必要となる。
いつも顔を付き合わせるスタッフ、共演の相手、敵対する相手にも、日常の距離を縮める事が相手を知り、より深く役柄として相手にアタックできるからだ。

主役の陳坤(チェンクン)は周りに人(エキストラなど)が居ないと実に気さくだ。
空き時間に問いかけてみた。

            小生 「今回、中国へ来る前にあなたの事を調べたよ!」

            陳坤 「本当ですか、あなたの事は知らない。すいません。」

            小生 「この作品、《理髪師》をブログで紹介していけど、写真を載せても良いだろうか」

            陳坤 「そんな事をやってるんですか。」

            小生 「あなたのファンもたくさん居るよ」
 
            陳坤 「かまいません!私にも見せてください!」

 彼の承諾も得ました。これからは主役の顔もお楽しみに・・・
 現場の特権かも知れませんが、
 
               22年後にまた新たな日中友好が始まる。

                     小生の顔もあるけど・・・

                 記憶にありません、なんだろうなぁー!!

今天是休息!!

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 スタッフにとっては久々の撮休になる。ゆっくりと骨休めしてもらいたい。
しかも明け方三時に帰ってきた。今日も雨だが明日は明朝5時出発、屋外での撮影に成る。
晴れてもらわないと当然帰国が遅れてしまう訳だ。
照る照る坊主でも作るか!

 日曜ともなるとファンもごった返すに違いない。一段と警備が厳しくなった様だ。普段なにげないロビーに警備が立ち、ファンの入館を阻止する。

勿論お目当ては主役陳坤、
ここで問題が起きようものなら公安の恥になる。是が非でも守らなくては成らない。ジャニーズ並みの人気と想像すればたやすいだろう。

 1階ロビーのエレベーターが開く度に、シャッターとフラッシュ、
もうチョッとましな服装でもしとけば良かったと後悔するが、
どうせ削除するに決まっているんだろう。気にしない気にしない!

 ノックの音にドアを開けるとそこには陳坤の幼いファン、
どうやって入ったのか、どの世界でも裏は有るものだ。
  「陳坤(チェンクン)の部屋は何処ですか?」
小生「我、不知道(知らない)」

またもやノック、今度は厳しい顔で出てやろうとドアを開けると何と助監督の張さん。
 助監督の張さんが
「これは、何と発音するのか?」と聞いてきた。そこにはソーラン節の歌詞、
中国語バージョンでこの歌はあるらしい。
後は日本語の歌詞をすべて漢字にするだけ、
これには通訳の于紅(ユーフォン)さんも悪戦苦闘。
ふと、不安がよぎる。

    小生 「留学生たちは来ないのか?」 
    張さん「今回は皆の都合が悪い」
    小生 「それで大丈夫なのか?」
    張さん「私で試してくれ!」

彼が歌う、思ったほどの不安は無かった。
だが《キ》と言う発音が無いらしい、旨く出来ない。

    小生 「軍隊の人間が来て歌うんですか?」 
    張さん「多分、村人だと思う」

聞いて二度びっくり。
挙句の果てに、留め一発!

    張さん「明日は早めに来て皆に指導して欲しい、再見!」
    小生 「それだけかい!」(ツッコミ) 

気が重い。 
そして夕方になると今回相棒となる通訳役の
秦衛東(チンウェイトン)が明日のシーンの練習をしようと尋ねてくるだろう。
山又山の繰り返し。

          ここはひとつ、気を取り直してビールでも呑みますか!

              ただし練習が終わってから・・・

主役、陳坤人気!!

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 陳坤(チェンクン)人気は凄い!

日本から出発する前に調べたが今注目の俳優兼歌手。もともと歌手志望だったらしいが、俳優として名声を得、満を持しての歌手デビュー。昨年度のトップテンにも輝いている。もっと知りたい方はここへ 
           http://www.geocities.jp/chenkun131lu/

日本にも陳坤(チェンクン)ファンが居るとは驚きでした。とても判りやすいページです、是非御覧あれ!

 ここ宁海(ニンハイ)に着いた時に監督陳逸飛(チェンイーフェイ)からCCTV6を観てくれと言わた。どうやらこの作品の取材が流れるらしい、観る事にしよう。ロケ地の現場での取材、臨場感も増す。

だがしかし、カメラが追っているのは陳坤(チェンクン)、インタビューもほとんどが陳坤(チェンクン)、人気の程を現している。他のテレビ、CCTV3でも放送していたがやはり内容は同じ。監督!心中御察し申し上げます。

翌日彼の歌っている姿をテレビで観て、ついつい彼のCDアルバムを買ってしまった。

 小生の通訳をやってくれる干紅(ユーフォン)さんも陳坤(チェンクン)のファン、近くに居られる事が嬉しくて堪らないらしい。でも仕事はしっかりとね!

 ホテルの外では70人程が、一目見ようとファンで溢れ返っている。思わず、わざわざ部屋まで帰りカメラを持ってシャッターを押した。逆に彼等を被写体にしてやったのだ。これにはロビーに居たスタッフも大笑い。笑いのセンスは万国共通か?ホテルの外でも笑いが起きる。

 撮影隊のまかないを作る料理人は上海から連れて来ている。一度に全員の面倒を見なければならないからだ。つまり、この土地のスピードでは間に合わない。何せ百人を超す食事を三度三度作らなければならない。ここでの滞在は一月に及ぶ、不平不満がこと、食事に及ぶと制作進行に悪影響を及ぼす、誰しも腹が減っては戦は出来ぬである。その為にも配慮しているのだろう。

 陳坤(チェンクン)は専用の料理人も同行している。中国では主役級になるとこのようなシステムが存在する。広大な土地がそうさせる。狭い日本とは違いあまりにも食生活が違うからだ。北部出身の俳優の一人が食が合わないと言い、具合が悪くなった。それもその筈、誘われて地元の海産物を大量に食べたらしい、海鮮物に縁遠い彼には合わない。でも自業自得か。

見知らぬ土地での鉄則、火を通した物以外、はしをつけるな!

 今日は朝からあいにくの雨、撮影隊は今日の明け方三時に帰ってきた。
そして本日もナイトシーン、屋内の撮影で支障は来たさない、夕方16時に出発する。

            小生の出番は無い、待つとよう!
              何時に戻ってくるか?

            雨音のする闇夜は、底冷えがする。


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