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8月18日(月)
今日はミシガン州立大学滞在最後の1日である。
午前中はDr. Murari Suveri(ムラリ先生)と、この2週間を振り返っての、復習、反省、再考、思い返しの時間にあてられた。来年のプログラムをよりよくするための、学生たちの感想を聞くフィードバックのためである。
前もって前の日に、みんなに調査用紙が渡され、何を得たか、学習項目ごとに「非常に理解が高まった、理解が高まった、少し理解が高まった、あまり理解が高まらなかった、全く理解が高まらなかった」の欄にチェックをいれる欄、裏面には「何がいちばんよかったか、何が良くなかったかを記述式で筆記する欄がある。
多くを詰め込みすぎた感が無きにしも非ずの、タフなスケジュールではあったが、振り返れば何とも贅沢で充実した2週間であった。
後でスベリ先生と日本人教授3人との話し合いで、来年の改善スケジュールにむけての話し合いが行われた。この場で私たちが初めて知ったのは、このプログラムの中核に当たる、一流専門家の講義が、コーヒー一杯の謝礼で行われているということである。ムラリ先生やジョー先生はこの2週間、およびそれに先立つ計画段階で、このプログラム成功に向けて全精力を傾けて取り組んできたことが痛いほどよくわかり、わたしは頭が下がる思いであった。特にムラリ先生の無私の情熱と人格の高さは、自然に他の人を動かす力を持つことを目の当たりにして、この出会いこそが私の一番の収穫であったとうれしく感じている。
夕方6時半から、いよいよ最後のプログラム、スベリ邸でのさよならパーティが始まった。
1階の5部屋と外のデッキを開放して行われたパーティには、日本人16人(K教授とその2人の娘さん、新しい長期留学生3人、チフミさんを含む)講義をしてくれた教授陣4人とその伴侶と孫、日本に来る若いMSU講師と学生のアメリカ人男性2人、MSUの副学長夫妻、ジョー先生夫妻、ムラリ先生夫妻の計34人が集い、大変楽しいパーティになった。
スベリ先生の奥様は、非常に美しい同じネパール人女性で、若い時の写真を見せていただいたが、美人女優といってもいい美貌である。(ムラリ先生もお似合いのハンサムである。)
ジョー先生の奥様は、これまたしとやかな、いまどきの日本にもあまり見られないくらいの控えめで細かい心づかいの日本人女性で、玄米で小さく結んだおにぎりと、春雨サラダをパーティにもってきてくれたが、これはアメリカで食べた最もおいしい食べ物の一つだった。
たまたまこの日はK教授の長女の誕生日で、彼女の誕生日ケーキがデザートに出された。
また五大湖の講義をしてくれたDr. Schwartzは、11歳のお孫さんを連れてきたが、とてもキュートなお嬢さんだった。
縁がたけなわになり、訪問客も帰りはじめた頃、居間の暖炉の前で、MUSのリージューン副学長から、わたしたち10人に修了証書がひとりひとり手渡された。ちなみに副学長は黒人であり、学長は女性だそうである。アメリカ大統領選挙とどこか似ている。副学長夫妻もとても気さくで上品な方々であった。
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