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からの続き。
【翌日、王宮】
ホン・ジュウォンとカン・イヌがプマ揀擇のために王宮へ。 【ジョンミョン公主 居所】 チェ尚宮 「聞きましたか!今、プマ候補が入宮したそうですよ!」 ジョンミョン 「・・・」 チェ尚宮 「私が行って様子を見てきましょうか?」 ジョンミョン 「・・・チェ尚宮・・・私は、不吉な子なんだって」 チェ尚宮 「えっ?」 ジョンミョン 「私が・・・。チェ尚宮・・・」 チェ尚宮 「え?何を仰ってるんですか!」 泣くジョンミョン。 【プマ揀擇(公主の婿オーディション)会場】 緊張するジュウォンとイヌ。そんな様子を微笑ましく見るインモク。 イヌはド緊張しているジュウォンを見て微笑む余裕あり。 中宮(光海妃) 「揀擇(カンテク)をお始めください、大妃様」
インモク 「少し待て。まだ府院君が到着していない。王室の揀擇には外戚の参加が規則だ。
まもなくいらっしゃるだろうから、茶でも飲んでゆっくりしよう」 微笑みをたたえ優雅に茶をすするインモク。 中宮(光海妃)は、ジュウォンとイヌが茶を飲んだことを確認してから、茶に口をつける。 【ジョンミョン公主 居所】 気が気ではなく、ウロウロと歩き回るジョンミョン。 その時、突然照りつけた太陽の日差しに、目が眩み・・・ ジョンミョン 「熱い・・・とても・・・熱い」 チェ尚宮 「公主様!!」 次の瞬間、ジョンミョンに妙な胸騒ぎが走る。 ジョンミョン 「ヨンチャン?ウィや!!!」 その頃、ヨンチャンは、内人たちと目隠し鬼ごっこで遊んでいた。
内人 「大君様〜こちらですよ〜」 ヨンチャン 「ハハっ♪どこだ?アハハ♪」 【プマ揀擇(公主の婿オーディション)会場】 内人 「府院君が到着なさいました」 キム・ジェナムとインモクの兄たちが到着する。
インモク 「いらっしゃい、父上。お兄様。」 府院君キム・ジェナム 「大妃様^^」 いつになくにこやかな表情の府院君キム・ジェナムとインモク。
インモク 「こちらにお座りください。子供たちもお待ちかねですよ」 孫娘(ジョンミョン公主)のプマ候補ににこやかな視線を向けるキム・ジェナム。 ジュウォンとイヌは緊張がちに会釈。 にこやかなまま席に着こうとしたキム・ジェナムの背後から、 ユ・ヒブンが兵を連れて乗り込んでくる。
インモク 「何事だ!」
ユ・ヒブン 「申し訳ございませんが、今日の揀擇(カンテク)はできそうにありません、大妃様」 一同が驚愕する中、 ユ・ヒブン 「府院キム・ジェナムと子息たちを捕縛しろ!」 兵士たち 「はい!」 インモク 「なんだと!」 ジェナム 「一体どういうことだ!」 ユ・ヒブン 「こやつらはすべて、逆謀を企てた逆賊だ!」 インモク 「!!!!!」 ジェナム 「一体何の話だ!私が逆賊とは!」 引きずられていくキム・ジェナム。
ひたすらニンマリが止まらないユ・ヒブン。
ジェナム 「大妃様!!!大妃様!!!」 インモク 「父上―--っ!!!お兄様----っ!!!」 泣き叫ぶインモク。 ジュウォンとイヌはただぼう然とその様子を眺めるしかなかった。 ヨンチャンを探して走るジョンミョン。あとに続くチェ尚宮、内人たち。 ジョンミョン 「ウィや・・・ウィや・・・」 ヨンチャン 「なぜ急に静かになったのだ?オム尚宮!どこだ?」 バタバタとヨンチャンの周りを取り囲む足音。 ヨンチャンが目隠しを外すと、目の前に・・・不気味なイ・イチョム。 イチョムはニンマリ。 不安な顔で後ずさりするヨンチャン。
ヨンチャンの周りは、鬼ごっこの相手だった内人ではなく、武装した兵士に取り囲まれていた。 オム尚宮 「大君様・・・」 兵士がオム尚宮の行く手を槍で阻む。
到着したジョンミョンの目の前で・・・
イ・イチョム 「連れて行け!」 両脇を抱えられ、引っ張られて連行されるところだった。
ジョンミョン 「大君!!!」 ヨンチャンに向かって駆け出すジョンミョン。
ジョンミョン 「ウィや―――っ!」
ヨンチャン 「姉上――――っ!!!」 兵士の腕からヨンチャンを取り返したジョンミョンは、ヨンチャンを守ろうと抱きしめる。 ジョンミョン 「何をするのだ!なぜ大君にこんなマネを!!!」 と、イチョムに絶叫。 イチョム 「要務です。公主様、大君がとんでもない悪さをしたんですよ〜」 ジョンミョン 「なにっ?」 イチョム 「連れて行け!」 兵士たちに乱暴に連れて行かれるヨンチャン。 引き剥がされたジョンミョンはヨンチャンを引き戻そうとするが、兵士たちがそれを阻む。 ジョンミョン 「ダメだ!その子を連れて行くな!どけ!大君を放せーーーっ!」 ヨンチャン 「姉上―――っ!」 ジョンミョン 「ダメーーっ!ウィやーーーっ!ウィーーー!」 騒然とする王宮。
梧里(オリ)イ・ウォニク、鰲城(オソン)イ・ハンボクも駆けつける。
ぼう然と立ち尽くす漢陰(ハヌム)イ・ドッキョン。 イ・ウォニク 「漢陰(ハヌム)・・・」 イ・ドッキョン 「これですべてではないでしょう、大監・・・」 今後を思い不安に駆られるイ・ハンボクとイ・ウォニク。 【インモク大妃 居所】 ヨンチャンに会いに行こうとするインモクは、居所の周りを兵に囲まれ、身動きが取れない。 インモク 「どけ!!!大君に会いに行くのだ!私の子に会わせろ!」 兵士が槍で行く手を塞ぐ。 インモク 「お前たちーーっ!私の父が罪を着せられたのに!私の息子ヨンチャンが捕らえられたのに!! 誰が自分の子に会うのにこんな仕打ちを受けなければならぬのだーーーっ!!!」 内人たちが嗚咽。 インモク 「主上に会わねば。私が直接、主上に私の息子の無実を訴えねば!」 監察尚宮 「大妃様はそこから1歩たりとも外に出ることはなりません!!!」
チョン尚宮 「監察(カムチャル)尚宮???」
形式的に笑顔でお辞儀をした監察尚宮。
監察尚宮 「あの女、あれ、それからあの女!連行しろ!」 と、インモク付きの女官3人を捕らえる。 ぼう然とするインモク。 チョン尚宮 「なんのつもりだ!」 監察尚宮は無言のまま、風呂敷包みをインモクの足元に投げつける。 中から、呪いの札、骨、髪の毛など呪詛に使われる道具が散乱する。 身じろぐインモク。
チョン尚宮 「これは・・・」 監察尚宮 「先王の最初の王妃であられたウィイン王妃陵(墓)で見つかった呪詛道具です。 大妃様付きの内人たちが埋めた物だという嫌疑がかかっています。 先王の死はウィイン王妃の呪いを利用したものだということです」 インモク 「なんだと?」 監察尚宮 「ですから!事件の捜査が進むまでは、大妃様といえども、 国法に従い居所から出ることはなりません」
チョン尚宮 「監察尚宮!」 インモクは息子の危機にも関わらず、身動きさえ出来ない状況に追い込まれ、怒りとショックで倒れる。 インモク 「私をこのような形で手足まで縛るというのか!! 私の息子を生かすことができないようするために!!!」 と、絶叫。 【便殿】
険しい表情の光海。 イチョムはドッキョンを見る。そのドッキョンはただならぬ形相。 便殿に集まった重臣たちはそれぞれに事の重大性に緊張の面持ち。 おもむろにイ・イチョムが一通の書を取り出す。
イ・イチョム 「これはまさに、慶尚道(キョンサンド)ムンギョンで銀商襲撃した首謀者、 パク・スンの庶子パク・ウンソの告変書(供述書)です」 イチョムは封を開けて、告変書を読み上げる。
イチョム 「癸丑(ケチュク)年某月某日、パク・スンの庶子パク・ウンソと西人の庶子7名は、逆謀を企てた」 驚くドッキョン。顔を強ばらせる光海。 (回想 ムンギョン銀商襲撃事件首謀者の牢獄) イチョム 「こういうことには大義名分がなくては、な。 逆謀を起こすために、銀商を襲った・・・軍資金を集めて…兵を起こそうとした、ということだろう?」
ムンギョン銀商襲撃事件の首謀者パク・ウンソは、イチョムの威圧的な話を否定する術がなく、うつむく。 イチョム 「これは・・・府院君キム・ジェナムが持ちかけた・・・」 イチョムの言葉が、そのままパク・ウンソの供述として記録されていく。 へ続く。
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