オホーツクの詩季

舛添の公私混同、こんなのが日本の首都東京の知事:国民としてあまりにも恥ずかしすぎる・ためいき。一刻も早く辞めさせろ

ネパール紀行

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12月27日(土)

8時にチェックアウトをして、広場でカトマンズ行きのバス乗り場を確認してから、徒歩10分ほどの古都パナウティの遺跡を訪ねることにした。広場にはもう、野菜や果物を売る近隣の農家の女たちや、落花生を売る少年、衣類などを売る男たちのバザールが開かれ、もの売りや子供や犬でにぎわっていた。その人混みを抜け、田舎道を通り、水場に金属製の水がめをもって水汲みに来ている少女たちを通り過ごして、川沿いをそぞろ歩く。

青空がまばゆい美しい朝の空気を楽しみながら歩くと、逆光に黒くシルエットが浮かび上がるつり橋と、河畔の古い寺院の静かなたたずまいが目に入ってきた。クリシュナ寺院である。水辺に姿を写す古の寺院は、現存の時間というよりは、それを超越した自らの内省的な時間を生き続けているように見えた。

つり橋を渡るとそこはいくつもの古い寺院が現在の人々の生活と寄り添うように建っていた。しかしそれは今の人々の信仰の対象としてあるようには見えなかった。13世紀に建てられたというネパール最古の寺院の一つ、シヴァ寺院は、1988年の大地震で寺院が崩壊しかかったのをフランス人によって修復されたというが、その寺院建築や屋根を支える木造彫刻は見あきることがない見事さである。それは現在のネパール人の宗教の中に生きているというよりは、人びととはかかわりなく古の永遠の時間を生きているように見えた。

シヴァ寺院のそばの石畳の小道に、旅行者と見るとだれかれなく、お金をくれと手を差し出すこぎれいな身なりの老婆がいた。2回目には彼女をやり過ごして、そばを通り川の縁の寺院にゆく。そこは現在でも利用されていて、古寺と隣り合いながら、いまも人々の暮らしの中に生きている川が人々の祈りを新たにしつつ生き続けていた。古の祈りの地には、今も川辺で死者を焼いたばかりの黒い煙が立ち上っていた。

その同じ川で、たくさんの女たちが川辺に集い洗濯をしていた。日曜日とあって子供たちも一緒に洗濯をしたり水浴びをしていた。また女たちが連れ立って、洗い上げた洗濯物を晴々とかごに入れて、頭の上に乗せて運ぶ姿が畑の畔道を歩いてゆく光景が、まばゆい太陽の光に透けて見えた。小道で数頭の山羊を追う少女に、英語で話しかけると、恥じらいながら上手な英語で答えてくれた。

川沿いの平原には畑がひろがり、この季節は農繁期らしく、一家一族総出で畑の地起こしをしたり、種をまいたり、忙しく働いている人の群れがあった。川を見下ろす段々畑や丘の上の家のそばには赤いサリーをまとった女たちや子供や男たちの小さな人影が、広々とひろがる青い空に美しく映えていた。

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今晩は。
古都パナウティのクリシュナ寺院と,13世紀に建てられたというネパール最古の寺院の一つであるシヴァ寺院など,じっくり見学してみたいですね。

2009/1/22(木) 午後 6:49 [ しげよあゆみ ]

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自分の足で歩いてみたいです・・・・
ポチです。
生活の匂いがしますね。

2009/1/22(木) 午後 11:18 瑠

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しげよあゆみ様の古代遺跡への関心にも、瑠璃様の人と風土への関心にも、ネパールはよく答えてくれる国だと思います。私は今度はさまざま人種がさまざまな階層をなし、様々な苦悩と戦いと希望の歴史をつくってゆく様を勉強し、そのようなまなざしを持って、この国をもう一度訪ねてみたいと思っています。

2009/1/23(金) 午後 1:24 [ aru*o26 ]


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