オホーツクの詩季

舛添の公私混同、こんなのが日本の首都東京の知事:国民としてあまりにも恥ずかしすぎる・ためいき。一刻も早く辞めさせろ

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金色の満月が西の空
隣の白い雪屋根のむこうに浮かんでいた
時計は朝5時を指しているが
まだ闇の中の師走の朝
満月を愛でながら
数日前から降り積もった雪を相手に
雪かきをしようと思いついた
 
月夜の雪かきといえば思い出す
もう10年近く前になるだろうか、猫が生きていたころ
東の空の満月を背に
板塀の上を親猫と2匹の子猫が
雪かきする私の周りで遊んでいた
星がピカピカ輝いて
夢のように美しい時間だった
 
冬の朝が明けるまで
広い庭に25センチほど積もった雪を
スコップやスノーダンプで排水溝へと運び出す
暗い湖から白鳥たちの声が聞こえる
国道を走る車の音が
雪に吸いこまれて静かに通り過ぎる
満月が叢雲にかかり、沈みゆくころ
東の空が明るみ始めた
私の身体も暖かくなった
 
 

雪の朝

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雪の朝の楽しみは
小道に残された足跡の主さがし
白い足跡や黒い足跡が
冬の凛とした小道に
音階のように流れている
 
アスファルト上の黒い梅の花模様
点々と続く足跡はネコだろうか
白い雪の上のプリント模様
まっすぐ一列についているのはキツネの足跡
二つの足跡が並んでいのは犬
しっぽの跡がついているのは小さな野ネズミ
鳥の足跡も残っている雪の小道
 
冬の空を見上げれば
おやおや
にぎやかなヒヨドリが、初お目見えだ
どこからやってきたのだい
ピーピーと啼いて追いかけっこしながら
ヤチダモの大木に止まったよ
やあ、カラマツに飛び移ったアカゲラくん、
しばらくぶりだね
うちにもまた寄っておくれ
カラスはうちの屋根に常駐しているけど
そんなに悪い奴じゃないからね
 
湿原の向こうの湖には
長い首がうつくしい白鳥の群と
一列に並んだ黒いカモの群
潮の引いた渚にはたくさんのトンビが降りて
水路をじっと見つめている
その真ん中に
黄色いくちばしのオオワシが一羽
大空を雄飛して舞い降りた
追い立てられたトンビは
少し離れて水辺を見つめる
薄氷の張った水路の、魚を狙っているのだろう
 
私もそろそろ朝ごはん
 
コンコン、コンコン
窓を見ると、お客様だ
うちのレストランの最初のお客は
ゴジュウカラ君だ、連れも一緒だね
一番乗り、おめでとう
景品は…・ひまわり…
今冬もよろしく
 

白い雲と黒い雲

 
 
初冬の太陽が
黒い木立を突き破って
金色の光を放射する
地上に棲むものたちは
その暖かさによろこび息をつく
 
 冬、緑の葉をしげらせるのは
背の高いトドマツの古木だけになった
樹のてっぺんから
たわわにたれ下がる松かさが
朝の赤い光に照り映える
 
台所で朝食の準備中
野道や畑や国道に
雪が斜めに降っていた
2日前の初雪のあと
暖気がもどり
跡形もなく消えた雪がまた
朝日が幻だったかのように
降りしきり
道路は白く塗りつぶされた
 
 外出の身づくろいをして
3階の窓から外を望む頃には
雪は止んで青い空
紺青の湖にうかぶ白鳥たちの
玲瓏の白さが目にしみる
冷たく青い空に、もくもく雲は
白鳥の翼色に輝いている
 
白い雪の小道を歩く
キツネのようにまっすぐな
足跡を描こう
すっきりと裸になった木々の林
荒涼と広がる枯れすすき野を
トンビが低く飛んで行く
 
 だが青い空のむこうにはまた
黒い雲の団塊が控えていた
空にも人間界のような
白い勢力と黒い勢力とが
じっとにらみ合っていた
 

神無月の満月

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満月の夜
カーテンを開けて
夜空の白い雲を瞼に残し
月光を浴びながら眠りについた
 
真夜中、目が覚めた時
月は南の空高く懸かり
オリオンや北斗七星の星座が
はるか遠くの宇宙からの
波動をしめやかに送ってきた
 
地上は明るい月光につつまれ
白樺の樹影が庭にくっきりと
長く黒い姿を映す
裸の梢には星がピカピカ瞬いて
冬の夜に顕れた神秘の樹木のようだった
 
湖の方からカッカッ、ホロホロと
鳴きかわす白鳥の群
その甲高い声と響きあう 
やや低音のグアーグアーという雁の声
昼間の国道の騒音は消えて
道路向こうの農家の牛舎の
牛が重たい声で啼く
ピイーッという口笛を伸ばしたような声
すんだ月空の下を流れた
仲間に合図を送っている
名も知れぬ動物の声だ
 
真夜中は野生動物たちの時間
人間世界とは独立した
真摯な時が流れている
 
見捨てられたかのように
広々とした隣の草地に
月光は惜しみなく満ちあふれ
刈り取られた枯れ草の中に自生した
秋生えの青草を凍らせる霜が
月の光にきらめいている 
 
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赤とんぼの秋

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秋深し
小雨降る小道をあるく
葉をすっかり落としたヤチダモ大木の下を通り
白いススキの原野が遠く湖へと続く
薄青い岬の影、どこまでも続く空の広さ
 
雨に濡れたアスファルトの小道に
赤とんぼが死んだように止まっている
10月の霜の降りた寒い朝
仮死状態の赤とんぼを、よく手につつんで温めた
すると元気にもぞもぞ動いて
あったかいところに行こうねと私は
朝陽の当たる草の上においてあげたものだ
 
昨日、暖かな秋の日差しの中を
透明な羽をきらめかせ、赤とんぼは泳ぎ
私に命のはかなさを感じさせた
今日、雨に打たれた赤とんぼは
生きているようには見えなかった
赤とんぼが一つ、赤とんぼが二つ
二つ目の赤とんぼを手につつんで家に持ち帰った
机の上の花に止まらせておこうと
 
小さな鉢のジャコバサボテンと一緒に撮影しようとした時
赤とんぼのしっぽが反り返った
生きているのだ
小さく羽が震えた
今私の手の中で、尻尾を折り曲げ
羽を震わせている赤とんぼ
小さな小さないのち
 
秋の終わりに、いのち燃える赤とんぼ
私の手とこころと宇宙の波動

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