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上場小売業の2011年度決算が日経より公表された。
10年度と比較可能な対象52社の内、83%が営業増益となり、
東日本震災後の特需や値引き抑制で4割がリーマンショック前の利益を越えた。
その中での基本指標からいくつかの点について企業をピックアップして見た。 1)売上高伸び率
スーパーの増収企業は10年度より多く、42社の内32社がプラスだった。
1、大黒天物産 −売上昨比11.4%、経常利益昨比10.2%
2、ベルク −売上昨比11.0%、経常利益昨比23.3%
2)営業利益率 上位にはコンビニ大手各社がランクインしたが、その中でスーパー上記2社は
6、大黒天物産 −営業利益率5.2%(前年比0.0%)
7、ベルク −営業利益率5.0%(前年比0.5%)
いずれもスーパー平均値の2倍程の実績を上げている。
3)売上高販管費比率 比較可能な52社の中で、29社は節電や人件費など経費削減を達成したが、
上記2社は
2、 大黒天物産 −販管費率 17.4%(前年比0.2%)
14、ベルク −販管費率21.7%(前年比▲0.5%)
・大黒物産は中国地方が地盤のディスカウントストアですが、 前年は10店の新規出店で売上を伸ばし、
低価格の中でもPB商品で高い値入率とアイテムを絞り込んで作業の軽減を図るなど、
販売経費率は圧倒的に低い。
惣菜においては、弁当や寿司はインストア製造をしており、
又冷惣菜はインストアパックするなど、低価格と値入アップに取り組んでいる。
・ベルクは関東中心のスーパーマーケットで、450坪標準化スタイルの店づくりで 震災後の売上を伸ばし、コストを削減した。
販管費は21.7%と低いレベルで営業利益を伸ばしている点は、独自スタイルを構築している。
惣菜の売場と作業場はほぼ標準化されており、作業効率を上げていることや
人時管理も日別に売上と作業計画を立て管理されている点で精度を上げている。
2社共にスーパーのシステム産業の代表と言えるモデルを構築している。
又、先週の日経MJにスーパーの対照的な記事が出ていた。 1、関西地盤のスーパー、イズミヤは新店「ディリーカナート店」で
・情報発信を強化する実演コーナーを広く取った。
・半調理品や調理済の商品を1カ所に集め、部門を越えたコーナー展開を実施。
・惣菜では24時閉店の中で、PM8〜9時まで調理を続け、売場に展開する。
出足は好調で特に夜帯の売上が高く、今後のモデルケースにしたい模様。
2、愛知県地盤のスーパー、ヤマナカは4月中旬からテスト店でEDLPを実施。 チラシなどの販促コスト削減や従業員の部門を越えた横断的作業体制の実施など、
運営コストを押さえた店舗を展開し、今後のモデルにしたいと言う。
食品スーパーの歴史の中で、バブルがはじけた90年代以降に ・商品の素材や品質にこだわったハイグレードな店づくり、
・低価格を武器に毎日の安さを訴えた店づくり、
をその時代にモデルケースとして出店して来たが、
現在も自社のブランドとして営業している店舗は少ないのが実態ではないでしょうか。
スーパーは限られた立地商圏の中で営業し、成り立っているドメスティック産業です。 商圏内の消費者は時代の変化と共に、消費行動に変化はあったとしても
平常は節約をしながら食卓を用意し、ハレの日やこだわりの日にはご馳走で飾る食生活は
日本人の一般的なスタイルだと思います。
こうした消費者に対し、スーパーは日々の食生活を預かっている産業ですから
その店がスタイルをころころと変えることは消費者から見れば大変迷惑です。
現在のスーパーには商品、品揃え、売場において、まだまだやることは沢山あります。
それを追求して行くことがスーパーに求められていることだと痛感しています。
今週の1品 * スーパーのお惣菜、弁当、寿司
その他、興味のある方は: http://www.asahi-kikaku.net |
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2012/5/13(日) 午前 11:05 [ 動画はコチラ ]