《大阪の社交ダンス教室》心斎橋アートホールのブログ

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ある日のバス停留所

 陽光まぶしい4月のある日、いつものバス停で、時々、お目にかかるおばあさんに、じっと見られているような気がして思わず「こんにちは」と ご挨拶をしました。 「こんにちは。今日はお会いできて嬉しいです」と ニコニコ顔のおばあさん。「えっ」 と 私。 家の近くのバス停は結構、乗降客が多くて知り合いばかりではありません。運航本数も多くて通勤に利用していますが、私が利用する時間も定まっていません。 けげん顔の私に 「私はいつも、今日は、あなたに逢えるかな?!と 思いながら来ています。あなたはいつも綺麗な色のお洋服で楽しそうなので、お会いできた日は、明るい気持ちになれるのです」と おっしゃいました。 ご主人が入院されていて、毎日、お見舞いにバスで通っているのだそうです。 私の仕事は心斎橋で、社交ダンスホール、スタジオの経営です。お客様は大阪のみならず、全国からいらっしゃいます。 社交ダンスはスポーツであり、芸術であり、夢のある趣味だと思っています。 ダンス競技会や発表会の時は、女性はウエディングドレスのような、いいえ、もっと色鮮やかなお姫様ドレスを着ます。60歳、70歳でもピンク色や真っ赤なドレスにレー スやスパンコール、もっと光る石、羽がついているのもあります。夢のお洋服なのです。 普段のスタジオの中でも女性のお洋服は、結構派手派手なのです。私はお客様の夢を壊さないように、かと言って、出すぎないように、お客様を 引き立てていけるように と 心がけてきました。スタジオ外ではどうしても派手に見えてしまいます。家を出る時はちょっと目立ちすぎるかな?と思いながら、コートなどを羽織り カモフラージュをすることもあります。 その日も春の陽光に誘われて、花柄のブラウスにピンク色のジャケットを羽織っていました。ちなみに私の年齢は70歳を過ぎています。身に着ける洋服で自分を表現できる事、メッセージを発せられる、と聞いた事はあります。着ている洋服で人を和ませる。楽しんでもらえる事を実感しました。 ここしばらくは、おばあさんに、お目にかかっていません。ご主人のお具合は如何なのかしら?良くなられて退院なさったのかしら?お二人が、お元気なれば良いのにと、最近は 私が 「今日はお会いできるかな?」 と おばあさんを待っているバス停です。
     吉田暁美

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良いお話をお聞かせ頂きました。

気持ちが和みます。

文章を拝読していると吉田様のお顔が、お姿が目に見えるようです。

ご親切にして頂いたことを思い出すと胸がキュンといたします。

人生の途上お会いできてほんとうに良かったです。

ありがとうございました。

数年前の夜の団体レッスン生 K.TANAKA

2018/2/17(土) 午後 6:26 [ ]


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