オホーツクの詩季

舛添の公私混同、こんなのが日本の首都東京の知事:国民としてあまりにも恥ずかしすぎる・ためいき。一刻も早く辞めさせろ

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7月の野の花たち

オニシモツケとノハナショウブ
 
 
暴風と長雨で、朝の散歩から遠のいていたが
ようやく太陽が姿を見せた朝、五時に
草の露をかき分け、湿原沿いの小道を歩いた
 
能取湖をかこむ湿原に
幾万本もの野花菖蒲が咲き誇っている
3枚の紫の花弁、その根元の黄色の一筆模様
朝陽を浴びて草原に立つ
きりりとした立ち姿はいにしえの物語の中の若武者か
一年に半月だけ花舞台の主役を演じる
花まぼろしのりりしさよ
 
ニタテヨコツナイの小川をひとまたぎすると
大湿原が空とつながり、ひろがっている
チチチ、ピピピ、リロリロ、リリリ
小鳥たちの瑞々しい澄んだ声が、草むらに響き渡る
 
森にうっそうとした葉が茂る七月
野道の主役は丈高い花に移ってゆく
オニシモツケの花が道端のいたるところに
大きな群落をつくって咲いている
鬼のうちわを思わせる大きな葉
ワタガシみたいな大きなピンクの花房は
よく見ると小さな星のような無数の花の集まりだ
いかつい名前をつけられた野の花は
鄙の乙女のように可憐で美しい
 
野の花は一年に一度、
みずからの時を待ち、一斉に花開き、種を残す
次に登場するものたちに、母なる太陽の恵みを譲り、
脇へ退いてゆく
移りゆくもの
譲り消えゆくもの
花に生の喜びを表現し
生の形見を残して、潔く消えてゆくもの
あっぱれなるものよ
美しきものたちよ
 
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魔法の森―九輪草とミヤマカラスアゲハ
 
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雪解け水に
白い優美なすがたを映した水芭蕉
それがひと月たつと
1m近い大葉に大変身
湿地にぬかりながら歩く私は
一瞬、小人になったような気がする
森はジャングルのように緑あふれ
雨を含んだ坂道が水の道となって
小川へと流れる
 
その坂の水辺に
鮮やかな薄紅色の九輪草が
華やかにひっそりと
高貴な一族の末裔のように
花の隠れ里をつくって並び咲いている
ほのぐらい森の
水辺の心地よい華やかさに
うっとりとするわたしの目の前に
どこからともなく瑠璃緑光色の
美しい蝶が出現した
 
九輪草の甘い蜜をもとめてやってきた
ミヤマカラスアゲハだ
奥深い野生の美花と瑠璃色の蝶は
隠れ里に住む姫を訪れる光源氏か
はたまたケルト伝説の
デアドラとニーシャか
 
この極上の一対が
うまく私のカメラに2枚もおさまってくれた
なんという奇跡、とはやる心を抑え
もっといい写真をとろうと構えたとき、
蝶はスッと消えていなくなった
まさにこれこそ
魔法の森にふさわしい結末
 
 
 
 
<追記>
なんと写真そのものが消えてなくなり、
幻のツーショットとなってしまったのは、悪夢のような・・・

初夏の山小屋風景

初夏の山小屋風景
 
 
619日日曜日
あれから3か月がたって
もう夏
青空しかなかった空に
無限の緑色の葉がそよいでいる
蝉がギーギー、ジージーと啼きかわしている
 
雨が続いて山の畑の土が
しっかりと水分を吸って美しい黒色だ
苗を植えつけたネギやトマトは順調だ
今日は赤カブと葉大根の芽が出た苗を移植にやってきた
 
ひと仕事の後は
山小屋のウッドデッキのチェアーに体をゆだね
豊かに茂った白樺の葉波の下で
『生命40億年全史』(リチャード・フォーティ著)をしこしこと読む
心満ちる贅沢だ
 
俗世界の政局は忘れ
ボーボーと啼くツツドリの声に喜ぶ
エンジュの新芽が初々しく空を彩る
ふと、ホオの花の季節は過ぎたのだろうかと気が付いた
いつもは毎日山に通う夫が山の様子を語るのだが
今年は三陸の被災地に出かけて留守なのだ
 
ホオの樹に花がたくさん咲いていた
大きく開いた花や花びらを落とした花
まだ蕾の花や、五分咲きの白い花、
甘い芳香が香っていた
開き切った大きな花の中で
小さな黒虫が蜜を吸っている
 
2年前に初めて
朴の樹に3つの花が浮かび出て
元カメラマンの夫は縦横斜めに
大騒ぎで花の撮影をしたものだった
今年は20以上も白い優美な花が
大きな朴の葉についていた
と電話で伝えると、残念がっていたけれど
主のいない間の花の宴
これも季節のごちそうなのだろう
 
 
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網走の町に例年通り
5月中旬を過ぎて桜が咲きそろった
 
庭の白樺は
かんざしのような花房を垂らし
音符のように軽やかな葉にそえて
春のしめやかな夢幻舞の境地にいざなう
 
道路向こうに
桜花が華やかな彩りを添える
春は初夏と連れ立ってくる
 
華やぐ桜色の空気の中にいても
人の世の不条理とかなしみが
私の心に波をたたせる
5月の野道に群れ咲く純白の花
ほほえむオオバナノエンレイソウのように
無心に美しくありたいのに
心はしずむ
ひとであることの悲しみに
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水芭蕉

 
雪解け水に姿を映し
空と森の音楽を響かせる
水芭蕉
 
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おぞましく小さな
人間界とは無縁のものたちの
世界は無限へとつながり
 
純白の春のいのちが
水中に風をうかべて
空高く無言のうたをこだまする

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