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音楽と登山と歴史の好きな人大集合!!

作曲家

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このところ多忙で皆様へのコメントもおろそかになっていますが、1ヶ月半ぶりの記事になってしまいました。

モーツァルトは私の最も敬愛する作曲家であり、その彼の最高傑作といわれている「魔笛」は全オペラ中私の最も好きなもので、既に2枚のLDや4枚のハイライト版CDを愛聴していますが、今回新たに1枚の名盤が加わりました。
今回入手したものは、先般記事にした「DVDオペラ・コレクション」シリーズ第3巻として発売されたジェームス・レヴァイン指揮/ウィーン・フィルの1982年ザルツブルグ音楽祭でのライヴです。
1991年に同指揮者がメトロポリタン歌劇場で指揮したライヴとは歌手も演出も違い、指揮者自らがチェレスタを演奏したり、後半にパパゲーノが指揮者レヴァインとやり取りする場面などもあり、また違った味わいを得ることができます。
メルヘンチックな内容の「魔笛」は、1幕と2幕で善玉と悪玉が入れ替わった感があり、悪玉の夜の女王に天使のような三人の童子の案内人がいたり、聖僧のザラストロにモノスタートスという悪人の部下がいたり、そのあらすじは首を傾げるところもありますが、このオペラの最大の魅力は何といってもあらゆる場面に登場する天才モーツァルトの美しい透明な音楽だといえるでしょう。
この作品は天才モーツァルトの集大成といっても過言ではありません。
なお、このオペラの中には、シューベルトの「野ばら」や「菩提樹」を連想させるメロディがほんの一瞬感じ取られる場面がありますが、シューベルトもここからインスピレーションを得たのかも知れません。
モーツァルトがもう少し長生きしていれば素晴らしい作品をまだまだ沢山残したであろうと思うと、余りにも短か過ぎた生涯は何とも残念でなりません。

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今年はハイドン (1732年3月31日〜1809年5月31日)の没後200年祭で、明日が命日ですがあまり盛りあがりませんね。
彼は交響曲や弦楽四重奏曲に沢山の作品を残しているにもかかわらず、同時代に活躍したモーツアルトとベートーヴェンの陰に隠れ不当に評価されていますが、もっと評価されてもよい作曲家の一人ではないでしょうか。

その彼の妻が「音楽史上の三大悪妻」、それも三人の中で最もひどい大悪妻だったのをご存知でしょうか。
彼の妻マリアは、「ハイドンの人生最大の失敗は結婚だった」といわせるほどのひどい女性だったようです。
無教養で夫の仕事には全く理解がなく、浪費家のうえに大変なやきもち焼きで怒りっぽく、喧嘩をしたときなどには、ハイドンが書いた楽譜をケーキの台紙にしたり、料理の包み紙に使ったりとそれはひどい仕打ちだったそうで、彼の音楽家としての仕事に邪魔をやいたようです。

当時の音楽家はカツラを被るのがおしゃれの一つでしたが、ハイドンはカツラ屋に出入するうちにその店の二人娘の妹の方に心を寄せるようになり結婚を考えますが、どういうわけか彼女に失恋してしまいました。
落ち込んでいるハイドンに、マリアの親が「それなら姉の方を」と、28歳のハイドンに3歳年上のマリアを押し付けたことが不幸な結婚生活の始まりでした。
二人娘の一人に失恋し、できの悪い残りの娘と結婚させられたという点はモーツアルトと酷似していますね。

このようなひどい生活が続いたにもかかわらず、この悪妻が多額の借金を残して71歳で亡くなるまで、彼は離婚もせず一緒に暮らしているのです。(こっそり浮気はしていたようですが・・・)
人間が出来ていたのか、相当な忍耐力があったのか、本当に感心しますね。

残りの二人の悪妻は皆さんよくご存知のモーツアルトの妻コンスタンツェとチャイコフスキーの妻ミリューコヴァですが、これについてはまたの機会に・・・

入学式とワーグナー

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4月はあちこちで入学式が行われていますが、私の街にある某大学の入学式には毎年ワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲が演奏されています。
これは新入生を歓迎する意味で、開式に先立って在学生による管弦楽団の生演奏で行われているものです。
約10分間の演奏中、新入生や保護者たちは緊張の中にもこの曲に陶酔し、開式前の雰囲気に浸っている様子がうかがえます。
いつ頃からこの曲を演奏するようになったのか、誰が考え出したかはわかりませんが、この曲ほど開式前の雰囲気をかもし出すのに効果的な曲はないのではないでしょうか。

なぜこの曲が入学式に効果的なのでしょうか?
一般的によくいわれる「右脳を刺激する音楽」の、「元気のでる曲」「勇気・活力の湧く曲」「やる気を起こさせる曲」の中にはワーグナーの曲が多く含まれています。
これらのことから考えると、これは過酷な受験地獄を潜り抜けてようやく希望の大学に合格し、ホッとして気の緩んでいる新入生の心を奮い立たせ、再度勉学に対してやる気を起こさせるためではないかと私なりに勝手に想像しています。

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最近、公私とも多忙でブログまで手がまわりませんでしたが、久しぶりに記事を投稿します。


「もし、あなたが一年間、無人島へ行くとしたら音楽は何を持っていきますか?」 と 「クラシック音楽の中で最高、最重要だと思う曲は何でしょうか?」 というアンケートを、以前クラシック音楽誌が読者向けに行ったとき、いずれも「バッハのマタイ受難曲」が第一位になったそうです。 
「受難曲」とは、キリストの十字架上の物語を描いたもので、語り手をつとめる福音史家や独唱者と合唱、オーケストラによって演奏される劇音楽のことです。
全体は2部78曲からなり、全曲演奏には3時間を要する超大作で、第1部35曲はイエスの受難予告から逮捕まで、第2部43曲はイエスの処刑から埋葬までが描かれています。
バッハ44歳の油ののりきった頃に約3年を費やして完成し、1729年4月15日(金曜日)にライプチッヒのトーマス教会で初演されましたが、1750年のバッハの死後長い間忘れ去られていました。
これを復活演奏したのはメンデルスゾーンでした。
メンデルスゾーンは14歳のときのクリスマスの日に、バッハの「マタイ受難曲」の総譜の写を祖母からプレゼントされました。
そのスコアを手にしたメンデルスゾーンはすぐにその偉大さに気付き、関係者を説得して1829年(初演から100年後)に復活演奏にこぎつけたのです。
演奏会は大成功をおさめ、人々は眠っていたバッハの大傑作を掘り起こしたのでした。
メンデルスゾーンは作曲家として功績を残していますが、バッハ復興のきっかけをつくりだしたことについても音楽史上における大功績ではないでしょうか。
 
以前、私の街の小さな教会でCDコンサート(同好会のようなもの)を毎月開催していることを紹介しましたが、3月は私が当番だったので、「マタイ受難曲」のCD(抜粋)を鑑賞しました。
初心者の方もおられたので、この大作は少し敷居が高かったかもしれませんが、終了後、「マタイへの道が開かれたようだ」などの反応もあり、バッハの偉大さを少しでも認識されたと思っています。
「マタイ」はクリスチャンでない私でも聴くたびに深い感動を与えてくれ、バッハの偉大さを再認識させてくれます。

愛聴盤(DVD)
 ペーター・シュライアー(テノール) 〔福音史家〕
 エルンスト・ゲロルド・シュラム(バス) 〔イエス〕
 ジークムント・ニムスゲルン(バス) 〔ユダ、ペテロ、大祭司、ピラト〕
 ヘレン・ドナート(ソプラノ)
 ユリア・ハマリ(アルト)
 ホルスト・R.ラウベンタール(テノール)
 ヴァルター・ベリー(バス)

 ミュンヘン・バッハ管弦楽団・合唱団
 カール・リヒター(指揮)                   (制作:1971年5月 ミュンヘン)

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第3交響曲と名がついていますが、彼の5曲の交響曲のうち最後に完成されたものです。
着想は作曲から遡ること13年前の20歳のときで、16世紀中頃に悲劇的な生涯を送ったスコットランド女王メアリ・スチュアートの居城ホリルード城を訪れたときにインスピレーションを得たものです。

彼はそのときの印象を手紙の中で次のように綴っています。
「今日の夕方、ホリルードの古城に行きました。かつてメアリ女王が住み、恋をした場所です。メアリがスコットランド女王として冠を戴いた礼拝堂は、今は屋根もなく、草やカズラが生い茂ってすべて崩壊し、見る影もありません。私はこの古い礼拝堂の中で交響曲の冒頭を思いつきました。」

この曲を聴いていると、美貌と才芸に恵まれながら宗教がらみの政争に巻き込まれ、波乱の生涯を送ったメアリを思い出さずにはおれません。
メアリはジェームス5世の3子として生まれましたが、生後6日で父を失い、長男と次男も早世していたため王位を継承。
5歳のときには政略結婚でフランス皇太子妃となりますが、18歳で夫と死別。
23歳のときスコットランド貴族ダーンリー卿と再婚しますが、凶暴な夫に愛想をつかし、彼女の秘書官リジオを寵愛しはじめますが、夫の陰謀でリジオはメアリの目前で殺害されてしまいます。
しかし今度はその夫が何者かに殺害されます。メアリはボズウェル伯爵と夫殺害共謀の容疑をかけられますが、その3ヵ月後こともあろうにその伯爵と結婚します。
反乱貴族たちはこの事件を利用してメアリの王位を剥奪したうえ孤島の城に監禁しますが、メアリは城から脱出し、従姉妹のエリザベス女王を頼ってイングランドに亡命します。
しかし、エリザベスともうまく行かず、夫殺しの罪で19年間も獄中に監禁されてしまいます。
彼女は何度も脱獄を試みますが失敗し、最後には断頭の刑に処せられてしまうのです。

メンデルスゾーンのいちばん好きな交響曲ですが、私の愛聴盤はクレンペラーの2種に限られています。
クレンペラーは私の好きな指揮者の一人ですが、この「スコットランド交響曲」は、遅めのテンポの中に叙情的なものを陰影深く描き出し、淋しさや情熱的なものを最大限にひき出した名演で、彼の最高演奏の一つだと思っています。

 クレンペラー/フィルハーモニア(1960年)
 クレンペラー/バイエルン放送交(1966年ライヴ)

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