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陸川監督の≪南京!南京!≫
以前この作品に出演依頼があって、了承して居たのだが、そこは中国時間、変更に次ぐ変更で、こちらの予定と合わなくなって断ち切れとなった作品だ。気には成っていたのでようやく観賞する事ができた。 モノクロ映画であり、ステディカムを多用し緊張感とリアル感が良く出ている。これは≪鬼子来了≫をモチーフにして真似てるのだろう。良い所を真似るのは由として ここからは、身勝手な私事です・・・ 日本兵のあの緊張感の無さ、敵兵が居るかも知れない扉をあんなにゆっくり開けるとは・・・演出も有ったのだろうが、本当はこうだと進言する人物は居なかったのだろうか?残念で成らない。 日本兵の言葉遣いが実にチャライ!一個中隊を指揮する少佐が軽すぎる。士官学校のエリートが1等兵の7年程度の長年兵が発する言葉となんら変わらない。 以前<硫黄島からの手紙>で、ニノ○○演じる1等兵が丘に登り攻め寄せる無数の米国艦隊を見て一言「やべぇ〜!」 この一言で席を立ってしまった。 軍刀の扱い方も成ってなかった。左に有った軍刀が直結のカットでは右に下げている。日本人として恥ずかしい。役者と言えど最低限度のプライドと自己管理をお願いしたい。 鉄兜かぶり方もおかしい、知ってる人は誰も居なかったのだろうか、不思議でならない。 話としては人を浮彫りにしたかったのであろうが、たずさわる回りに恵まれなかったのかも知れない。 最後の日本兵の自決、命令に服従しなければ成らぬ己と、良心との葛藤に死を選択する。この苦悩がもっと出たかもしれない。それには、日本兵のディティールの甘さにあると思う。これさえ出来れば完成度の高い作品になったかもしれない。 かって言ってすみません。おしい作品だからです! |

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