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シネ21のサイトに上がっている第8回マクドンイシナリオ公募結果発表での、
キム・ジョンフン作家インタビュー記事から拝借しました。
↑が原文掲載箇所です。
キム・ジョンフン作家のインタビューも読んでみてください^^
【シノプシス】
30代半ばのデマンは図書レンタルショップの主人だ。妻ミオクと息子ゴヌとともに暮らす彼は映画を見たり推理小説を読んで時間を過ごす。唯一の楽しみといえば友達ジュンスが勤める警察署に立ち寄って捜査に口出しすること。妻ミオクはそのようなデマンが不満そうでしばしば小言を言う。
ある日の友達チャンギュの妻ソヨンが殺害される。殺人事件が起こった時刻、デマン、ジュンス、チャンギュの三人は共に酒を飲んでいた。参考人として呼ばれたデマンは事件を分析し始める。警察の調査の挙句にソヨンが不倫していたことが発覚し、容疑者としてジュンスが逮捕される。ジュンスは事件当日デマンとチャンギュを残して先に酒の席から立ち上がった。
デマンと、ジュンスの長年パートナーであるノ刑事はジュンスの逮捕に異議を提起するが黙殺される。デマンは刑務所で面会したジュンスの陳述を基に捜査に入る。毎日警察署に出入りするデマンをウザがっていたノ刑事も仕方なくデマンを捜査に参加させる。
そしてチャンギュがソヨンとジュンスの不倫関係にあらかじめ気づいていたという事実を知ることになるデマン。デマンがチャンギュにプレゼントしたジッポライターがきっかけで、ホンチョルが新しい容疑者と指定される。ノ刑事とデマンはホンチョルに会って追及するが彼はアリバイを立てて言い逃れる。
ホンチョルに会って以後、デマンは今回の殺人事件が持つ時間のトリックに感づく。そしてデマンは決定的な手がかりである血の付着したたティッシュを捜し出して犯人に会いに行くが…
【シナリオ(抜粋)】 S#1 風呂(夜)
(抄略) ゴヌ 「パパ、どうして約束守らないの?」
デマン 「何の約束?」 ゴヌ 「弟作ってくれるって言ったでしょ?」
デマン 「努力はしてるよ!」
ゴヌ 「嘘つき!」
デマン 「嘘ってなんだよ… …ほら!見てみろ! パパの顔、やつれてるのが見えないのか!」
ゴヌ 「赤ちゃん作る時、女が男の背中に傷作るじゃん。それくらい僕も知ってるよ!」
デマン (冷ややかに)「 お前…。パパがケーブルテレビ見るなって言ったよな!」
S#3 本屋(朝) 鋭いデマンの目つき。その上から聞こえるコンピューターのキーボードを叩く音。 その前で帽子を目深にかぶった 20代青年が立っているが、警察署で取調にあう犯人のようである。 ‘本愛(book Love)’と刻まれた帽子をかぶった青年がその前に立っている。 (抄略) デマン 「浮気がバレただろ?お前!」
帽子 「 … !」
デマン 「一晩中 酒飲みまくって、他の女の尻揉むのは良かっただろうな!」
帽子 「 (驚いた表情でデマンを見て) どうしてご存じなんですか?」
デマン 「どうしてわかっただと?首からぶら下げたお飾りをちょっとは使って通えよ、こいつ!」
帽子 「いつも推理小説に挟んで買わせるとはお上手ですね。」
デマン 「お金儲けもうまくできない子供がナイトクラブとは …」
帽子 「 (目を丸くする) いや … どうしてそれを?」
デマン 「水好きなのか? リバーサイドホテルのナイトクラブ?」
帽子 「ウァ! 社長、今見ると完全に鬼だね!ひょっとして昨日あそこにいらっしゃいましたか?」
デマン、ゆったりと微笑を浮かべてタバコに火を付ける。
先ほど帽子が与えたライターに ‘リバーサイドホテル ナイトクラブ’と書いている。 S#12 刑事科(昼) 容疑者ソックァンを取調するジュンス。
ノ刑事は椅子に座って、取調過程を満足げに見守る。 デマンはその周囲をソワソワして割り込む隙を狙っている。 (抄略) デマン 「(ソックァンの携帯電話を持って)通話リストを見れば不在中に電話が3回来ているんですけど。
全部 12時30分から 1時30分の間に来るんです。銭湯に行ってて受けられなかったり、 火を放つのに現を抜かして受けなかったという話ですが … さっきの着信音お聞きになったでしょう?もし、この人が本当に放火をしでかしたのなら、 どうして携帯電話の電源切るとかバイブにしておかなかったんでしょうか? 火を放つのは何の自慢にもならないんだから、あちこちに知らせる必要ありますか?」 ノ刑事、言い返す価値もないというように目をつぶってじっといる。
デマン 「それに、警察が現場に到着するまで十分な時間があったはずなのに…
なぜ逃げなかったんでしょうか? どうして? (皮肉る口ぶりで) 靴が脱げるのが心配で、とか?」 ノ刑事 「自暴自棄の心情だったんだろう。
もう元に戻すことができる限度を超えてしまったから …女も、家も…」 デマン 「ソックァンの顔を見て)アァ〜。自暴自棄になった人の顔というのは、まさしくこんな顔なんですね。」
ノ刑事、咳払いを一つ飛ばしてソックァンの顔を真剣に眺める。 ソックァンの顔には、口惜しいという気配がありありと見える。 他の言い方をすれば堂々ともいえるほどに…。 彼の犯人説に頑固であったノ刑事の顔にも苦悩の光が立ちこめる。 S#53 ソ班長事務室(昼) ノ刑事 「アイツ…刑事で飯食って10年目の奴が…あんな単純で無邪気な証拠を残したと?」
ソ班長 「被害者の膣の中にイ刑事の精液が出ました。自宅から殺害道具も出たんですよ … これ以上必要なことがないくらいに決定的な証拠です。」 ノ刑事 「間違いなく誰かによって操作されたものだと思うね。そのくらい証拠は誰でも簡単に…」
ソ班長 「(言葉を切って)精液ですよ。何をどのように操作したって言うんですか?
だれが見ても明白な事件です。」 ノ刑事 「お前 … 刑事生活無駄にしやがって!」
ソ班長 「(びっくり) それでも先輩よりは上手にしたから、この席にいるってことじゃないですか?」
ということで。
マクドンイシナリオ公募第8回受賞作品、で検索していたら引っ掛かりました(笑)
あくまでも、公募作に出品した当時の原文の抜粋ということですから、
雰囲気だけを楽しんでいただければ良いかな〜と思い、ご紹介しました。
ただ…翻訳機で意味不明な箇所で、オイラがひねり出した部分もありますので…
雰囲気をぶち壊してる箇所はあると思います。お許しを!
たとえば…
S#1 風呂(夜)の最後、
デマン (冷ややかに)「 お前…。パパがケーブルテレビ見るなって言ったよな!」は、
原文が「너 아빠가 유선 보지 말랬지!」、
翻訳機だと「お前パパが有線しないと言ったの!」になるんですが…
なにせ息子ゴヌが、子作りの時に女が男の背中に傷をつける、と知っているそうなので…(笑)
コイツいかがわしい動画を有線で見たな、とオイラが思ったので、このようにしてみました(爆)
おそらく、母ミオクに爪立てられた痕跡がなかったのでしょう…父デマンの背中に。
このシーンが映像化されるならば、傷一つない背神の背中が拝めそうですね…。
…って!!!プッ!!!!ゴヌの歳なんぼ設定なの?!?!(爆)
でも白状しますが、最初「유선 보…」は「のぞき見」かと思いました…^^;
「お前!のぞき見するなと言っただろ!」…これじゃあまりに問題多いでしょう???(滝汗)
とにかく。
この脚本を忠実にするなら…サンウの口から結構激しめな言葉が飛び出しそうですな(笑)
なにせ、尻揉むもんね…帽子男。プッ!
なんだかガッツリ男ワールド映画な感じですなぁ〜〜〜♪
オイラ、再三言っているように男映画好きなもんですから…。
このシナリオ抜粋見る限り…
デマンさん、かなりウザそうなんですけども^^;;;
「アァ〜。自暴自棄になった人の顔というのは、まさしくこんな顔なんですね。」とか…
なんだかもう、↑と言ってるサンウの表情が目に浮かぶようです(笑)
そして、ご存じでしょう?オイラがめんどくさい男が好きなこと。
どうも、デマンさん、かなりオイラの好物臭いです〜〜っ^^ ウフッ。
早く観たい〜!
早く撮影入って〜!
ちなみに…昨日『俳優は俳優だ』というキム・ギドクがらみの映画を観たんですが、
ミオク役のソ・ヨンヒさんが登場しましたよ。
もう顔見ればわかるようになりました、ソ・ヨンヒさん^^
ミオクのようなガサツな妻の雰囲気はまるでない役どころでしたけどね、『俳優は俳優だ』の中では^^
チーム『探偵』の皆様、ファイティンなさってください♪
↓この先は、まるでサンウとは関係ない話です(笑) マクドンイシナリオ公募大賞って…
ハン・ソッキュ氏が映画界の新たな才能開拓のために主催しているんですってね!
今さら知って今感嘆しております。
ソン・ガンホ氏とソル・ギョング氏が経験の浅い新人監督の作品に出演する機会が多いのも、
映画界の新しい才能に光を当てるため意図的に選択している、というのは有名な話ですが。
改めてハン・ソッキュの出演作の監督ラインナップを見たら…
ほぼ出演作は新人監督作品と言っても過言じゃないですねぇ。自分がベテランになってからも。
というか…逆に…ハン・ソッキュで新人時代に映画撮った監督って、当たり監督多いなぁ〜〜〜〜ッ!
『シュリ』、『ブラザーフット』のカン・ジェギュ監督も長編1作目『銀杏のベッド』でハン・ソッキュ主演。
いわずもがなのホ・ジノ監督は1作品目が『八月のクリスマス』。
『ファン・ジニ(黄真伊)』、『GABI ガビ−国境の愛−』のチャン・ユニョン監督も2作目が『カル』。
『春香秘伝房子伝』、『情愛中毒』のキム・デウ監督も1作目が 『恋の罠−淫乱書生−』。
『セブンデイズ』、『サスペクト 哀しき容疑者』のウォン・シニョン監督も2作目が『殴打誘発者たち』。
そしてオイラお待ちかね(?)の『尚衣院(サンウィウォン)』はイ・ウォンソク監督の2作目。
ここまで列挙すると…
ハン・ソッキュを新人監督時代の1,2作あたりで主演で迎えられるかどうかが監督生命の分かれ目かも?(笑)
おそらく、センスある監督を見つけるセンスがあるんでしょうね…ハン・ソッキュ氏が。
オイラ、正直…ハン・ソッキュ氏のインテリジェンスが隠し切れないところが苦手なんですけどもね…(爆)
今後はちょいと違う目線から、ハン・ソッキュ氏が組むことにした監督を注目してみようと思います^^
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