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暑い日日となりました。
お体を大切にお過ごしくださいませ。
先週、小用で検見川へ行きましたとき、遠方に建物を見つけました。
なんともさびしそうな建物が、草ぼうぼうの中で、ひっそりとたたずんでいました。
ココが、
大正15年に日本で初めて短波による標準電波を発信開局した建物。
旧逓信省東京無線局検見川送信所。
東京中央郵便局を設計した逓信省技師の吉田鉄郎氏が、設計したそうです。
吉田鉄郎氏の建築は表現主義の建築として今日も高く評価をされている。
昭和5年、ロンドン軍縮条約締結で、濱口内閣が、アメリカとイギリスへ向けて送信した。
アメリカ大統領やイギリス首相の演説も受信、ラジオで放送した起点場所。
本館出入り口
太平洋戦争中は、南方の占領地との通信処点だったそうです。
昭和11年(1936年)ベルリンオリンピックで「前畑がんばれ」の
実況中継を全国中継したのもこの送信所。
昭和31年(1956年)南極観測が再開されると観測船「宗谷」、「昭和基地」との交信基地でもあった。
1979年(昭和54年)に施設を廃止、茨城県名崎送信所に移管されている。
建物は本館のみが残っていて、敷地も含めて千葉市が中学校用地として所有していたものが、
2008年(平成20年)3月 - 敷地内の土地を学校用から宅地用に計画変更。
6月30日 DOCOMOMO選定126番となるっている。
建物は取り壊される方針であったが、
2007年(平成19年)8月に発足した「検見川送信所を守る会」が中心となって
保存運動を展開した結果、
市は当初の方針を見直しその歴史的価値の再検証と今後の処置を検討中。ですが、
2009年(平成21年)3月24日、重機によって侵入防止用の鉄板などが破壊されているのが見つかる。
古い建物を大切にするヨーロッパのように、残しておいてほしいな〜と
当時の人々の出入りが見えるようで、
白日の下へ返して保存しておきたいと、何回も振り返りながら感じました。
皆様もお元気でよい日でありますように。
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