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出力管:3YP1→42へ変更
第16回醍醐LPレコードコンサートⅠ部参加するアンプ
参加アンプを何にしようかと考えていたのですが、ただいま「PEー16」のエージングに使用中の「3YPⅠシングルアンプ」を「42シングルアンプ」に改造することにしました。
写真:改造前「3YP1」(書庫内「3YP1」をご覧ください)
写真:改造後
「42」に変更、あまり代わり映えしませんが
中はかなり簡単になりました。
改造は簡単です、ソケットを5pから6pへ交換、2.5Vヒータトランスを撤去、前段球「56」は「76」へ交換、フィルター抵抗を10w400Ωに変更しました。その他定数を若干変更。
結果、B電圧・電流がトランスと整流管80BKの定格ほぼ一杯です。
簡単に測定しました。ラジオからの抜きタマ「42」の中古球が3本しかないので、その内2本を選んでほぼ同じような特性になりました。
最大出力2W程度、もちろん無帰還、最大出力時ひずみ率は10%にも達します。視聴に歌謡曲をかけていますが、歌声は伸びやかでいい感じです。半波整流なので若干ハムも出ますが、このままにしてご愛嬌としましょう。
↓:42シングルアンプで視聴中
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3YP1/6ZP1共用シングル
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〜 実測電圧値記入 〜
回路図に実測電圧値を記入しました。これで今回の最終回路としますのでご参考になれば幸いです。
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3Y−P1シングルアンプ、先日からエージングを兼ねて聴いていますが、大変響きの良い音になってきました。時折ハットするような良い感じの音が出ています。
使用SPはゲンコツW(4Ω)です。
↓写真:ベスト球で視聴中
ベストとフタバの「3Y−P1」を比べてみようとタマを差し替えてみましたが、フタバはハムが出ますのでハムバランサが必要かもしれません。結局聴きくらべはできませんでした。
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〜 回路図です 〜
「56−3YP1」によるシングル・ステレオアンプです。この両球はヒータが2.5Vのため2.5Vヒータトランスを追加しました。
整流管「80BK」はマイナス側に入れています。(マイナス側整流方式)深い理由はありませんが、ちょっと変わったことをしたかったからです。
「3YP1」には軽くP−G帰還を掛けて特性の改善を図っています。また、「3YP1」は5極管ですが、カソードとヒータが内部でつながっていますので、5本足(UYソケット)ですのでご注意を。そのためピン①⑤がヒータですが⑤がカソードと共通になっていますので、ヒータ巻線にはカソード電圧のバイアスが掛かっています。他のタマとヒータ巻線を共用する場合、片側をアースに落としてはいけません。
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「6Z−P1」と共用アンプにするはずの「3Y−P1」が、UYソケット(5本足)とわかって、「6Z−P1」と共用することは断念し「3Y−P1」専用アンプに仕上げました。
前段球「76」は「56」に変えましたので タマの構成は2.5V球の「56〜3Y−P1」となりました。
「3Y−P1」は、昭和10年代から20年代初期のラジオによく使われたタマらしく、古いラジオの中によく見られます。
本アンプに使用したタマは以前にvalve845さんから頂いたタマですが、活用の場がようやくやってきました。
最大出力:1W弱/歪み率10%と電気的特性は決してよくありませんが、実際音を出して聴いてみると、澄んだ良い音ですよ。出力1Wとは言え、小音量で聴くのには丁度良い音量です。
当時の放送電波の音質はともかく、受信側のラジオに使われていたマグネチックスピーカでは、こんなにいい音が出なかったのでしょうね。
「3Y−P1」や「6Z−P1」は音が悪い、というのはその時代の先入観ではないでしょうか、これらのタマをお手持ちの方があれば見直しをお勧めします。それにST管は大きいので存在感があります。
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