時計屋ブログにようこそ!

今年も後一ヶ月!元気で乗り切りましょう!

時計の手入れ

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全1ページ

[1]

こんにちは

今日も相変わらず

空は白く・・・青空もうずっとみてないような・・・

それでもそれなりに涼しくて過ごしやすくとけいは助かってますが(^^;

ま梅雨真っ盛り これもしょうないでしょう

この梅雨が明けたら眩しい夏がやってきますね〜

あれこれ計画立ててるかたもいらっしゃると思います

とけいも毎年ですがサーフィン・・・・・でもおなかが・・・・

ってことでどうなるかわかりませんが



梅雨が明けて夏

時計にとってはとっても厳しい季節がやってきます

特に 防水機能をほぼ期待できないアンティークの古い時計にとっては

厳しい季節になります




またまたここでちょっと・・・夏の時計の扱いを



先ず新しい時計でも古い時計でもご自分のメインでお使いになる時計の

機能を改めて確認しておきましょう

防水は?手巻き?自動巻き?などなど

それと前回いつオーバーホールされたのかも再確認!

あと、革ベルトは夏場汗で非常に傷みが進みます

出来れば複数時計をお持ちでしたら金属ブレスの防水時計を優先で使われるか

一つであれば夏場は金属ブレスに交換されるのが一番確実かな



最近防水タイプの革ベルトもかなり出回ってますが結構なお値段しますよね

それなら金属とかダイバーだったらゴムとか・・・そっちにいったほうがお得かも



先ず使われている時計がどんな時計か?前回のメンテはいつ?

ってことですけど

先ず元々造られた時防水を謳ってたとしても 数十年を経たアンティークは

先ず防水は期待しないでください

そもそも防水っていう考え方が当時と今では違います(^^;

防水時計の肝はどうやってシールするか 水を入らないようにするかですけど

アンティークの頃はまだこのあたりが完全に確立されていません

従って現代の防水時計の感覚でジャブンは・・・絶対無理です(^^;



イメージ 1



あと新しい時計であってもいくら構造的に優れた機能を持っていても

防水シールの肝は柔らかいパッキンが担っています。

このパッキンとそれに塗布する主にシリコン系のグリスでいろんな合わせ目の

シールをしてるんですが

金属と違ってこのゴムやシリコンで出来たパッキンはどうしても劣化が早い

しかも一度ギュ〜〜〜って押し込まれると圧がかかってる状態ではいいですけど

一度緩むともう元の性能は期待できません


現在機械式時計の推奨オーバーホール期間は3〜5年程度ですから

このシール材はおよそこの辺りを目安に造られています

当然防水時計ではオーバーホールの度に必ずこのシールを交換します。

あと・・・・おおよその物に対して「塩分」はあまり良い影響を与えません

従って海水や汗で濡れた時計をそのままにしておくとこうしたシールの部分の

劣化を早めることにもなります。

出来るだけ汗をかいた後やもちろん海に入った後などは

真水で流して柔らかい布でふき取る・・・程度のお手入れはしておきましょう

実際 オーバーホールを長期間怠ったために

シーマスターのダイバーやサブマリナーでも水が入って故障・・・

ていうのは結構あります。

元々丈夫な時計だけにその性能を過信しがちですが気をつけましょう



あと アンティークになるともうそれは・・・

正直隙間だらけで防水などとは完全に無縁のものです(^^;

ただ、意外と・・・入らないものなんですね

ですから明らかに水仕事するとかの時は外していただきたいのですが

汗をかいたり 手を洗う程度で少し濡れちゃった・・・

これはすぐに乾いた布で拭いてもらったら先ず大丈夫!実際には

当然湿気も時計の中に入っていって最終的には

機械よりも塗装の文字盤に最も影響がでるのですが

上記のようにその都度 ある程度気をつけて水気をふき取ってやって

いれば、大事には先ずなりません

機械に関しても湿気くらいで急に錆が進行することは無く

3〜4年のオーバーホールサイクルを守っていただければ

当然そこで洗浄液で洗い注油するわけですからそれほど神経質になることはありません



要するに・・普段普通に使って 外すときに少しご苦労様って感じで

乾いた布で拭いてあげる・・・

これだけで全然持ちが違います!!


コレクションだと普段動かさない時間も長くなりますから

やはり防湿庫など考えないとですが

普段使いなら特に気にしなくて大丈夫です

アンティークでも新しいダイバーでも

意外と多いのが

リューズ周りの錆によるトラブル

この写真は錆びてしまってどうしようもない竜芯です

リューズの先にはこのような複雑な形の芯が繋がっていて

この芯が時刻合わせやゼンマイの巻上げなど担っています。

こんなですがまだまだマシなほうで、実際このくらいだと磨いて使えなくはありませんが

念の為に新しくこの竜芯は製作して交換しました。




イメージ 2


リューズは機械の内部と外を唯一つないでいるものです

水や汗の影響ももっとも受けやすい部分になります

ここは本当に最も錆が進行しやすい部分


気をつけたいのは時刻あわせや手巻きの場合の巻上げでリューズを動かすときです

普通に使ってる途中で時刻が合ってないのに気付いて時刻合わせ・・・


この時少しでも汗に濡れた状態でリューズを動かすと

湿気がどんどん中に入っていくこともあります

ダイバーでねじ込みリューズになっていても

当然時刻合わせの時は開放するわけですから 非防水状態ですよね

少しでも水分の付いた状態でこのリューズ操作をすると 

水分は意外と機械の奥の深いところまで進んでしまうこともあります


例えば出先であっても 少し待ってもらって

冷房の効いたところに入って 乾いた布で拭き 少し乾くのを待つ

などしてからリューズ操作をしてもらえると完璧です



夏場 やはり時計のトラブルが多い時期です

改めてご自分の夏用の時計 ごらんになって メンテ歴も確認!

よろしくお願いします

時計のオーバーホール

おはようございます



また月曜日、週明けですね

今日は先週までとは少し変わって、多少爽やか目な朝になりました


このまま涼しくなってくれると嬉しいんですけど・・・

今日も大阪の最高気温は35℃とか言ってます(^^;


さて・・・週末遊びましたか?

とけいは土曜の夜のフィーバーだけで後は仕事したり家の片付けしたりしてました

また涼しくなるとあちこち出かけて散歩したいな・・・なんて夫婦で話してます

いいところあったら是非教えてくださいね。


そんなことで今日も少し時計の手入れのお話です。

前回、オーバーホールについてお話しました

よくオーバーホールの時期について聞かれるんですが

基本的に新品で買った時計の場合、説明書などにオーバーホールサイクルについては

書かれてますね

それに従うのが一番無難です。

アンティークの時計に関しては基本

前回のオーバーホールがいつかわからない場合は買った時にしてもらう!

前回のオーバーホールがいつかわかっている時にはその日にちから数えて

3年〜4年でオーバーホール・・・が無難です。

じゃあ、その3年とか4年とかっていうオーバーホールの時期って

どうやって決まるのでしょう?

オーバーホールの大体の内容については前回書きました。

その中で、オーバーホールの時期を決めるのは基本的に油です。

時計の中には歯車類はぎっしり入っています。


イメージ 1


ご存知のように金属と金属は擦れると摩擦によって磨耗します

どんどん磨り減っていくわけです。

あの小さな時計の中にこれだけ歯車が入って、それらが常に動いているわけですから

当然磨り減っていきます

時計の場合「精度」っていうのが大事な機械ですからこれは非常にマズイ!

そこで油です。

機械であれば車でもガソリン以外にオイルを定期的に交換しますよね?

あのオイルもエンジンやミッションの中で金属同士が擦れ合う隙間に入り

表面に膜を作って金属を磨耗から保護しています。

同じように時計の中でもオイルがいろんな部品の隙間で磨耗から金属を守っています。


特に歯車の真の部分。ここはほんとうに髪の毛よりも細い部分で

ここを磨耗から守る為に、構造的にも軸受けに以前お話したようにルビーなどの

宝石を使い隙間を精密に調整することで出来る限り守ります。

そうした上に、軸受け部分に油溜まりを設け、ここに油を差すことで

金属を守っています。この油の量っていうのも非常に微妙ながら

結構大切で、少ないのは勿論多すぎてもダメです。

この辺の按配が職人さんの腕の見せ所でもあります。

ただいくら最適な量の質の高い油を差しても車と同じように

オイルは空気と触れ、擦れて発熱し、また磨耗した金属粉が混ざっていくことで

時間が経つと劣化していきます。

最悪、オイルが切れるとその歯車の真は磨耗が進み最後には焼きつきを起こしたり

軸受けとの隙間が磨耗して広がりグラグラして故障の原因になります。


以上でお分かりいただけるように、オーバーホールの時期は油の設計耐用年数によります。

オイルが設計通りの潤滑性能を発揮し又、油溜まりの設計により

オイルの量が必要な量に収まっている!

逆に言うとこの期間を過ぎると、油の劣化が進みまた油の量も時計が必要とする量を下回る!

こうなるギリギリ前がオーバーホール時期!ということになります。


メーカーでOHを受けたり、もちろん信用できる職人さんの所でOHを受ければ

大体この期間、他に原因のある故障以外では調子の悪くなることはないでしょう・・・

ただ、OHした職人さんが下手だったりするとこの期間内でも調子悪くなるかもしれません(^^;


なんか・・・・進む、遅れる・・・手巻きの感触が重い・・・など気になったらオイルを

疑ってみる必要もあります。


最後に・・・

前回も書きましたがオーバーホール時期を過ぎても、すぐに調子が悪くなるわけではありません

時計はおそらく普通に動いています・・・

ただ、時計の内部では本当に徐々にダメージが進行していきます。

そのダメージがもしはっきりわかるくらいほっとけば、既に時計内部はかなり悲惨な

状況になっていると思って間違いありません。


機械に油は絶対に必要なものです。早めのオーバーホール!!

しましょうね(^^)


ということで今週も頑張りましょう(^^)

開く トラックバック(1)

オーバーホール

おはようございます

昨日は久しぶりに夜涼しくなって

クーラー無しで寝られるかな・・・

って思ったんですが、夜中暑くて結局つけちゃいました(^^;


今日は日差しは強いけど結構爽やかな天気です

夜は踊りにいくから頑張ってそれまで仕事しないと(^^)


ということで時計のお話ですが

昨日、普段の軽い掃除について書きました

やっぱり時計って直接肌に触れるものですから

意外と汚れているものです・・・・


で、普段のお手入れとは別に時計も機械ですから

大きなメンテナンスが要ります


例えばクオーツの時計は電池が切れるからはっきりわかります

機械式時計は?


新品で買われると、メーカーがオーバーホールの時期を指定してますね

使用説明書などに書かれてますから確認してくださいね(^^)


ただ年数の経った時計 中古・アンティークの時計だと

前にいつメンテナンスしたのかわからない・・・

オークションで買ったりするとどこにオーバーホールに出していいのかわからない・・

等、結構機械式時計のオーバーホールがおざなりになってることがあります


しかも一般的には内容がいまいちわかりづらい上に1万円くらいから上は5〜6万・・・

結構な出費です


もちろん故障して動かなくなったら修理しますよね?

修理の場合にはどこか絶対に悪いところがあるわけで、ここをこう治したから

動くようになりました、この部品を交換したから○○円になります・・・

非常にわかりやすいですね


ところがオーバーホールの場合きちんとする人だと普通に問題なく動いてるのに

数万円とかかけてするわけです・・・戻ってきても普通に動いている・・・

何も変わらない・・・・これってちょっと気になりません?


実際とけいも昔機械式時計を集めだした頃、先ず考えたのがオーバーホールでした

いくつか時計持ってると結構な出費ですから(^^;


先ず時計のオーバーホールって何するの?

一般的には

部品の交換とかがなければ 機械式時計のオーバーホールはざっと・・・こんな感じです

(メーカーさんによっては多少違いもあります)

■分解掃除

■オイリング(注油)

■各部のアガキなどのチェック

■歩度調整

ざっとこんな感じです・・・

この中でも特に機械にとって大切になる注油!

基本的に金属同士が動いてこすれる・・・イコール磨耗する・・・

これを出来る限り押さえるのが油です。

イメージ 1


これは時計に油を差すオイラーですが針より細いものです・・・

時計に限らずどんな機械でも油が重要っていうのは同じですね・・・

明日はこのオーバーホールの中でも、非常に鍵になるオイリングについて

お話します。

週末(^^)皆さん楽しんでくださいね(^^)

雨ですね・・・・

おはようございます

今日も雨の朝の大阪です

雨が降って少しでも涼しくなってくれると嬉しいんですけど

昨日は朝からすごい雨とカミナリでした(^^;

午前中くらいどこに行ってもカミナリと雨に追いかけられてるみたいで(^^;


ま・・・一雨ごとに涼しくなるんでしょうが・・・・


で、まだまだ暑いとはいえ夏もそろそろ終わり

夏の間しっかり皆さんの腕で仕事してきた時計も少しねぎらってあげましょう(^^)


イメージ 1


先ず今からいっても終わってますが(^^;

海水浴などに行かれて塩水に時計が漬かったときは先ず直後に水道水で洗う!

これが先ず必要です。

出来る限り塩水を早く洗い流すことです。

ほとんどの金属は錆びます、錆びないと思われているステンレスも

実際は錆びます。

そして「塩素」は金属を錆びさせる最大の原因なのです。

いくら防水性能の高い時計でも出来る限り錆の原因から遠ざけるのが長持ちさせる秘訣です


先ずそうしたことを今後少し気をつけて


で、防水時計の場合この夏のハードなシーズンが終わったし一回

綺麗にしてあげましょう


防水時計には金属のブレスレットがついていることが多いのですが

このブレスが曲者


見えない継ぎ目の部分に結構汚れが溜まるものなんです

ですから一番いいのは めがねやさんとかに仲良しがいれば

お店に大概おいてある「超音波洗浄器」

これで洗えばこうした見えない部分の汚れもほぼ綺麗になります。

この超音波洗浄器がどうしてもつかえない場合は

水道の水を流しながら古くなった歯ブラシなどでゴシゴシですね(^^;

よほど汚れがこびりついているとかで無ければ洗剤はいりません

ブレスのコマの隙間や、時計のラグとブレスのつなぎ目の裏側など

どうしても汚れが溜まりやすいのでこのあたりを重点的に!

ただし、リューズ周りは一番弱点になるのであまり直接きつく水をかけないほうが良いでしょう


で、水にはつけなくても

普通の非防水時計も夏の間、しっかりかいた汗で結構汚れてます

もちろんこちらは水でジャブジャブとはいきません

先ずバンド

金属でも皮でも一度はずしてあげるととても掃除しやすくなります

イメージ 2

通常 時計とバンドをつないでいるのはこのバネ棒と呼ばれる小さな棒

構造は家によくあるつっかえ棒と一緒で この小さな棒の中にバネが入っていて

この棒は押すと縮みます

右側にある先端が二つに分かれたドライバーのような「バネ棒はずし」

の先をこのバネ棒の先端にある溝にひっかけて少し押さえるとすぐに外れます
(この時バネ棒を飛ばさないように注意!)

このバネ棒はずしはデパートの時計売り場などでも売ってますし

ヤフオクにはゴマンと出てます(^^;

安いのは500円くらいからです・・・

特に仕事で使うのでなければ安いものでも充分なのでひとつあると便利ですよ


で、バンドを外すと先ずバンドのチェック!

皮の場合は痛みがひどい場合は交換しましょう、まだ使えそうな場合は

中性洗剤を薄く溶いたぬるま湯に浸した柔らかい布で軽く数回拭いて汚れを取り

あとは日陰でゆっくり乾かします(ドライヤーなどは使わない)

この時牛革の場合、皮用の保湿クリームをごく少量塗りこんであげます。

爬虫類の場合も裏は牛革を張ってあるのでこの裏側だけはクリームを塗りましょう

金属ブレスの場合は防水とけいと一緒です。


で時計本体を見てみると、このバンドを外した後の汚れのひどさにびっくりするはずです(^^;

非防水時計の場合はやはり水は怖いので

洗剤とかはなしで、超かたく絞った布でほんとに軽く、汚れのひどいところだけを拭き

あとは乾いた布で優しく汚れをとってあげてください。

ピカピカにしたい方は磨き粉の「サンエーパール」(これはガラス風防以外どこでもつかえます)

もしくは金属部分だけに「アモール」っていうのを使って磨くとかなりピカピカになります

ただし、サテン仕上げは磨き粉禁止ですよ(^^;

最後、乾いた柔らかい布かセーム皮で優しくみがいてやると時計も一安心

文章にすると長くなりますが、実際やってみるとそれほど手間ではありません

皆さんも、この夏よく頑張った時計にご苦労さんの意味もこめて一度

大掃除してあげてくださいね(^^)

全1ページ

[1]


よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事