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今年も後一ヶ月!元気で乗り切りましょう!

独立時計師

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おはようございます

昨日は夜かなり激しい雨が降ってました

朝になってもまだ結構鬱陶しいお天気です

昨日は、結構出かけることが多くて作業のほうがほとんど出来なかったので

今日はじっくり頑張ります(^^)


昨日の続きですが

後にも先にもその1度きりしかデュフォー氏の作品をその場で見たことはありません

もちろんそのときもショーウインドーのガラス越しだったので手にとって

あちこち眺めることは出来なかったんですが

とにかく説明を聞き、氏のこのシンプリシティーに込めたコンセプトを聞くうちに

感動が大きくなりました


デュフォー氏は独立時計師の中でも尊敬される存在で

自分ひとりで全ての作業をこなし時計を完成させます。

マニュファクチュールどころか 革バンド以外の全てを自作

ネジ一本まで全て自分の手で切り出し、仕上げます。

その作業って・・・ほんと気の遠くなるような作業っていうのは想像つきますが

従って彼の時計は年に数本・・・なかなか店に並ぶことはありません。


1990年代、氏の名前が広く知られるようになったのは

超複雑時計であるグランソネリミニッツリピーターなど

明らかに「凄い!」っていう時計を次々発表した頃でした

そしてとけいが、氏を「凄い!」って思ったのが

「デュアリティー」という作品を知った時でした

イメージ 1


「ダブルエスケープメント」・・・

雑誌に載ったその時計の写真を食い入るように何度も見て

説明を何度も読み返しました・・・・わからん(^^;

精度を高めるために、また安定させるためにアンクルから先の脱進機構が二組ある時計

なんで脱進機構が2つ?確かに2つで精度があがる・・のはなんとなく想像できるけど

2つの脱進機が干渉しないの?

とにかく「?」ばかり・・・・

その後読んだ雑誌でも。二つの脱進機のテンポを合わせるために

車のディファレンシャルギアのような歯車を使って・・・なるほど・・・

でも、微妙にわかったようなわからないような・・・

人に説明なんて絶対無理です(^^;

この時計を見てとけいも氏の職人としての凄さを思い知りました・・・


とにかくそんな過去に例の無い複雑機構を考案し実際形にして見せた

その氏がいろんな超複雑時計を製作したどり着いた「シンプリシティー」

何も複雑機構など持たない普通のスモールセコンド時計です。

でも、その時計に氏は持てる技術の全てを注ぎ込んで作ります。

それぞれの部品に最高の材料を使い、全て自分の手の感覚を頼りに作る!

工作機械ももちろん古い物で、どれも技術が全て!な機械ばかり

磨きも全て手作業・・・

歯車の一つ一つ、ネジの一本づつ、全て氏が素材から切り出し磨き形にします。

イメージ 2

コンセプトは「絶対に壊れない時計」

とにかく基本にあくまで忠実ながら、最高の材料を最高の技術で加工し

氏の感覚が全ての工程に貫かれ一本きちんと筋の通った素晴らしい時計です。

おそらく本当に時計の好きな方が、自分の生涯をずっとこの一本と共に暮らし

願わくば、また次の世代にも同じように受け継がれていく・・・

そんな事が普通に可能な時計なんですね・・・・



ただ、その頃雑誌で読む氏は、「孤高の時計師」「絶対代理店を置かない」

等、かなり気難しい人なんだろうな・・・・物凄い職人だから変人なんだろうな・・・

そんなイメージが、NHKの衛星放送での番組を見て全く変わりました

優しいおっとりした・・・そして欲があんまりなくて本当に時計作りが好きな人

そんな人でした。ほんとそれまでは氏の時計のファンではあったのですが

それから氏のファンになりました(^^;

少し嬉しかったのは、氏が今も手作業にこだわり数十年前の工作機械を使い続ける事・・・

とけいとは比べ物にはなりませんが、とけいもある程度アンティークを触る機会が増えて

たまたま古い道具を買って使ってみてその具合の良さに驚きました

理屈ではなかなか説明できない感覚的なものなのですが

古い時計に古い道具がやはりなんとなくしっくりくる・・・

ちょっと氏と共通点をみつけたようで嬉しかったミーハーなとけいです(^^;
おはようございます

今日も結構爽やかな天気の大阪です

今日も仕事関係の方と会うためにもう少しすると出かけてきます。

ほんとこの時期、よく寝られて(^^;

毎朝奥さんに「顔腫れてるよ・・」って呆れられてます(^^;

ま・・・よく寝て気合充分で今日も頑張りましょう!


で・・・今日なんですけどまた何回かに分けてとけいの好きな独立時計師

の何人かを取り上げていきたいと思います。

先ずは・・・

この人

フィリップ・デュフォーさんです




イメージ 1

1948年 スイスの時計産業のメッカジュウ渓谷に生まれた時計師です。

実際この人の名前はかなり以前から聞いていましたし

最初耳にした頃はスイスの独立時計師の方の多くがそうだったように

デッドストックのアンティークムーブに手を入れて独自の作品を作る・・・

その中でも複雑時計系が得意なのがこの方でした。


そもそもスイスにはこうした「独立時計師」と言われる方がまだ結構いて

そこに新しく名を連ねるかたも出てきます。

スイスには国立の時計学校がまだかなりあって、そこで4年間学ぶと

卒業する頃には部品から全て自作で一つの時計を完成できる程の技術が身につきます

羨ましい(^^;

こうした学校で学び、どこかのメーカーに入ってしばらく更に修行し

そのメーカーの中で職人として腕をあげていく人もいれば

独立して自分のブランドを立ち上げ独立時計師になるかたもいます。


スイスでは昨日話したように、昔から時計に関して分業制が確立されており

それほど資本が無くても、こうした部品メーカーの供給する部品を購入して

そこにオリジナルの意匠を施したり、多少チューンナップすることにより

オリジナルの時計を作ることがそれほど難しくありません。

ですから、いろんなアイデアを持つ職人さんの中でオリジナルを目指す方にとっては

比較的独立しやすい環境があるんですね・・・

今大手のメーカーでもそのかなりは、最初独立時計師が立ち上げ

それが大きくなり、会社組織になった・・・そんなメーカーが多いんですね


現在有名な方では代表がフランク・ミュラーさんや アントワーヌ・プレジウソ

アラン・シルベスタインさんやダニエル・ロートさんなど

すごいメンバーですよね(^^;

で、最初にとけいがフィリップ・デュフォーさんを選んだのは・・・

そういうことで以前からよく存じていて

90年代彼が次々と発表した超複雑時計に単純に「凄い!」

って思ってたんですが

その彼が数年前に発表したなんの変哲も工夫も無いスモセコ時計

「シンプリシィティー」

イメージ 2


たまたま数年前 とても作品数の少ないデュフォーさんの新作も見られるということで

出かけたデパートの時計展示会・・

そこでみたシンプリシィティー・・・・最初「え?」

って感じでした・・・

で・・係りの方の説明を聞けば聞くほど引き込まれていったんです・・・

しかも、最近(^^;ある方に頂いたDVDで彼の人柄・・・

結構勝手にイメージしてたんですけど・・・ほんとの彼の人柄に触れて

余計ファンになってしまいました(^^;

そこらへんは、明日に続く!

ということで今日も頑張ります(^^)

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