|
【監 督】ウォン・シニョン 【脚 本】イム・サンユン 【キャスト】 コン・ユ → チ・ドンチョル 元北朝鮮最精鋭特殊部隊要員 パク・ヒスン → ミン・セフン大佐 韓国軍防諜担当司令官 チョ・ソンハ → キム・ソッコ室長 対北情報局室長 ユ・ダイン → チェ・ギョンヒ 脱北者取材記者 チョ・ジェユン → チョ大尉 対北情報局職員 元ミン大佐の部下 キム・ソンギュン → リ・グァンジョ ドンチョル妻子殺害犯 ナム・ボラ → ドンチョルの妻 キ・ジュボン → 解剖検査医 パク会長の検視医 ソン・ジェホ<特別出演> → パク・コノ会長 ヘジュグループ 【ストーリー】 “合格率は3パーセント。脱落者は障害を抱えるか死亡”という北朝鮮最精鋭特殊部隊リョングン出身の元特殊要員チ・ドンチョル(コン・ユ)は、北の上層部の覇権粛清抗争に巻き込まれ、結局祖国北朝鮮に捨てられ、家族まで失い、韓国に亡命した。生きることに未練のないドンチョルが今生きる目的はただ一つ、妻と娘を殺した奴を探し出すことだけ。 妻子を殺し韓国に逃亡潜伏している奴を追うため脱北したドンチョルだが、手がかりも掴めぬまま韓国で運転代行業をしてみじめに生きている。そんなある日、唯一自分と身近に接して、ドンチョルをわが子のように思う北出身の要人パク会長(ソン・ジェホ)の殺害現場を目撃することになる。 パク会長は翌日に公式に北朝鮮に訪問することになっており、内々に「明日、北に大きな土産を持っていく」と語っていた。死ぬ直前、息絶え絶えのパク会長から「必ず埋めてくれ」という言葉と共に眼鏡を渡されたドンチョル。その様子をパク会長暗殺犯の暗視ゴーグルから見ていたのは、対北情報局室長キム・ソッコ(チョ・ソンハ)だった。 パク会長がドンチョルに託した眼鏡にはどんな機密が隠されているのか。“北への大きな土産”とは?そのためにドンチョルはパク会長殺害の容疑者として指定され、また国家の存亡をかけた最重要キーマンとして諜報機関に追われることになる。 その上、ドンチョルが北の特殊要員時代に対決し、奥深い因縁のある防諜専門のミン・セフン大佐(パク・ヒスン)までもが、ドンチョル捜索に投入される。ミン大佐は血も涙もなくターゲットを追い詰める、まさに猟犬だ。対北情報局室長キム・ソッコとミン大佐。隙間なく引き締めてくる包囲網の中に置かれることになったドンチョル。 しかし、追撃してくる相手が誰であろうと、最愛の家族を殺した奴を捉えるまで、ドンチョルは捕まるわけにはいかない…。 キャストの補足…ここで全部書くわけにはいかない、的な(笑) いやぁ〜〜〜〜!!!!!この映画、面白い。 オイラ正直言って、 この手の話では「『ベルリンファイル』を越すのは当分出ない、いや、出ないかも」と思って、 覚悟?を決めていたんですがね。出たかも。いや、出た! 観終わって久方ぶりに拍手したわよ(笑) コン・ユ、キタわねぇ。 ま、新作観るたびに1ヶ月は「コン・ユ、キター!」状態になるオイラですが… 今回は6ヶ月程度はキター祭開催かもです…(笑) あ。祭って言っても記事追いとかはしないんですけど^^; ハ・ジョンウ、チョ・スンウ、チャンヒョク…ライン、つまり動脈瘤ライン(←意味不明?)で好きです^^ ホントね…いい役者ですな。上手だ。染まるわよねぇ、役に。 真正ペンさんを差し置いてコン・ユを語ることは、おこがましいので絶賛はこれくらいにしますが(笑) で、この映画、キャスト配役効果が絶妙に生きてるって感じ。 妻子を殺され復讐に燃える哀しくも強き逃亡者ドンチョル演じるコン・ユも素晴らしいんですけども… 心に傷を背負った狂犬、でも実は情に厚いミン大佐のパク・ヒスンも素晴らしいです。 ま、猟犬ってより狂犬っすけどね、執念は、もはや(笑) そして、どこまでも不埒な悪、対北情報局室長キム・ソッコのチョ・ソンハも心底憎たらしいし、 ミン大佐の実行部隊(?)チョ大尉のチョ・ジェユンは緊迫した状況にユーモアエッセンスを注入するし、 ドンチョル妻子殺害犯としてドンチョルに追われる韓国映画界の現在最強甘草俳優キム・ソンギュンも… 出番が少ないながらも心底いい演技しておりますよ。(今回は宮史郎じゃなかったです…笑) そして、紅一点と言っても過言じゃない三流記者役のユ・ダインも、良いです^^ …オイラ、あんまり女優褒めませんからね(爆) あ、ユ・ダインといえば…『短い記憶』や『依頼人』のチャンヒョクの妻役でしたけど、 『乾パン先生とこんぺいとう』出てたらしいですよ。記憶にはないんですけどね、オイラは^^;; コン・ユと久々の共演だったんですねぇ。 話は戻しますが。 とにかくですね、この映画のカーチェイスは半端ないです。 オイラどうってことないカーチェイスなら、かなりの確率で飛ばし見する不届き者なんですけども… 全部見た。手に汗握って見た。「ほほぉ〜〜〜♪」と声まで出して喜んじゃいました(笑) いまさらこの言葉つかいますけども、「どんだけーーーー!」ですよ(爆) カーチェイスだけでも見る価値ある!いや、カーチェイス以上の見る価値が満載なんですけども^^ コン・ユの肉体美も半端ないですしねっ、フフッ(笑) もちろん、前評判どおり、アクションシーンも半端ないッス。 若干速いすぎて良くわかんないとこもあるんですけどね^^;; そう。アクションシーンが速すぎてわかんない、と言えば…ジソビ主演の『会社員』なんですが^^ ロシア軍隊格闘術のシステマ使いのチ・ヒョンド(ソ・ジソブ)。 もちろん、オイラごひいきですが、ひいき目除外して見ても…速い、速すぎるっ♡ 映像処理的なもんはこの際置いときますがね(笑) この『サスペクト 哀しき容疑者』のドンチョルも速いんですよ。 元北朝鮮の最精鋭特殊要員ですからね、ロシア軍隊格闘術システマ使いなんでしょう。 (そっち方面はさっぱり詳しくないので、システマなのかどうなのか、見極めれないんですが^^;) で、面白い!!!って思いながらも、脳裏でチ・ヒョンドがよぎっていた時… オイラ、ふと…思いました。 「ん?チ・ヒョンド…チ・ドンチョル…。システマ使いの孤独な日陰者。 手に入れた幸せを組織にぶち壊された哀しき暗殺者。ん?んんん?う〜〜ん、妙にカブる…」と。 ま。それもそのはず、だったんですよ^^!! この『サスペクト 哀しき容疑者』… 監督は『セブンデイズ』のウォン・シニョン監督様ですが、 脚本が…『会社員』の監督・脚本のイム・サンユン監督様だったんですねぇ〜。 そりゃ〜、オイラごとき映画鑑賞素人が、「妙にカブる」と思っても不思議じゃないわけです(笑) 逆に違う脚本家の作品がここまで印象似てたら…問題ですよ(爆) その印象が似ている2つの作品… どっちが面白かったのか…オイラに聞きますか????? 言います、ここ、映画感想板ですからね。 ズバリ…『サスペクト 哀しき容疑者』の方が面白かった…ミアン^^;;; 『会社員』はジソビの一人勝ち脚本なのよねぇ。 話がチ・ヒョンドに集中しすぎというか。周辺人物の描写が甘いというか魅力に欠けるというか。 ワォ…言っちゃった(爆) ま、話のスケールが違いますからね。 小さなコミュニティと国家レベル…そういう部分で設定的な分が『容疑者』にはあるんですが。 ですが… とにかく、コン・ユとパク・ヒスンの対峙がね、特に良いんですよ!!! そして何度も言いますけども、6人並びポスターの人物たちの描写が細やか。 その上、端役と言える人たちの心理描写まで盛り込んでいてね。 こんな言い方が適切かはわかりませんけども… 今まで韓国映画観てきて、こんだけ多くの出演陣が記憶に残る映画って、ないかも…的な。 脚本書いたイム・サンユン監督様も監督のウォン・シニョン様も… 縁の下の力持ち的俳優さんやアクション俳優たちにかなりの尊敬の念ある撮り方だわね。 タクシー運転手とか、大学講師へのカメラズームなんて、それがなきゃできないでしょうよ。 追われる立場、追う立場… 現在は真逆にいながらも、国を背負って戦いそれによって、心に大きな痛みを持ったという共通項。 過去、極限状態の中で敵として対峙したドンチョルとミンセフン大佐の心の動き。 おおよその展開としてはベタといえばベタかもしれませんが…。 やっぱりね、こういう大作はこうでいいのよ!と思います。 細かいことを言えば…小ネタづかいも秀逸でしたよ。 チョ大尉の対北情報部の初登場シーンなんて、ウワッ!ダサッ!なんて笑う気満々なのに、 赤いスカーフ外した途端、ハッとして「ウグッ…」と息飲みますしね。 緊張感の中で笑わされたり、笑いの中に緊張感を持たせられたり…。 サスペンスアクションというジャンルだけでは言い切れないドラマが盛られてる感じです。 サスペンスアクション映画として秀逸なうえに、人間ドラマとしても描き切ってる、というかね。 とにかく、しこたま面白かったです。 まだまだ書き足りませんが、 これDVDが新作段階なのでね、ネタバレ的なものは書きませんね。 138分の長丁場ですが、あっという間に時間が過ぎると思います。 観て損はない!というより、観るべし!!!でございます^^ おすすめ度間違いなく満点5です。 ぜひ、時間を削ってでも観てみてください♪
オイラ、1週間レンタルになり次第、もう一度借りてきます(笑) 一度??何度か??? ^^ |

>
- エンターテインメント
>
- 映画
>
- 映画レビュー


